fc2ブログ

ビッグりしたな〜モー ターいへん

昨年、長野市を騒がせたニュースがありました

個人のカーディーラーで、支払いを済ませたのに十数台の車が未納のまま代表者が夜逃げした。というのです
このニュースを見た時、中古車のことだと思っていました、だって新車ならメーカー直営店で買うでしょって

実際は直営店より(300万円の車で)10万円ほど安く買えるので評判を呼び業績を伸ばして来ましたが、コロナなどの影響で注文が減り経営に行き詰まったようです



普段ならあまり気にも留めないニュースですが、その少し前に以下の様な事があったので良く記憶に残っています



高齢の父親が身体を壊し免許も返納したし、父名義の車も古いので今後どうしましょう。と家族会議になった

将来車椅子になった時に病院とか施設への送迎で乗り降りの楽そうな車を購入しましょうと結論が出て、そうと決まれば前の車の車検切れまで約1ヶ月で新しい車を探さなければいけません

家からすぐの国道に出て、南に車を走らすと何件もカーディーラーや買取店、販売店が並んでいます


最初に入ったのは買取系の販売店でしたが今をときめくビッグモーターだったのか、競業他社だったかは覚えていません


上記した事情を話し「こちらが1軒目だから、色々様子を教えて欲しい」と伝えました

目的の車はあるか?と聞かれたので、PC画面から良さげなのを3つほどピックアップして見積もりをお願いしたのです

すると、事務所の奥へ入って見積書を1枚作ってきました

渡されて、内容も見る間も無く
「これに決めましょう、これは良い車です、今日決めて貰えば値引きを頑張ります・・・」



「いや、初日の1軒目で実車も一台も見ていないし車種も決まっていないので今日は何も決めれません」(人の話聞いてへんのかい)
「見積書ありがとうございました。また検討してきます」

早々に店を出ましたが
この一店ですっかり中古車屋に見切りをつけた私は、その直後トヨタ直営中古車から購入したのですが、ハッキリ言って諸経費は買取系の販売店の半額以下でした

メーカー系中古は高いという先入観がありました
けれど、実際は全く異なっていました



こうした経験があったので今回のビッグモーターの騒動も特段驚くこともありませんでしたが

「車大好き」「車のことなら少々は」と思う人の心の隙を突くような事件だったので憤りを感じますね





640px-R8_Gordini2.jpeg

R8 Gordini

この世で唯一 欲しい車です
でも、レストアの費用・その後の維持費を考えると到底手に負える代物では無い



車でもオーディオでも「欲しい!欲しい!!」で物を買った時はロクでも無い結果になる確率が非常に高いようです

逆に
今はこれ全く必要ないんだけれど、これほど状態の良い個体は死ぬまでにお目に掛かれないだろうからとりあえず買っておこうかしら

こんな気持ちで買った物ほど、長く楽しませてもらっているようです


サラリーマン時代には「財形貯金」をオーディオ貯金として
目の前に突然と必要なものが現れた時、躊躇なく買う事が出来る様に準備していました

その代わり、グレードアップとか新製品が出たから入れ替えとかの欲求は皆無だったのと
状態の良く無いものは平気で見送るのでトータルするとそれほどお金を使わずにこれたと思います




最近は終活で手放す方が見えた時に、一も二もなくお譲り頂いた物がいくつかありました

Lowther TP-1 Decca Decola  301シルバー 莫大な枚数のオリジナルLP盤など

どれも、買わなくたって我が家の体制に影響の無いものですからどうしても欲しい物ではありません
しかし、状態の良い希少品は個体保護のために私の所できちんとメンテナンスして管理しておくべきとの使命感に近いかも知れません

たまたま良い縁があったから我が家に来てもらったのです


もし、ルノーR8 ゴルディー二が安く出たらどうしましょう・・・買わないでしょうね、車貯金していないからね





















沢山のブログが集まるサイト「日本ブログ村」に参加しました。
130以上のオーディオブログが参加しています。ぜひご覧下さい。下のバナーがリンク先です。
にほんブログ村 PC家電ブログ ピュアオーディオへ
にほんブログ村





スポンサーサイト



オーディオに測定は必要なの?

本当は、この話題は10の連載でも足りないくらいなのですが、そんなんじゃ幾ら何でもブログ向きでは無いので直線的にポイントだけ書いておこうと思います



まず、自分の立場を表明


所有測定器

・ミリバル&発信器  測定というよりは不具合の発見に使う方が頻度は高いです

・オシロ  あまり出番は無いが、最後に頼りになる 守護神

・LCRメーター 命の次の次の次くらいに大事

・ハンディのFFT(周波数解析器)部屋の伝搬特性・残響特性・ユニットの位相他を測ります

・欧州の球が多いので、チューブテスターはFUNKEのW-19一択です




やる事

・周波数特性
フォノ・EQ始めアンプをメンテしたり製作するのに測らなければ出来ません

・古いアンプをいじる時にはノイズとの戦いがありますのでミリバルは神です
ノイズ退治は mVオーダーなので耳で聴いても何の役にも立ちません

・自分の家ではもうしませんが、他所へ行くとスピーカーの位置決めにFFTを使います
20年来の苦悩も15分で解決できる場合もあります・・・滅多にそんなに上手くいかないけど

他 


どんな思いで?

私が測定器を使い始めたのは25年くらい前からです

家を建てて引っ越してきてから借り家の時に聞こえた神の如き音が霧散しました、使っている機械は何も違わないのに

それから数年は人生で一番無駄な時間と無駄なお金を使いました

・・・不要な物を買った事は何をしても勉強なので後悔はしていませんが、間違った眼で見切って大切な物を売ってしまった事に百万の後悔と懺悔の気持ちです



一念発起して「再現性」=いつでもオーディオの状態を把握し、思い通りの状態に持って行く=マネジメントする取っ掛かりとして測定を導入しました



自分ルール


そんな事を20年以上続けていたら、幾つか考えがまとまってきました

・オーディオで何かを変えた時、耳で聴いて良い音と思っても、理屈が違うと思った時は不採用

周りの環境や自分の耳(嗜好)なんて5年もすれば変わるでしょ? でも宇宙の法則は125億年変わらないから


ここで言う「理屈」は「測定の結果」ではありません

今現在、人類が手にしている測定方法なんてのは音の現象の何%すら正しく表現できませんから、測定結果=音評価とはなりません


では、何を信じるているのかというと


・オーディオで揺るがなく信じている事

オームの法則
フレミングの法則
ニュートンのエネルギー保存の法則

この3つがあればオーディオで起きている事の90%は説明できる
残りの10%は感性の世界なので、各々でお好きな様にどうぞ・・・と

しかし、現実には大幹の90%の部分を感性にだけ頼っているのでは無いか?・・・測定を始めた理由にまた戻ります




PICT2212_convert_20130429145426.jpg


有名な長野県高山村の「水中のしだれさくら」
この桜は寛保2年の記録がありますので250年くらい経っています

幹がしっかりしているのでここまで長生きできるのですね
枝葉末節に囚われてはいけないと教えてくれます




・まとめ


オーディオ機器の測定とは人間ドックとか健康診断だと思いますよ

内臓脂肪とか血糖値とかレントゲンとか胃カメラとか
これらは人の体の基本的な健康状態を数字や映像に置き換えた物です・・・測定結果ね

この値がどうであろうと

その人が、顔が綺麗とか、優しくていい人とか「声が魅力的」とかまでは分かりません。
キレイとか優しいと思うのは、受け手の感性の問題でございましょう?

ガッキーと北川景子と白石麻衣と、人によって「好き」が違うのは感性で評価するからです。音の好みも同じです



以下は、以前も記事にしていますが

マランツ #7プリを使っていた方が、低音が薄い気がするのでアンプを測定をしてくれと持ち込まれました

当然、オリジナルのカップリングコンデンサーは全数DC漏れを起こしていて、次段のグリッドにしこたま漏れている状態でした


コンデンサーを変えると音が変わるからそのままで良い。と言って持ち帰りました

アンプとしては、ゲインは取れない、低音はでない、ノイズは乗るんでもう廃棄寸前の瀕死の状態なんです


実はその後、パワーアンプを1度、スピーカーを2度変えたところまでは聞きましたがそれ以降の事は存じません



何度も同じ事書きますが
パーツを変えて音の変化を楽しむのが悪いって言ってるんじゃないんです。ただその変化は環境や状態によっては限定的であったりするので
先ずは根っ子と幹の部分を太く健康にしてから楽しめば、より大きな喜びになる・大輪の花が咲くと思うのです



二十年前の自分と同じ事をしているのでなんとかしてあげたかったのですが、人は心で動く生き物なので仕方のないことなのかも知れません。



大病をして体が悪いのも顧みず(検査受けないから知らず、あるいは無視して)に

明日はネイルへ行って爪をキレイにして来ようかしら!

なんて人が居たら 「ネイルより、病院行きな」って言うでしょう
体はともかくオーディオなら修理できるのだから





オーディオをいくら測定しても、その結果で「音の良し悪し」なんて到底分からないし、音が良くなるわけでもないんですよ。

しかし、測定結果に不具合があるならば「現在、悪い音が出ている」事だけは間違いなく分かります。



健全な精神は健康な肉体にのみ宿る


良い音は正しい機械のみが発する


私が測定を続けるのは、簡単な理由です







沢山のブログが集まるサイト「日本ブログ村」に参加しました。
130以上のオーディオブログが参加しています。ぜひご覧下さい。下のバナーがリンク先です。
にほんブログ村 PC家電ブログ ピュアオーディオへ
にほんブログ村










お国なまりを大切に

過去2回分の記事を間を開けずに挙げたのは、実は今日の話題を昔から書きたかったのだけれど難しい問題を含むので
記事を書く前に「前提」を共通認識にしたかったからです

その話題とは

ズッカーマン

violinist.comの記事によると、
ピンカス・ズーカーマンの行為は、クラシック音楽における人種的・文化的ステレオタイプについて、ネット上で激しい論争を引き起こしました。

問題となったイベントは、「Starling-DeLay Symposium」が開催したバーチャル・マスタークラスです。

ズーカーマンは、入学前のニューヨーク生まれの一部アジア系の姉妹にコメントをしました。
シュポーアの「デュオ・コンチェルタンテ」を演奏した後、生徒たちに「もっと楽しんでください」と呼びかけました。

ズーカーマンは
「完璧すぎるくらい完璧な演奏だ。どれだけ完璧に弾くか、どれだけ一緒に弾くかを考えるのではなく、
もっとフレージングを考えるのです。もう少しビネガー......いや、ソイソースをかけてください」

"もっと歌うように、イタリアの序曲のように "と付け加えました。
"バイオリンは弦楽器ではなく、歌う楽器です。
弾き方に疑問があれば、歌うこともある。韓国では歌わないんだけどね」。

彼が詳しく説明した後、姉妹の一人が "でも私は韓国人じゃないわ "と言った。
ズーカーマンが彼女たちの出身地を尋ねると、彼女たちは「日本とのハーフです」と説明した。

続いて、「日本では歌も歌わないんですよ」と切り出した。
続けて、アジア人としてステレオタイプ化されている歌謡曲のボーカルスタイルを真似した。

その後、マスタークラスのQ&Aコーナーで、ズーカーマンは再び
「韓国では、彼らは歌わない。それは彼らのDNAにはない。"



ピンカス・ズーカーマン(ヘブライ語: פנחס צוקרמן‎, ラテン文字転写例: Pinchas Zukerman、1948年7月16日 - )は、イスラエルのテル・アヴィヴ生まれのヴァイオリン奏者



このWikiの紹介の通りスーカーマンはユダヤ系ポーランド人であり、ロマ「東欧州などで遊牧民として暮らしている人々、ジ○シーは差別用語なのでロマの人々の呼び方が適切」の人たちの伝統を継ぐ人なのかも知れません
(祖先や親戚に遊牧民が居られたと言う意味だけでなく、民族学上の系統が近しいと言う意味であっても)


さて、この話題が音楽界を揺らした当時、日本国内ではあまり騒がれなかったと記憶しています、私の耳に届かなかっただけかも知れませんが
その時期を過ぎて、改めて記事にするのです

私の考えでは
ズーカーマンと言うユダヤ系の1人のヴァイオリン教授としては、
自分の生徒さんに
「正確に弾こうとばかり囚われないで、もっと自由に歌って良いんだよ」と教えたのはごく当たり前の行為ですよ


一つだけ彼が犯した問題は「アジア人は・・・」と要らぬセリフを足して発言した事です

もし、日本人の先生が日本人の生徒に、あるいはドイツ人の先生がドイツ人の生徒に

「正確に弾こうとばかり囚われないで、もっと自由に歌って良いんだよ」

と、言ったのならば全く問題にもなっていないのです、演奏上や解釈のヒントを教えただけだからです

背の高い人に「背が高いねえ」
痩せている人に「スリムねえ」
これは差別と受け取られますか?

背の低い人に、ふくよかな人に・・・
受け取る人によっては悪口になるので気をつけるべきですね

背が高い低いは単なる身体的特徴なだけであって、言葉自体にトゲはありません
ふくよかな方を好む人も沢山いるのだから、特徴だけでは悪口にはならないはずですが
受け取る側が嫌だと思えば悪口になるので、避けるが賢明。と言うのが世の習いです



この手の人種問題で注意すべきは

「アジアのヴァイオリン奏者=機械的で正確だけど歌わない」

と、認識しているのは、他ならぬアジア人だから、痛い処を突かれたので怒りを感じるんです


また、少し前にフランス人サッカー選手が日本でホテルマンに差別発言をしたとして騒動になりましたが
植民地政策の後始末も終わっていないフランスでは同じアパートに何カ国もの家族が暮らすのは当然で
そこの子供達はいつも一緒にサッカー遊びをして「人種いじり」は日常なのです


我が家に来たフランス人のお嬢さんが
「サッカーの後アラブ人がシャワーに入ったらちっとも出てこない
おかしいと思って見に行くと、排水口の網の隙間から流されて行ってた、彼らは痩せっぽっちだから」

と言うのが定番の「いじり」だと教えてくれた
しかし、これは「お前のカーチャンでベソ」と同じでお互いにジャレ合っているだけで差別とは別次元だと言うが
長年単一人種に近い島国育ちの日本人からすると、ヒヤヒヤする関係性に見えます


国境が複雑に絡み合い、人種の坩堝にいる欧州人は差別や悪意の意図なく「民族小咄」をする人達なのでしょう
音楽界でもズーカーマンの様な発言はいくらでもあります
ホロヴィッツが
「女性とアジア人にピアノは弾けない」って言ってたらしいし、ともかく外に出るでないは別として彼らの思想的には
コモンなセンスと思っておいた方がこちらが一々傷つかなくて賢明です


問題なのはズーカーマンやR・マドリーに所属する世界的に立場のある人間が発言するのは、路地裏の子供の会話じゃないんだから大きな責任があるのに、その自覚のなさです






僕はねえ、思うんですよ

子供の頃からお寺に行けば日本古来の笙、笛で雅楽を聞いて、夏休みには盆踊りを聞いて育った我々が
この人達と同じ歌心を持っていると考える方が余程無理があるでしょう










ならば
日本人にしか出来ないクラシック演奏を目指せば良いんじゃないかと思います
それなら、ズーカーマンは逆立ちしたって出来ないのだから
もちろん目指すからにはそれでズーカーマン以上の世界的評価を得るしかないんですけれどね
だって、僕らは中島みゆきや八代亜紀で涙出来るじゃないですか、それこそ立派な民族的、音楽的特質ですよ

昨年のW杯でサッカー日本代表はその道に一筋の光を灯してくれました


もう何年も前になりますが
Wienのシュターツオーパーで小沢さんが「E・オネーギン」振ったのを聞きましたが、それはそれは素晴らしい演奏でした
大地に根を張った様ないわゆる「ロシア的」な演奏ではなかったかも知れませんが、繊細でリリカルな悲しみを湛えた見事な「E・オネーギン」でした




最後に
ロマの音楽で最も有名な曲の一つである「チャルダッシュ」を貼っておきます

こちらはハンガリーの有名なベラさんの演奏です
今日の3つの動画はわざと地域や年代の異なるものを集めました
人種や国といった単位を超えて受け継がれる血の伝統の様なものを感じて見るのも悪くないかなと


なお、「チャルダッシュ」は日本のヴァイオリン教室でも異常なほどの人気曲で多くの方が習っていますし
本当に多数の日本人ヴァイオリニストの演奏をyou tube上で見ることができます

ぜひ皆さんも下の動画を見た後に、「チャルダッシュ」で検索して邦人演奏家のものと聴き比べてみてください
私の意図と反して「悪い例」の様に思われると心外なのであえてリンクはしません


両方を聞いてから、もう一度ズーカーマン騒動の本質を考え直してみることもあながち無意味だとは思えませんが
如何でしょうか?

***繰り返しますが、あらゆる差別発言に対しては強く非難いたします***

同様に血の伝統が薄まりゆく事にも少し勿体なさを感じる今日この頃です











「お国訛り」の魅力

博多の女の子に
「あんたの事、好いとーよ」

旭川の子には
「君のこと、なーんまら好き」

って言われたい
方言て良いですよねえ


その昔は、山や川に囲まれていた地方々々においてそれぞれ特徴的な生活習慣や文化が形成され、独自の発達を遂げていた事は想像に難くありません
もちろん「言語」も又その重要な文化の一つですから「方言」は混じらず、標準化されることもなく土地に深く根付いていました

時が下って

信玄が甲州街道を、家康が東海道を整備すれば時間的な距離は縮まり

メルセデスが自動車を作りライト兄弟がエアプレーンを飛ばすに至って
現代の羽田や成田では数分に1機が世界に向けて飛び立ち、東京発の東海道新幹線は5分毎に発車しています
私の地元の電車は未だ1時間に3本くらいですけれどね


確かに便利になって結構な事ですが、文化は混じり合い言葉が標準化されることも必定です
その上、ラジオ・テレビ・ネットの普及によって加速してますね

「お婆ちゃんの時代はそんな言い方してたけど、今の若い子はあんまり使わないね」って奴です

123_convert_20230226153005.jpeg

旭川の子です



まあ、それでも世界中で英語だけが使われる事もなく、私たちは日本語を使っているしフランス人はフランス語を使い続けています


そこで、問題が起きますね
上述の通り、人や物は動きますし電子通信で遠隔のまま会話も出来ますけど、言葉の壁が残ったままですから
そんな私も「翻訳アプリ」の吐き出す怪しい英語やフランス語でもってe-bay内のやり取りしてますが、いつか激怒されるのでは無いかと冷や冷やしています


そしてもう一つ、大きな壁は歌曲やオペラを唄う歌手の母国語でない場合に感じるヒヤヒヤです

昔はアメリカ映画の中で米国育ちの日系の女優さんが和服を着て日本人の役をやる際のヒヤヒヤ感、ありましたよね
お綺麗なんですけれどね、なんかしっくりこないなあと日本人だからこそ分かる違和感です


********** * ***********

ちょっと、恥ずかしい話なんですが

お客さんが見えて、ドボルザークの「ドゥムキー・トリオ」をかけていました
Aさんが「誰の演奏ですか?」と聞かれたので「スーク・トリオ」です。と答えました

Bさんがこの曲のCDが欲しい、何が良いかと言われ
Aさんが「ボザール・トリオ」盤が有名です、と話されており

私の中で「ボザールか、持っていないなあ」等とのんびり考えていました

後日、なんと無しに普段聞いていないCDの棚を見ていたら、なんとボザール・トリオのドゥムキーがありました


お恥ずかしい話ですが

BEAUX ARTS TRIO を ビュー アーツ トリオと読んでいたので記憶に無かったのです

日本人は音節や単語毎に音を区切る癖がついています、前後の音を組み込んで流れる様に発音する意識がないから
読めないのです
でも、何人います?
予備知識なしに「ボザール」ってすぐに読める日本人

このCDは後日Bさんに進呈する事にしたのですが、なぜ「普段聞かない棚」にあったかは次回お話ししましょう

_DSF1840_convert_20230226160017.jpg

こいつです

************ * ************



毎週金曜日の午後にNHK-FMで「オペラの時間」と言う番組がございますでしょう
時間が合う時は楽しみに聞いているのですが、ある日放送開始時間を過ぎてしまい番組の途中から聞き始め

なんの曲か分からずに10分ほど聞いていました、どこかで聞いた事がある様な、無いような・・・

少ししたら幕間になりナレーションが入って曲名を言われた時に衝撃が走りました
ビゼーのカルメンだったのです

前回の記事で書きました通り、カルメンなら全曲ほぼソラで覚えていますから「そんな筈はない!」と

その後、収録の情報がアナウンスされて、なるほど。と思ったことを告白します
名誉の為に名前は伏せますが、日本の歌劇団の演奏会の実況録音であり指揮者も主要歌手も日本の方々でした

今日の話の流れから、フランス語の発音が引っ掛かったのかと思われるかも知れませんが実はオケの伴奏、指揮者の
解釈で曲がわかりませんでした
本当に別の曲だと思って10分くらい聞いていたのです


音楽の表現・スタイルというのは
言葉と同等かより強烈に地域や文化の違いを表しているのではいかと常々考えています



それも含めて
言葉の発音だけでなく
ラヴェルやアーンのメロディー(歌曲のこと)やモンポーやグラナドスのスペイン歌曲において
クロアザやヴァラン、スペルビアやアンヘルスを聴くときのしっくり感は比類ない様に思うのです

長く留学をして、ネイティブの発音を身につけるだけでは届かない「何か」があるのでは・・・と?


つづく





















空より広く、海より深し

JAZZを聞いている方と話をすると、クラシックには簡単に手を出し難い。と考えている方が存外多い様に感じます

その理由の多くが「ジャンルや曲数が多過ぎて、どこから手をつけて良いか分からない」だそうだ(あくまで自分調べ)
まあ、クラシック・オンリーの自分からしても今からJAZZの大海に乗り出すには「ちと荷が重い」と同じ様に捉えている


しかし、上記の様に話してくださる方は、実はとても信用のおける人だ
ご自身がどれ程の時間と経済と労力と想いをJAZZにぶつけて来たかを身に染みているからこそ

これまでJAZZに燃やして来た情熱と同じだけの熱量をこの歳になって改めてクラシックに傾けることが出来るのか?
やり切った人間だけが知る「自分史の重み」を分かっているからこそ「荷が重い」のだ。 全くご同慶の至りである



対して
「俺は自分が気に入った物はなんでも聴くよ。音楽にジャンルは関係ないでしょ、共通言語だよ」
と、おっしゃる方とは音楽を語り合う事は無いだろうなあ。と反射的に思ってしまう

・・・本当は分かりませんよ、私みたいな半端者は子供扱いする様な強者かも知れませんが
まあ、そんな達人は目があった途端に分かりますよね、言葉を交わさなくとも

剣客同士の斬り合いなら間合いに入っただけで勝敗が分かるそうですから、世の中万事同じ事でしょう




もしも・・・途方もない仮定の話ですが
貴方がラジオ番組を作る人で、毎週・・そうですね火曜の23:00から30分間の番組を持って

「青少年のためのクラシック音楽入門」と銘打つレギュラー番組の編成を担当したとしましょう
四半期のクールで12週分あります  (人気があれば継続もありwww)

貴方はどんな曲を選曲しますか?

提供はユニバーサルミュージック・ジャパンですからクラシックのCDの販売促進に貢献しないといけません



このお題は
これからクラシックを聴こうとしているオーディオ好きのお仲間にどんなCDを紹介するか?と、同じです
責任重大ですね
ドップリと漬け込む為には紹介する側の手腕が問われます


このブログを読んでいただいている方も、自身のプログラムを想像して放送回順にラインナップして見て下さい
私は何度もシミュレーションしますが、中々大変な作業です


m58255291350_1_convert_20220719001918.jpeg

こちらは「管弦楽入門」です



さて今回の記事で、こんな事を言い出したのには「元ネタ」がありまして
さるオーディオ関係者の方のHPで「これからクラシックを聴きたい人へ」と言うページがあり、総数600曲になんなんとする長編で、まるで「レコード芸術誌 別冊 世紀の名曲決定版」の様な力作でした

一例を転記すると
シューベルト、フランツ(1797・1・31~1828・11・19)オーストリアの作曲家。

交響曲 第5番 変ロ長調。
交響曲 第8番 「未完成」 (7番と呼ぶ事もあります)
交響曲 第9番 ハ長調「ザ・グレート」(この曲も、7番、8番と呼ぶ事があります)
管弦楽曲 「ロザムンデ」 作品26
ピアノ五重奏曲 ハ長調 「ます」 
「軍隊行進曲」 作品51 (4手用のピアノ曲。全3曲の内、特に1番が有名で、オーケストラ編曲もされ、しばしば演奏されます)。
弦楽四重奏曲 第14番 ニ短調 「死と乙女」 ほか
歌曲:歌曲集に ●「美しい水車屋の娘」●「冬の旅」(5・菩提樹、11・春の夢、24・辻音楽師)●「白鳥の歌」(4・セレナード、12・海辺で、14・鳩の便り)
歌曲に ●「野ばら」●「魔王」●「さすらい人」●「死と乙女」●「音楽に寄す」●「ます」●「アヴェ・マリア」●「セレナード」(聞け、聞け、ひばりを)など


これを、初心者が聴きおうせるでしょうか?
私だって、何年も聴いてないのもあるし「ます」なんて最後まで通しで聴いた事は一度もないかもしれません

別項のブルックナーに至っては「交響曲 全曲」なんてのもあります   



こんな勧められ方をしたら、今の自分でもお腹一杯で消化不良になってしまいますね


お勧めする側は
まず、クラシックへの敷居がなぜ高いのかを知らなければいけません

時間が長い   これに尽きます

だから、「クラシック音楽入門」の番組は30分が良いんです

今日はここまでです
次回、ちょっとだけ私の番組を発表したいと思います


是非皆さんもプログラムを考えて見て下さいね








沢山のブログが集まるサイト「日本ブログ村」に参加しました。
130以上のオーディオブログが参加しています。ぜひご覧下さい。下のバナーがリンク先です。
にほんブログ村 PC家電ブログ ピュアオーディオへ
にほんブログ村