FC2ブログ

CD専用DAC制作  運用編

かくしてCD専用を謳ったDACは完成し音を出し始めました
初見では極々普通の音でした、EMT-981を超えているなんて到底言えない

・・・この辺りが私が自分らしいところで、いくら大枚を叩いて膨大な時間を投じて導入したのもであっても初見からフラットに評価します  自分のやった事であっても無垢な信用はしませんし、自分の過去に忖度もしません。
頑張って買ったんだからいい音であって欲しいなんて、ぬか喜びはなんの意味もありません・・・

早速本来の計画に沿って次の手を打ちました
当初の予定通りの成果を得られたと思います、この時点でEMT-981(OUTPUTトランス付)の音を明確に凌駕出来たと思いました



<しかし、この後に重大な変化がありました>
外部クロックの挿入による音の刻みの深さの変化でした

DACの購入の条件としてマスタークロック・ジェネレーターも同時に使って頂くことになりました
おかげさまでクロックも数種類揃えて、各社製品毎の音の変化を確認することもできました

_DSF086_29150532.jpg


初期ロットを3台制作しました
お越し頂いた方に音を聞いて頂くとたちまち完売してしまいました、自分で使う分もありません慌ててもう4台分の部品を集めましたが
最後の1台分はヴィンテージの部品が全て揃いそうもないので未完成で終わりそうです


これは言うまでもありませんが、I/V回路やラインアンプのオペアンプの種類によって
カップリングコンデンサーの内容や容量によって
整流ダイオードの種類によって
平滑コンデンサーの種類によって音の印象は目まぐるしく変わります

変化要素は膨大にありますので、現在でも鋭意研究中です
良い変化があったら、購入いただいた方にフィードバックして行きたいと思います



さて、こうして完成したDACを持ってかなりの方のお宅でテストさせていただいた際に、一つの決定的に重要な課題に当たりました
今回のDACは我が家ではKlangfilmのシステムで、Kさんのお宅ではWE757システムで、あるいは県外まで遠征してWestrex Londonの大型システムに入れて初期盤LPにも見劣りしない音にしようと磨き上げてきました


ところが、MOMOさん宅のWE594システムで使ったときに「音が合わない」と言う感想を言われたのを機に問題が見え始めたのです

その後、Kさんのご自宅のオリジナルオートグラフや同じくシルバーinオリジナルコーナーヨークでも「音力が強すぎる」と言う感想をいただきました
そこでは前回登場したLHH2000が常用されており、オニと対峙して退治されたのです・・・気持ちいーよね!



冒頭に書きました通り、私は自分の過去に忖度したり間違ったまま自己擁護するのはあり得ないので、感想を受け止め実態の調査に乗り出しました

我が家にはKlangfikmのシステム以外にLowther2系統とWarfedaleのサンドバッフルが稼働状態であります、そこにDACを使ってみました

結論を先に申すと、DACあるなしの音の変化がよく分かりません
ことにLowtherでは、空間にふんわり浮かび上がる楽器や声の「漂う」感じが、キリリとした音像に変わりLowtherらしい天国感が後退するとも言えます。
これがKさんの言われた「音力が強すぎる」と言う印象の裏付けの様です


そこで、妄想ですが考察です
そもそも高精度なDACにしても外部クロックの投入にしてもその意義は、CDの特徴である44kと言うサンプリングによる高域での曖昧さを少しでも正確に音に戻す。ことだと思ってきました
すなわち再生側もしっかりと高域にレスポンスのあるシステムでないと、DACやクロックの恩恵を聞き取りにくいのではないかと仮説付けました


手持ちの部品やトランスを駆使して実験を繰り返しましたが、
オーディオ的な評価で聞くと最も冴えないはずのCDP直出しの音が最も音楽を感じさせてくれました

そこで一計を案じました(本当は3つくらいやってみます、そのうちの1番目)

Lowtherやシルバーに合いそうなCDPを購入しました

_DSF0891_convert_20200129160553.jpg

この時代のプレーヤーはEMTなどに比べてかなり弱っちいのでドイツでメンテナンスしてもらってから輸入しました
物凄いスピードでTOCを読むのでちょっとビックリしました
将来的には人手に渡すことも考えて、レーザーを変えてre-capしてあるので少し使ってから使い方を検討してみようと思います



オーディオ界では、どのアンプがすごいとか、あのスピーカーは良い、特定の機種に何か優劣でもあるかのごときセリフが横行していますが「わかっちゃないねえ!」と思います

あるパーツが、特定のラインの中に入ってどんな振る舞いをするか?が勝負の分かれ道であって
その時々に、音楽的にどの様な価値があるかを評価するのは人間の感性に頼るしかありません

使い手に機械が先んずる事は決してない
忘れない様にしたいと思います










スポンサーサイト



CD専用DACを制作してみよう

世の識者(笑)の言葉を借りれば、もうじき円盤ソフトは姿を消し回転系のオーディオは私たちの目の前から消滅するんだそうな

神はいつの世にも存在するもので、1925年も1947年も1957年も1978年も新しいメディアが産まれる度に旧時代の遺物は消滅するから早く新しい宇宙船に乗ってここを脱出するのだ!と迷える仔羊達を煽り続けてきた

かの故菅野沖彦先生だって晩年こそは文化遺産を保護せよ。と唱えておられたが、若かりし頃「これからはLPの時代が来ると思って、手持ちのSPを全て処分」された経験があり。激しく後悔していることを雑誌「アナログ」の中の手記で告白されていた



このブログでもいくつか書いたようにハイレゾなるフォーマットもかじってみたが、如何にもこうにも新しい録音は長く聞き続けるのが少ないし、名盤のDSD化ファイルなどもいくつか所望してみたり法律が変わる前にリッピングしてあったある種のデータをLINN クライマックスDSで聞いたりしていた

結果   「本当にCDより優れているか?」に明確な答えはなかった
そこでですよ、実際のところCDってなんぼのもんよ?  ってことになって自分自身で納得するまで研究してみることにした、今回はその顛末です



私の家ではもう15年くらい EMT-981と言う骨董品の CDプレーヤを使っとります
これが音がいいのかどうかは知りませんが、他のどちらのCDプレーヤを聞かせて頂いてもこれと入れ替えてまでも・・・と言う気持ちにはならずに今日までズルズルときてしまった

そんな折、最近PHILIPSのLHH2000型を聞かせていただく機会があり、その飄々とした音の風景に心を奪われた
なんのことはなし、EMTよりもっと古い機種

スクリーンショット

もう、腹は決まりましたよ
PHILIPSの初期型スイングアームとTDA1540 または1541のセットで自分の思いの丈をぶつけた物を作ってみようじゃないか

ところが、ご存知の通り私はデジタル回路はカラキシです

まずは無明なりに自分が何を欲しているのか? 書き出してみると

・デジタル入力  AES & S/P-DIF
・アナログ出力   バランス   &   アンバランス
・クロック入力

たったこれだけの要件なのですが、市販の単体DACではどれかが欠けている
もっとも、業務用の物なら古くても新しくてもみんな付いてる
なるほど、考え方が違うんだなと分かる

幸いに数年前に企画物で上記の要件を満たした基盤が、本家PHILIPSの屋号を使える(恐らくはOEMの供給元)会社から出ていたので早速問い合わせたら、まだ入手可能という事   
内容も分からないまま・・・どの道聞いても能力不足で分からない・・・数枚発注した



それから、その基盤に指定された部品を探すのだが、石業界のすざましさを目の当たりにする
オリジナルのPHILIPS TDA1541A-S1なんてみんな偽物じゃん!   一眼見てみんなバッタモンかタイに製造が移った後の物

やっと4つ探した 、 けど、 値段が高くて目眩がした

次はDAIがありません
欧州時代に製造された7220B/Pなんて・・・根性で見つけた

さらにオペアンプですが、ここはモノラル構成なのでI/V変換に2個、ラインアンプに4個で合計6個必要です
全世界に向け、1980年代に作られたオリジナルPHILIPSのチップを探す旅に出る

並行して、ゲルマニウム・ダイオード、電源トランス、ヴィンテージのコンデンサー、同じく古い抵抗、パルス・トランス、適当な大きさで人前に出せる良質なシャーシなども探し回り

ただの気合と、ここまで来ちゃったらもう引き返せないという強迫観念に突き動かされて手当たり次第に買っていたら、この時点で予想していた部品予算を大きく超えてしまった(汗)

やばいなあ
3セットは作れそうだから、自分のを1個残して2個は買っていただければいいなあ・・・と

そのためにはしかし
EMT-981を超えて、明らかに必要とされる音を出さなければいけません


そんなこと出来るんかいな 









沢山のブログが集まるサイト「日本ブログ村」に参加しました。
130以上のオーディオブログが参加しています。ぜひご覧下さい。下のバナーがリンク先です。
にほんブログ村 PC家電ブログ ピュアオーディオへ
にほんブログ村


オフ会のお作法  〜全てのオーディオマニアの最重課題です〜

最初にお断りしておきますが、私はOFF会という呼び方は嫌いです

さて、そうは言ったもののネットの普及によって、マニア間の訪問が年齢や地域を超えて盛んになりました
そこには功罪混じるのは当然のこと
特に、年少の方や訪問に慣れていない人も外へ出るようになり、ほかの御宅へ訪問するに際して気をつけなければならない事がお分かりでない様子も見受けられます

そこで、うるさ型の姑のように煙たがられるかもしれませんが、このところのSNSなどで気になったことを書き留めておきます


第一項 人様の機械を触ってはいけない

昔から、新築の披露などでお呼ばれした時に、柱から床の間から卓袱台の足までとにかくトントン、コツコツ叩く人がいたものです
せっかく真新しい家を建て、自分ですら腫れ物を触るように大事に扱ってきたのに来訪者に所構わず叩かれたのでは(直接やめろとは言えないだけに)家主の気持ちを察するに余り有るものです

もしかしたら、家主しか理解できないようなスーパー精密に、例えばスピーカーの置く場所に関して0.5mm単位で調整してあるかもしれません
あなたにはチンプンカンプンでも家主にとっては、大変な音像の歪と聞こえるかもしれないのです
普段「セッティングが大事」だの「使いこなし」だのとしたり顔で言うのであれば家主が行ったセッティングの努力を無下にするような事をしてはなりません

また、棚の上の真空管やカートリッジを勝手に触ると不注意で落としたり、壊す可能性もあります
もし、販売店であればお金で解決できたとしても個人の家では取り返しのつかない場合もあります
たとえ安いものであっても
「結婚50周年のお祝いに子供や孫たちに買ってもらった」家族の絆を保証できる覚悟があなたに無いならば(できるやつなんか一人もいません)無造作にほかの御宅のオーディオだけでなく全てのものに決して触れてはいけません

DSC00430.jpg
このカートリッジにダメージでもあれば・・・
購入価格の10倍のお金を貰ったところで、取り返しはつかない訳で・・・・



第二項 偉そうに評論家ぶった発言をしてはいけない

第一条

まず、偉そうに音がどうのこうのとご高説のご開陳に及ぶ者が居ますが隣で聞いていますと噴飯ものです
そういう人間はステレオサウンドや仲間内で流行りのワードしかボキャが無いのでみんな同じセリフを吐きます

以前ビックリしたのは

「悪い音で聴いているのだから、本人のためにアドヴァイスしてやっているんだ」と抜かす御仁がいました

我が耳を疑いましたが、そんな心掛けの人間はしばらくして仲間内から排除されました

「お前はバカか、後輩に赤ちゃんが生まれて初めて紹介された際に。鼻の形が悪い、目が気に食わんと”アドヴァイス”するのか?」と怒りましたが理解できなかったようです

以前にも書きましたが
自分の家が圧倒的に高いグレードだと認識している人は、他人の家の音を悪く言いません、その必要がないからです

自分の家の音に不満がある人間だけが他人を悪く言います、それで自己正当化、自己擁護して明日への活力にするためです



第二条

オーディオには沢山のアプローチがありどれにも正解も不正解もありません
仲間内だけでこちょこちょしている分にはどうって事もありませんが、稀に別の流派の人と同席したりお邪魔する事もあります

例えば、私のようにヴィンテージと呼ばれる機械を使う者もいれば最新式こそ最善だと信じている人もいます
自分と違う主張の人と会った時に貴方の本質が問われます

偉そうに自説を述べ始める人間が私はとてつもなく嫌いです、そしてその構造は第一条と全く同じです

意趣変えして間も無くの自分の流儀に自信のない中途半端な人間だけが他流派への攻撃に転じるのです

自分の歩む道に揺るぎない人は他の流儀の人も広く受け入れる度量があるし、上と同じく他を攻撃して貶めて自分の存在を大きく見せる必要がないので、どんな人と会っても堂々としています




第三項  武士は相身互い

少し前になりますが、この地域でオーディオ界では有名な「アンプの神様」と言われる人が共通の知人の紹介で私の家に来られました、私は初対面でした

その異名から怖い人かな?と思っていましたが、あまり喋らない大人しい方でした
3時間ほどアレコレとリクエストして「次の予定があるので」とそそくさと帰って行きました

私の家の音は私が毎日聴いていますので、誰かの感想を聞かなくても分かっているし、上で書いたように評論なんか無用ですから特に会話が弾まなかったのは歓迎すべき事でしたが、最後にちょっとガッカリしたのです

同じ市内に住み、同じ趣味で来られたのだから
帰り際に嘘でも社交辞令でもいいのに


「次は私の家にきてくださいね」と言うそぶりも無く去って行ったからです

私が出した薄っ茶のお返しをしてくれと言っているのではありません
いい歳の大人同士なのですから、一度尋ねたら次は招き返す程度の気持ちが無かったのかと。気持ちの食い逃げですね

こちらとしては、今はどちらの御宅にも仕事以外で行くことがまず無いですから、いかに「アンプの神様」の家と言えども行くつもりは無いのですが、気持ちをお持ちでなかった事にビックリしてしまいました

ご本人にとっても損だと思うんですよ
ここに一人、あの人のアンプはこんな人物を反映した音なんだろうなあと解釈した人間がいるんですから

ただし、我が家の来訪者の統計からすると約三割の人がお返しのお誘いをしないようです(自分調べ)



日本人の心の最高峰です いつ見ても涙を禁じえません
近衛家御用人 垣見様 御検分の段
1958年 大映作品

わけわからない人は、年末も近いし勉強してね
0:15 信頼と安心のWESTREX撮影 抜群の色乗りと音響です



第四項   お前の家じゃねえ


これは、まあどうでもいいんですが自分で思っている事です

私はオーディオマニア宅へお邪魔する時に自分のソフトを持ち込みません
理由は簡単です、LPが傷つくのが嫌だから他の家では針先の状態がわからないのでね

と言うのは、半分本音で半分冗談

再生する音楽がオーディオシステムのスタート地点だと考えるからです
我が家でいうと、1950年以前のレコードとそれ以降の物とはカートリッジやプレーヤーが変わります
47年プレスの〇〇の1枚のレコードを聴くために1ラインのオーディオシステムを準備するわけです

レコードはそのシステムの一部と言うよりは、システムを組む動機であり生みの親でもあります

それを、いきなり持ち込んだCDをかけろ!なんて乱暴狼藉をはたらく輩がいると聞くので本当に卒倒しそうです
そんな人はオーディオが何の為に存在するかの本質を理解していないなからこそ、そんな暴挙ができるんでしょうね

見ず知らずの家に入って いきなり

「これがお前のおっかさんだよ」  と言われたってねえ


まあ、何でもかんでも「べからず」と言うことでも無く何をするにしてもほどほどに、程度の問題でしょうね
お後がよろしいようで







沢山のブログが集まるサイト「日本ブログ村」に参加しました。
130以上のオーディオブログが参加しています。ぜひご覧下さい。下のバナーがリンク先です。
にほんブログ村 PC家電ブログ ピュアオーディオへ
にほんブログ村










オーディオマニアに送る 暖かいお言葉

前回の続きです  

ちっぽけな、しかし偉大なスピーカーを聞いた感想は十人十色でした
それ自体に特に私の想いはありません、どの様に聞こうと各人の自由ですから

しかしその感想の中に一定の法則はありました、人間の感情ですから当然です

ちっぽけなスピーカーを聞いた方の感想と
私がその人の御宅の音を聞いた印象とが見事にリンクしていました

人間は聞きたいものを聞きたいように聞くのです
そして、その人のオーディオからは「その人だけが聞いた」音だけが出ているのです、自分が聞くことのできない音をその人は決して出す事はできません

同じアンプ同じスピーカーを使っても、別の人が使えば出てくる音は異なる
オーディオをやっていてほとんど唯一の不動のセオリーですね


_DSF0507_convert_20190211023108.jpg

予想以上の成果に気を良くして、沢山の”ちっぽけな”スピーカーを買ってしまいました
少々持て余し気味なのですが



一般的に使われるオーディオ界で定説の「耳のいい人」はつまり
細かい音の変化・・・ケーブルだの真空管だの敷物の音の違い・・・を聞き分ける力の事でしょう

その意味では自分なんかオーディオ界の「駄耳代表チームのキャプテン」を自負していますし
私の尊敬する先人偉人で「耳のいい人」は一人もいません


_DSF0506_convert_20190211023135.jpg

エキサイター型が半分以上あるので、まだ音を聞いていないのが多い
何だか本末転倒のような・・・




誰だって初めのうちは「音の迫力」や「鮮度」「低音が凄い」「高音が伸びてる」「ヴァイオリンに艶がある」程度のことしか聞くことができません

長く訓練を続けることで「音楽の姿」を感じることもできるようになる人がいるかも知れません
その辺りが分かるようになってくれば、その家で鳴る音のクオリティは何をせずとも勝手に向上しているのです

ここで残念な事は、全ての人がそこに達する訳では無い  と言う事実です
すると、自分は不遇だとか 運が悪いと思う人が居ても仕方ないのかも知れませんが屈折した考えに至るかも知れません


ある人のオーディオが出す音には耳の良さよりもずっとずっと大切な要因が沢山あって

「センスの悪い人」・・・具体的なことは伏せます

「心の弱い人」・・・自身の無能を棚に上げて、今の自分の家の音を機械のせいにして、何かを変えれば音が良くなると自己弁護=責任転嫁する人のこと
つまり「グレードアップ」する・・・自分が今使っているアンプやスピーカーを完全に動作させぬまま手放す事を恥と思わない人のことです

こうした人は絶対に良い音を出せません、月に変わって私が保証します


sailor-moon-douga.jpg






上記を踏まえて
今日は昔の偉い人の言葉を書き残しておきましょう

第一弾は ルーズベルト大統領夫人の エレノア・ルーズベルト



Great minds discuss concepts,
Average minds discuss events,
Small minds discuss others,
Minute minds only discuss themselves.

偉大な人たちは「コンセプト」=概念=について議論し
凡庸な人たちは「イベント」=現象=について話し合い
狭量な人たちは「他人のこと」=うわさ話しをして
瑣末な人たちは「自分自身」=己のこと=についてのみ口にする

オーディオ的視点で書き直すと

立派なオーディオをなす人は「未来の自分が進むべき道」についてアイディアやグランドデザインを発想し
凡庸なオーディオマニアは「目の前に出ている音をどうチューニング(笑)しようか、次は何を買おうか」話し合い
狭量なマニアは「あいつは音が分かっていないとか、奴は何を買ったらしい」等、うわさ話に花を咲かせ
愚かな人は「自分の機材、部屋は凄い、自分の音はこんなに良い、自分は・・・」と一方的に話して人の話を聞かずに帰る


ろおz

80年も前のアメリカのファーストレディが、こんなにもオーディオに精通していたなんて驚きです!


もう少し分かりやすくする為、先の金言を実際の会社組織に当てはめてみましょう

経営責任者  会社の中長期計画のマネジメントを行う
業務担当者  営業とか設計とかの当事者で、今季の目標を達成する
事務のおばちゃん 電話対応とかお茶だしとか旅費の精算をしながら、社内のゴシップ調査
部署内の厄介者 実力のなさを棚に上げて自分は過小評価されているとか、会社の仕組みが悪いとか責任転嫁する

たくさん居ますよね、全く意味がわからないヤツが

曰く

・オーディオメーカーがミスリードしたから悪い
・それを持ち上げて提灯記事を書く評論家が悪い
・その記事を載せるオーディオ雑誌が悪い
・今のスピーカーは販売店に薦められたから購入した、ネットのレビューも雑誌の推薦でも高評価だった
よって、悪い音がしているけれど自分の責任ではない  オーディオ業界の私は被害者だ!!



そんなに悪い社会構造だと思っているのなら、オーディオなんか止めちまえ

そんな言葉を優しくかけてあげたいと思います 






沢山のブログが集まるサイト「日本ブログ村」に参加しました。
130以上のオーディオブログが参加しています。ぜひご覧下さい。下のバナーがリンク先です。
にほんブログ村 PC家電ブログ ピュアオーディオへ
にほんブログ村





哀しいほど精確な「写し鏡」であるスピーカー

どなたも経験があると思うが、触れた瞬間にこれはヤバイ!と感じる事があるのでは無いだろうか

どんな分野でも良い、人でも物でも音楽でも
電流に撃たれたような・・・と云われる体験についてのお話です



私が人生で最初に打ちのめされたのは、1台の古ぼけたアンプでした
二十歳の頃に使っていたアンプで

Lowther A10-F  PX4プッシュの素晴らしいアンプがありました


Lowther A10F - 1

このアンプに付けたあだ名が 「再生工場」
そうです、ヤクルトの監督をしていた当時の野村監督に付けられたあだ名と一緒です

怪我をしたり、年齢的にピークを過ぎてもうダメだろうと周囲から見られていた選手を、次々と再生して一軍で活躍させ日本一までに上り詰めた「野村再生工場」です

このアンプは
あちこちで「上手くならない」と思われていたスピーカーを預かってきて一週間ほど繋いで鳴らしておくだけで、立ち所にブンブン丸の様に活性化させたと。周囲の人から一目置かれるアンプでした



しかし、このアンプの活躍期間は思ったほど長くは続きませんでした
その理由は思いも寄らないものでした

再生工場で生き返ったスピーカーもオーナーの手元に戻って 一月どころか一週間もしないうちに
物の見事に以前の音に戻ってしまうからです

まだ青二才だった私は、その理由というか「本当の意味」を分かっていなかったのですが

その家の音はご主人の音でしか鳴らない・・・音は人なりってやつですかね

いくら他人の力を借りていい音になったとしても
主人の実力や考え方が変わらない限りスピーカーから出る音が変わることはないんだ

と言う、その後30年以上に渡る私のオーディオにおける信念のような物が形作られた瞬間でした



さて、11月の中頃に30年ぶりかと言うくらい衝撃を受けたコンポーネントに出会いました

それは1950年頃に作られた20cm口径の何の変哲も無いフルレンジ・スピーカーです
あり合わせのラジオグラムの古ぼけた箱に入っていました

箱の大きさは一辺が30cmに満たないキュービックでコロンとしていましたので、そのまま床に放置です

早速 QUADⅡ型パワーに繋いでCDPの中に入れたままのディスクでとりあえず音が出るかのチェックを行いました

若い頃のDFD(ディースカウ)がオイゲン公を歌った大好きな1枚だったせいもあるかもしれません

久々にオーディオの音を聴いてぶっ飛びました     これ、やべー


床に転がっているスピーカーとは全く無関係に、上空1mほどの空間にDFDが浮かび上がってきます
書きませんでしたが、スピーカーは一本だけですからモノラルで聴いています

ピアノの左手が本当にすごいです
WE4181x4本のフロントホーンだってこんな描写は出来ません、きいた事がありません
低弦のユニゾンの2本が別れて聞こえるようです 
肉眼では見えない超絶分解能カメラで映した映像のようだと言って構いません

それから沢山のレコードをかけました
随分と聞き込んだオイローパを部分的には凌駕する表現を発揮しました



いたく調子に乗って来客に(得意げに)聴いてもらいました

一週間ほどで10人弱の方々に聴いて頂きました

その中で、大変にハッキリと、大変に興味深い事柄が分かってきました


長くなりましたので  解決編は次回に

P.S

前回予告した  PX4ppアンプの音ですが・・・
おそらくは片方のアウトトランスの2次側巻線の位相が逆になっていたようです

アンプが完成しても音を聴いて確認なんかしない自分も
それでも、ミリバルに出ないノイズがあったらやだなあと音出しはていたのです

ただし、1台づつ順番に聴いたので2ch間で逆相になっていたなんて夢にも思いませんでした

ラッキーにも今回のオーナーは出来る人で逆相を発見・修正して聴いた感想を送ってくれました


「清潔なのにエゲツない」  でした

モノラル1台で聴いた時と印象は変わらないみたいなので  「じゃあ、いいよね」  と答えました






沢山のブログが集まるサイト「日本ブログ村」に参加しました。
130以上のオーディオブログが参加しています。ぜひご覧下さい。下のバナーがリンク先です。
にほんブログ村 PC家電ブログ ピュアオーディオへ
にほんブログ村