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オーディオマニアに送る温かい言葉 その2  自己顕示欲の強い人ほど何故か人任せ

先日NHK-BSで伊賀の里で陶芸をしている方の番組がありました

この世の全てのクリエイターの共通した悩み・・・自分とは何者で、自分らしさとは何か?・・・について語っていました

若い頃は自分らしさに捉われていて、気を衒った物を作っては何か新しいことをやったつもりになっていた

しかし、歳を重ね
自分を捨てて、捨てて、捨て切った先に、ようやく「自分の形」が見えてきた様に思う



オーディオについて私が40年言い続けてきた事を全て代弁してくださった気がして溜飲を下げる思いでした

結局のところ、「俺の好きな・・・」「俺の理想の・・・」こんな心情の間は然るべき場所には辿り着けないのは森羅万象どの分野でも同じことですね

今日は、人生で最大の邪魔者と思っている「自己顕示欲」の具体的な実態と不利益について書こうと思います

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前回の蓄音器買ったよー!と言う記事を見て連絡を下さいった方がみえました
蓄音器の後ろに写り込んだ物を指して

「ちょっと見ない間に新しい物増えたんじゃない? なんでブログに書かないのよ」

正直、沢山の物が入って来るので一々書いていてはキリが無いってのが本音なのですが、個々の物に対してあまり言及しないのにはもう一つ重要な理由があります




その前に、メーカー勤めをしていた時の昔話を一つ

12月に入ったある日、特定の機種(ペア40万円程のスピーカーで滅多に注文はない)の注文がそれも複数入ってきました
新人の私には理由がわかりませんでしたので、先輩に聞いてみました

オーディオ雑誌の「年間ベストバイ」の号が発売になって、受賞したからだよ

先輩はさも当然と教えてくれましたが私は我が耳を疑いました
オーディオを始めて以来、雑誌の評価を参考にして何かを購入した事がなかったからです
だって、何十万円、時には百万円以上する高額な買い物ですよ

書店の店頭に並んでいて誰でも手にできる様な雑誌の記事を根拠に購入の決定なんかできるわけ無いですよ


「何を買ったら良いのか」自分では分かっていない人の方が多いのかな?と思える現象でした

でも、メーカーや販売店から見るとそう言うお客さんはとてもありがたいんです、発売する時点では既に大量の商品は出来上がっているんで、売り手のマーケティング(誘導)通りに買ってくれる人が一番良いお客さんなんです



そう思って周りを見回してみると
無線と実験誌上であまり有名でなかった真空管を使った製作記事が掲載されると秋葉原から当該真空管が姿を消すんだと聞いた事があります

また、ブログを始めた頃先人は「自分が記事を書いて褒めた品物がヤフオクで高く落札される様になる」と言っていました
決してインフルエンサーでなくともブログで扱った物がよく売れると言うのは本当らしいです
そう気付いてからは、このブログで特定の品物を取り上げる事は減りました




ヴィンテージのオーディオを扱う際には真空管やアンプ、スピーカーなど1個だけ手に入る時が多々あります

やった、やった、いいの買ったんだぜ!
俺凄いでしょ、褒めて、称えて!!!!   ってブログでやるのがこの世で一番愚かな行為なのです


もう1個追加で買えばステレオで楽しめるし、2個セットならいざ売る時には1個だけよりも3倍、4倍の価値があるのに調子に乗ってぶち上げちゃったから、それを欲しがるライバルが増える事で、ブツは無くなるしオークションでの相場値段は上がり2個目を買い難くしてしまいます

自己顕示欲がブーメランとなって自分の首を締めちゃうんですから目も当てられません



先日の蓄音器を記事に揚げたのは40年越しの思いを遂げた後だからで、入手前だったら記事になんかしません
現在、3、4種類くらいのカートリッジを必死になって集めていますがあまり人に言いませんし、ましてやブログに書くなんてとてもとても・・・自殺行為ですからね


世界に目を向けると、まだ日本で価値を見つかっていない、価格も安いから沢山買える、だけどきちんと音を聞けばみんなぶっ飛ぶ部品なんていくらでもあるんです


身銭を切って購入し失敗する事を嫌がるから雑誌に取り上げられない無名(日本だけでね)の商品には見向きもできず
どこかの誰かが、メディアやNETで新しい物を推薦してくれるのを、NETサーフィン=パトロールするしかないんですよね




ドラマ「ドラゴン桜2」で桜木先生が世のオーディオマニアの方々に丁寧に教えてくれていました 現在は放送終了


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誰かに言われた通りに金を払い続ける人生を送るのか?
それとも、自分の生きる道を自分で決め、自分を取り巻く社会を自ら作り変える人になりたいのか?


ラーメン屋の息子とか自称目指せ東大くんが不毛な自己主張するのを聞いて、イライラしながらドラマ見ていたでしょ?

自分の狭い考え=安いプライドや自己顕示欲を捨てて、先達の教えを素直に聞いて努力すれば東大入れそうなのにねえと思いますよね




P.S

先週のオールナイトニッポンでのこと

乃木坂46のメンバーが宮城公演で出してもらった仙台の牛タンのお弁当を「余りに美味しくて」とブログに挙げた結果

東京に帰ってからお取り寄せしようとしたら「売り切れの為、注文停止中」だったそうな

ほらね、言った通りでしょ








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CD再生プロジェクト 顛末・・かな・・途中経過かな

私に限らずブログの内容なんて全て「自称」なんです
これを真に受けて「よーし、これを参考にして我が家も音質向上を」なんて血迷った事を考えてはいけません

今日も今日とて「自称」と「自作自演」の御開陳です


我が家は家電品が壊れない事で言えば、間違いなく「世界一」ギネスブック級の家なんです
今の家を建てる少し前に、爺様からお祝いとして家電一式を買ってもらいました
平成4年のことです。ですから29年ほど前になりましょうか

・洗濯機・・・現役
・乾燥機・・・現役
・エアコン・・・一台は現役 一台は故障して買い替え
・TV・・・地デジ変更に伴い退役(使える状態で交換のこと。以下同)
・ビデオデッキ・・・同上
・冷蔵庫・・・昨年まで現役、電気代節約のために交代して退役
・掃除機・・・ゴミを吸わないと怒ってサイクロン式と交代して退役
・炊飯器・・・うまい米が食いたいと高級機と交代して退役
・コーヒーメーカー・・・味が悪いと激怒してkaritaのお高いヤツと交代して退役
・コーヒーミル・・・現役

これでも一部ですが、20年経った時点で壊れて交換したのはエアコン一台だけでした
それ以降も使おうと思えば使える状態のまま「下取りキャンペーン」なる意味不明な値引きの犠牲にもなって、来るべき明るい明日のために一線を退いて頂きました・・・爺ちゃん、ありがとー(故人)

ちょっと目線を変えてオーディオ機器はどうかって言うと

・蓄音器 36年前に購入(以下同)
・EMT-930 34年前
・DSTなどアナログ関係  30年程前より
・TELEFUNKEN M15 28年前
・EMT-927 25年前
・オイローパ 22年前
・そのアンプ群 22年前くらいから
一番最近買ったのがEQアンプで15年前です

その後、英国のオーディオや蓄音器が多数集まり出して来ましたが、上の機材は一切手放していません
それらは私の個人的な収集品では無いので別の機会に改めてご紹介します

ここで何度も書いている通り「グレードアップ」と言うのは自分の腕の無さを機械のせいにして心の傷を隠す為の「責任転嫁=自傷行為=自慰行為だ」
と言うのが私のオーディオの心情(信条)なので、それに矛盾しないように実践しないと馬鹿にされますからね




さて、長い前置きと家電が壊れ無い自慢はこの辺にして、本題のCDプレーヤについてです
最初に私のプレーヤ歴をさらっておきましょう

・Marantz CD-34 1985年頃購入2年ほど使用
・STUDER A-725  1998年頃購入ひと月未満使用
・EMT-981     1998年購入

長い人生の中で三台だけです
CDの音に満足出来ず、全く期待していなかった証拠ですね
特にSTUDERは期待して導入したのに全くの期待外れでガッカリした記憶があります。今から考えるときちんとメンテナンスして使っていれば違った結果だったかもしれません

その当時はヴィンテージアンプ類のメンテナンスの必要性を強く感じ勉強の最中だったのですが、デジタル回路には不明だったので手が出せず、すぐさまドイツから整備済みのEMTを輸入して溜飲を下げたのです
しかし、EMTの音には文句は無かったとしてもLPを凌駕してメインソースに足ることはなく往年の放送録音のCD盤やPOPSなどを楽しむ為の使用に止まっておりました



スクリーンショット

そんな折、一昨年のことでした
PHILIPS LHH2000
出会っちゃったんですねえ、LPと同じ香りのするプレーヤーに

2000番は勿論お高いんですけど、まあ探せば無いわけじゃ無い
買うことは出来るにしても直ぐには物がない、なのでお借りして自宅で聴いてみました

オーナーさんのオートグラフで聴いたときにはピッタリとハマってぶっ飛んだ音がしたのですが、オイローパには少しキャラクターが合わないかな?という印象がありました

と言うのは、オリジナルの(初期版というだけの意味でなく、比較するCDと同じ音源のLPという意味で)レコードとの比較で見ると、オイローパはLPであっても結構ガッツリ来るのでCD再生にももう少々の現実味が欲しいと感じたのです

そこから新しいCD再生の長い「SAGA=神話時代の冒険物語」が始まったのです

第一弾のDACは
CDM1 Mk-2 と TDA-1541A-S1 の青春ストーリーでした

今回は高倉健と吉永小百合でしょうか?        そんな感じです


続く






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オーディオマニアに送る 暖かいお言葉

前回の続きです  

ちっぽけな、しかし偉大なスピーカーを聞いた感想は十人十色でした
それ自体に特に私の想いはありません、どの様に聞こうと各人の自由ですから

しかしその感想の中に一定の法則はありました、人間の感情ですから当然です

ちっぽけなスピーカーを聞いた方の感想と
私がその人の御宅の音を聞いた印象とが見事にリンクしていました

人間は聞きたいものを聞きたいように聞くのです
そして、その人のオーディオからは「その人だけが聞いた」音だけが出ているのです、自分が聞くことのできない音をその人は決して出す事はできません

同じアンプ同じスピーカーを使っても、別の人が使えば出てくる音は異なる
オーディオをやっていてほとんど唯一の不動のセオリーですね


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予想以上の成果に気を良くして、沢山の”ちっぽけな”スピーカーを買ってしまいました
少々持て余し気味なのですが



一般的に使われるオーディオ界で定説の「耳のいい人」はつまり
細かい音の変化・・・ケーブルだの真空管だの敷物の音の違い・・・を聞き分ける力の事でしょう

その意味では自分なんかオーディオ界の「駄耳代表チームのキャプテン」を自負していますし
私の尊敬する先人偉人で「耳のいい人」は一人もいません


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エキサイター型が半分以上あるので、まだ音を聞いていないのが多い
何だか本末転倒のような・・・




誰だって初めのうちは「音の迫力」や「鮮度」「低音が凄い」「高音が伸びてる」「ヴァイオリンに艶がある」程度のことしか聞くことができません

長く訓練を続けることで「音楽の姿」を感じることもできるようになる人がいるかも知れません
その辺りが分かるようになってくれば、その家で鳴る音のクオリティは何をせずとも勝手に向上しているのです

ここで残念な事は、全ての人がそこに達する訳では無い  と言う事実です
すると、自分は不遇だとか 運が悪いと思う人が居ても仕方ないのかも知れませんが屈折した考えに至るかも知れません


ある人のオーディオが出す音には耳の良さよりもずっとずっと大切な要因が沢山あって

「センスの悪い人」・・・具体的なことは伏せます

「心の弱い人」・・・自身の無能を棚に上げて、今の自分の家の音を機械のせいにして、何かを変えれば音が良くなると自己弁護=責任転嫁する人のこと
つまり「グレードアップ」する・・・自分が今使っているアンプやスピーカーを完全に動作させぬまま手放す事を恥と思わない人のことです

こうした人は絶対に良い音を出せません、月に変わって私が保証します


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上記を踏まえて
今日は昔の偉い人の言葉を書き残しておきましょう

第一弾は ルーズベルト大統領夫人の エレノア・ルーズベルト



Great minds discuss concepts,
Average minds discuss events,
Small minds discuss others,
Minute minds only discuss themselves.

偉大な人たちは「コンセプト」=概念=について議論し
凡庸な人たちは「イベント」=現象=について話し合い
狭量な人たちは「他人のこと」=うわさ話しをして
瑣末な人たちは「自分自身」=己のこと=についてのみ口にする

オーディオ的視点で書き直すと

立派なオーディオをなす人は「未来の自分が進むべき道」についてアイディアやグランドデザインを発想し
凡庸なオーディオマニアは「目の前に出ている音をどうチューニング(笑)しようか、次は何を買おうか」話し合い
狭量なマニアは「あいつは音が分かっていないとか、奴は何を買ったらしい」等、うわさ話に花を咲かせ
愚かな人は「自分の機材、部屋は凄い、自分の音はこんなに良い、自分は・・・」と一方的に話して人の話を聞かずに帰る


ろおz

80年も前のアメリカのファーストレディが、こんなにもオーディオに精通していたなんて驚きです!


もう少し分かりやすくする為、先の金言を実際の会社組織に当てはめてみましょう

経営責任者  会社の中長期計画のマネジメントを行う
業務担当者  営業とか設計とかの当事者で、今季の目標を達成する
事務のおばちゃん 電話対応とかお茶だしとか旅費の精算をしながら、社内のゴシップ調査
部署内の厄介者 実力のなさを棚に上げて自分は過小評価されているとか、会社の仕組みが悪いとか責任転嫁する

たくさん居ますよね、全く意味がわからないヤツが

曰く

・オーディオメーカーがミスリードしたから悪い
・それを持ち上げて提灯記事を書く評論家が悪い
・その記事を載せるオーディオ雑誌が悪い
・今のスピーカーは販売店に薦められたから購入した、ネットのレビューも雑誌の推薦でも高評価だった
よって、悪い音がしているけれど自分の責任ではない  オーディオ業界の私は被害者だ!!



そんなに悪い社会構造だと思っているのなら、オーディオなんか止めちまえ

そんな言葉を優しくかけてあげたいと思います 






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哀しいほど精確な「写し鏡」であるスピーカー

どなたも経験があると思うが、触れた瞬間にこれはヤバイ!と感じる事があるのでは無いだろうか

どんな分野でも良い、人でも物でも音楽でも
電流に撃たれたような・・・と云われる体験についてのお話です



私が人生で最初に打ちのめされたのは、1台の古ぼけたアンプでした
二十歳の頃に使っていたアンプで

Lowther A10-F  PX4プッシュの素晴らしいアンプがありました


Lowther A10F - 1

このアンプに付けたあだ名が 「再生工場」
そうです、ヤクルトの監督をしていた当時の野村監督に付けられたあだ名と一緒です

怪我をしたり、年齢的にピークを過ぎてもうダメだろうと周囲から見られていた選手を、次々と再生して一軍で活躍させ日本一までに上り詰めた「野村再生工場」です

このアンプは
あちこちで「上手くならない」と思われていたスピーカーを預かってきて一週間ほど繋いで鳴らしておくだけで、立ち所にブンブン丸の様に活性化させたと。周囲の人から一目置かれるアンプでした



しかし、このアンプの活躍期間は思ったほど長くは続きませんでした
その理由は思いも寄らないものでした

再生工場で生き返ったスピーカーもオーナーの手元に戻って 一月どころか一週間もしないうちに
物の見事に以前の音に戻ってしまうからです

まだ青二才だった私は、その理由というか「本当の意味」を分かっていなかったのですが

その家の音はご主人の音でしか鳴らない・・・音は人なりってやつですかね

いくら他人の力を借りていい音になったとしても
主人の実力や考え方が変わらない限りスピーカーから出る音が変わることはないんだ

と言う、その後30年以上に渡る私のオーディオにおける信念のような物が形作られた瞬間でした



さて、11月の中頃に30年ぶりかと言うくらい衝撃を受けたコンポーネントに出会いました

それは1950年頃に作られた20cm口径の何の変哲も無いフルレンジ・スピーカーです
あり合わせのラジオグラムの古ぼけた箱に入っていました

箱の大きさは一辺が30cmに満たないキュービックでコロンとしていましたので、そのまま床に放置です

早速 QUADⅡ型パワーに繋いでCDPの中に入れたままのディスクでとりあえず音が出るかのチェックを行いました

若い頃のDFD(ディースカウ)がオイゲン公を歌った大好きな1枚だったせいもあるかもしれません

久々にオーディオの音を聴いてぶっ飛びました     これ、やべー


床に転がっているスピーカーとは全く無関係に、上空1mほどの空間にDFDが浮かび上がってきます
書きませんでしたが、スピーカーは一本だけですからモノラルで聴いています

ピアノの左手が本当にすごいです
WE4181x4本のフロントホーンだってこんな描写は出来ません、きいた事がありません
低弦のユニゾンの2本が別れて聞こえるようです 
肉眼では見えない超絶分解能カメラで映した映像のようだと言って構いません

それから沢山のレコードをかけました
随分と聞き込んだオイローパを部分的には凌駕する表現を発揮しました



いたく調子に乗って来客に(得意げに)聴いてもらいました

一週間ほどで10人弱の方々に聴いて頂きました

その中で、大変にハッキリと、大変に興味深い事柄が分かってきました


長くなりましたので  解決編は次回に

P.S

前回予告した  PX4ppアンプの音ですが・・・
おそらくは片方のアウトトランスの2次側巻線の位相が逆になっていたようです

アンプが完成しても音を聴いて確認なんかしない自分も
それでも、ミリバルに出ないノイズがあったらやだなあと音出しはていたのです

ただし、1台づつ順番に聴いたので2ch間で逆相になっていたなんて夢にも思いませんでした

ラッキーにも今回のオーナーは出来る人で逆相を発見・修正して聴いた感想を送ってくれました


「清潔なのにエゲツない」  でした

モノラル1台で聴いた時と印象は変わらないみたいなので  「じゃあ、いいよね」  と答えました






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デジタルなオーディオ  歌は世につれ世は歌につれ

みなさんご想像の通り、私はデジタルなオーディオに関してはからっきしです

その中で、いくつか不思議に思うことがありました

その1

横浜のTさんが2年ほど前までLUXMANの高級SACDプレーヤーを使っていて
当時は、同じLUXMANの高級セパレートアンプと ソナスの高級スピーカーだった

ご自分の家の音にどうも納得がいっていないらしく

「どうしたら良いですか?」と深夜のロイヤルホストで(青白い顔で)相談を受けたことがある
その時は、案外と軽い気持ちで「少し古いCDPを使って見たら」と答えて、早速REVOX B226という30年も前のCDPを購入し、その余りの音楽の違いに驚愕の声をあげたことがある



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その時はまだアンプやスピーカーが変わっていなかったのに

「LUXMANの SACDプレーヤーは、音楽にエコーが乗りすぎる」と力説していた
正直、そんなことあるのかなあ?と聞いていたのですが



今年になって、Mさんという方のシステムを一緒に作りましょうという段になって
CDを聞いた時に、とてつもなく嫌らしいエコーが付き纏って、深い霧の中に音楽が埋もれてしまっているように聞こえた

プレーヤーはSONYのSACD機で巷では名機と誉れ高い機種だった

その時、ハタと上で紹介したTさんの言葉を思い出した   ダメもとでCDPを変えてみよう!

そこで、MARANTZの古いCDーRを持ち込んで聞いて見た
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なんと言う事だろう
濃霧は立ち所に晴れ渡り、裸の音楽がむき出しに出現したので余りのことに尻込みしてしまった

Tさん、ありがと〜


この一件があった後、検証のつもりで幾人かの人に話をして見ました

ある人はLinnのCD12を使っていたが、音に芯が出ないことに我慢がならず今はSTUDERのA730 A727をお使いになっている、もちろん現在は満足されている

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さて、ここで考えてしまった

上記の新鋭機は業界ではいずれも高い評価を受けているものだし、ましてエコーが強すぎて音楽が曇るなんていっている人に出会ったことがない

自分には思い当たる節がある
でも、また色々と各方面にご迷惑を掛けてはいけないし、今日は感想は言わないとの思いもあるので詳細には書かないが

現代の思想で設計されたスピーカーやアンプと組み合わせた時に、最新のCDPはマッチした音楽を奏でると言うことだ

これは、音楽収録(録音)現場でも同じことが言える  一例として
1950年頃のピアノのLPと2000年以降の録音を比べてみれば一聴してわかるでしょう



ここに挙げたLUXMANやSONYのCDPがよろしくないと言うことではないのです  当然です
しかし、組み合わせるアンプやスピーカーと、それにも増して聞くCDを間違えると、悲惨な評価になってしまった



残念なのは、多くのオーディオマニアがこの点に対して全くと言うほど無頓着な事です
多くの人が雑誌の評判や、今ならネット上の評価、販売店や先輩の口伝によってなんの根拠もないまま

個々人の好み、イメージ、憧れなどご自身の都合だけで機械を購入し、機械の都合に耳をかさないのであればうまくいかない事が多いと思う

怖いのは自身の選択を信じているから、普段音楽を聞いているだけではエコーの付加を知る事も疑う事も出来ない

前述したTさんはたまたまREVOXと同居して聴き比べたのでおかしいと感じることになったし

次のMさんの場合は、システムを組む相談を頂いていたので忌憚無い処を申し上げたのだけれど、そんな事を言われたご本人は「ナニ言ってんだコイツ」と思ったでしょう

こちらとしても、ただ遊びに伺っていたのならそんな不遜なことは言う筈もないのです




歌は世につれ世は歌につれ  と申しますがオーディオも全く同じで

音楽収録やスピーカーの技術、それを駆動するアンプも全て一本の糸で繋がっているのです

時代があり、そこに生きている人の人生があり全てを包む時代の空気によってです

私の長きに渡るオーディオの時間は
ずーと、そのことの確認の歴史でした、ただの一つの例外もなく







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