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そしーて僕は途方にくれる~♪

Europaを入れてから早や5年が経ちました。
平面バルフなので、スピーカーの背面は出来るだけ空間が欲しいのに、空間を確保してあるだけに逆に、いつの間にか物置状態になってしまいます。

カートリッジを交換した期に乗じて、ここは一番。基本に返ってスピーカー周りの整理を始めました。

まずは、作ったまま立てかけておいたQRD音響拡散板を自立できるように工作します。
どうやって立てようか悩みましたが角度の変更ができる上に、工作の簡単なヒンジを使うことに決定!
3面鏡の方式で自立させよう。

DSC03118.jpg
近所の金物屋で購入したヒンジを付けて、おまけにランダムちっくに吸音材の有り合わせを貼っておく。
背面と壁との共振を嫌ってだけれど、我が家はカーテンあるからホンのお気持ちです。

このお店は木材も豊富なのでちょっと奥まで覗いていたら、紫檀の端材を発見!  1680円也

お店のお兄ちゃんに、両面カンナを掛けてから8つに切ってもらえるか聞いたところあっさり
工賃を含めて2160円で、紫檀製の立派なインシュレーターをGETしたどー。

DSC03136.jpg
早速、QRDの足として使ってみる。
反射板自体が重いので、置いただけで十分な安定感がある。
こりゃ、楽できちゃったな  と単純に喜んでる。



さて、何に「途方にくれた」のかというと・・・
これまでは、以前に紹介したWE-14というアンプ付きスピーカーをEuropaの間になんとなく置いていた。
まあ、小さい物だから音には影響ないでしょ!とタカをくくっていたのだけれど、掃除機を掛ける為に移動したまま何気なくレコードを聴いてみた。

今でも信じられないほどの変わりよう
こんな小さい物でも、スピーカーの間にあることでぶち壊しだったんだな、と。

今までこの状態で音があーだの、こーだの言っていた自分が恥ずかしい
平面バフルだから、余計影響があったかもしれないけれど・・・

これを聴いてしまったからには、根性を決めて、真夏の大掃除大会となったのであります。

DSC03138.jpg
撮影のために、元の場所へ戻してみた。今はもうここにはありません。



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QRD拡散体の報告 (訂正)

昨日、QRD拡散体の記述の中で、解り難い表現に気付きましたので下記の通り訂正致します。

誤 : 「コンサートホールとオペラハウス」に記載のデータを見ると、入射角45度の時、2kHz付近で0.8dB程度の上昇とあります・・・

正 : 表面が平滑な反射パターンに対して「相対的に0.8dB程度、高い音圧となる」

こちらが正しい表現です。平面の壁面に反射させるよりも損失が少ないという意味です。

合わせてQRD拡散体は、より高い周波数では平面に比べ相対的により強く減衰することで不要なエコーの抑制を狙える。
もう一点、反射した音は平面に比べ、より広角に拡散させることが出来る。といった特徴を持ちます。



QRD拡散体に反射させるだけで、音圧が増幅されるかのような言い回しになってしまい失礼しました。



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QRD拡散体の使用感

昨日、根性で2枚目を作り、その結果のご報告です。

まずは高音ドライバーの前に置いて角度を変え周波数特性を測ってみましたがこれは数値には表れません。
「コンサートホールとオペラハウス」に記載のデータを見ると、入射角45度の時、2kHz付近で0.8dB程度の上昇とありますので、室内の測定ではまず変化が見られないのも致し方ありません。

それではと、早速音楽を聴きながらその効果の程を検証してみます。
最初にスピーカーの前方側壁で一時反射に対する効果を聴いてみました。
結果・・・うーん。微妙ですね。

次にリスニングポイント(頭)の後方に設置。
結果・・・やっぱり微妙です。

あらら、あの苦労は水の泡かしらと思いつつ最後に両スピーカーの間の奥に設置。
DSC02513.jpgこれは、3枚作ってやるぞ!という決意の図

それまで小型のキャビネットを置いていた場所に、キャビネットを撤去して据えてみた。

結果・・・文字通り空間が広がったような気がする。
     ただし、キャビネットという奥行きのある物体からただの板に変更した為、反射波の到達時間が遅くなった影響が一番強いような。

しかし、思いがけない利点もありました。
低い位置に中高音の反射体を設置した影響でしょうか、音像がかなり低い位置に移動しました。
写真でご覧いただけるとおりツィーターを上部にセットした状態でも、かつてツィーター床置きの時よりも明らかに音像が下がっています。

ホールで演奏を聴くときには2階席が好きな私にとっては、ステージを俯瞰するようなイメージになり大変に結構な成果といえます。
この状態であれば、カーテンは閉め切りでもいけそうな気がします。

全く人間の耳って奴は微妙なところを嗅ぎ分けるなあと、感心した次第でした。


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今日造った物

スピーカーの後面をカーテンで覆ったことは以前報告した通りです。

その後、トータルの響きを確認する上で、室内の残響時間の測定に勤しんでいました。
DSC02502.jpg
125Hz から倍音で上げて10kHzまでとピンクノイズの7ポイントです。

室内の3箇所で測定し(スピーカーを前後に変えて合計6箇所)その平均的結果が下記です。

125Hz....0.34 sec
250Hz....0.44
500Hz....0.51
1kHz.......0.49
2kHz.......0.39
5kHz.......0.46
10kHz.....0.45
P/N.........0.46

総合的には0.46sec程でややデット気味ですが、狙いどうりに行っていると思っています。
しかし、カーテンの大面積が利いたのか2k-5kHzの辺りをもう少し持ちげたい気持ちでもあります。

単純にカーテンの開き具合を調整すると変化は見せますが、そればかりでは意匠的にも気に食わないし、再び平行面を増やすことに逆戻りするので何か良い解決策は無いかと模索しておりました。

現在、オーディオ関係の唯一と言って良いほどの愛読書、「コンサートホールとオペラハウス」という世界各地のホールの環境を網羅した学術書的なアツイ本を読んでいましたら、「グレア」防止の方法が具体的に記載されていました。
(グレアとは写真や映像の用語で、眩しすぎ!って意味でしょうね)

その一つの方法として「QRD拡散体」があり、構造と周波数への影響の相関関係が解説されていましたので、早速2kHzをターゲットとしたQRDの試作に取り掛かってみました。

実際学術書なので小難しい書き方ですが、オーディオアクセサリ-メーカー各社から製品として発売もされていますから珍しいものではありません。
しかし、基本的には、あてずっぽうで大金を払い「こいつはいい!」だとか「ぼったくりだ!」と他人を崇めたり、恨むのがオーディオアクセサリーの特徴です。
幸い、私はお金が有りませんので、ターゲットに対するアクションは全て自分でしなければならないのです。

結局、ターゲットの具体性がアクセサリー導入の成功、不成功を分つと思います。



さて、拡散周波数の最低値と最高値を溝の深さと幅で決めて、買出しに向かいました。

まず、ベースとなるボードですが、田舎町のことですから、シナ合板(中身はラワンでシナの化粧貼)が買えれば良しとしようと思って出かけました。
しかし、高いぞ!シナ合板!!

ちょっと凹んで、ブラブラしていたら、なんとー「針葉樹合板」なんてのがあるじゃないですか。
これはとよく見たら、節だらけの北米松合板です。(しっかり中身まで松)

表面はどうせ溝を作るんだしと、900mmx300mmに4枚をカットしてもらって、たったの750円。ヤッター

そして、溝用の無垢細切りを900mmにカットしてもらって材料は予定より安く良いものが手に入りました。
DSC02503.jpg
溝の幅と深さを3mmの倍数でズラシながらランダムに、しかしかっこよくなるように板の上に並べてみます。
配列が決まったら組立ては、時間が掛かるけれどC型クランプを必死に付けて接着だけで行います。

速乾性の木工ボンドのおかげで思ったより作業性は良かったですが、Zeissのアンプを重石にしたり、自分が乗ったりしながら密着させてゆきます。
DSC02508.jpg世界に冠たるZeissのアンプも今日はただの重し

約2時間かけてとりあえず1枚が完成。
明日には測定をして動作を確認してみたいものですが、きちんと数値に表れるでしょうか?

狙いどうりなら、いざ、量産体制に!と行きたいところですが、こんなに時間が掛かって疲れるのでは量産は無理。
どう見てもたいした材料費じゃ無さそうなのに完成品は高いわけだ。

DSC02504.jpg
おおー!
いつもの通り、正面からフラッシュどっかん焚きなのに光が拡散して確かに「グレア」が防止されているぞ。これは期待できそうだ。

ちなみに、山谷はこんな感じ
DSC02510.jpg
調整の可能性も考慮して、ちょっと少なめにした・・・
本当は、空腹の為調整余地にかこつけて本日終了。




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カーテンをつけよう!

 スピーカーの背面の壁一面にカーテンを付けようと思って、何軒かお店など廻ってみました。
中々思うように進まず、昔の地元感も手伝って横浜のお店に問い合わせてみたとろ、これが大正解!

 とんとん拍子に会話が進み発注に至りました。
レールの取り付けは始めから自分で行うことを覚悟していましたので縫製上がりを待つ時間に作業を進めました。

DSC02349.jpg
 2条のレールを使ったのは、内側に吸音材を吊り下げてみようと目論んだためです。
とりあえず、何枚付くのかありったけを吊るしてみました。

DSC02351.jpg

 実は、この3ヶ月ほど自宅では殆どレコードの「鑑賞」をしていませんでした。
前に書いた通り、我が家では第3段階からのステップアップを狙っている途中なのでズルズルと続けて泥沼に入り込みピントハズレな「対策」をしては台無しにしてしまうので、正しい方向付けを模索していました。

① システムの特性の整備(スピーカーのメンテとRIAAカーブの矯正)
② 室内アコースティックの解析と修正(残響、定在波対策)
③ 音が良いといわれているお宅への訪問
④ おまけに 他のメンテナンスをしたいと思っていたものを、雪が降る前に片付ける。

以上のテーマで、測定と半田ごてと、道場破りの毎日を送って来ました。



さて
この部屋はナショナル住宅設備の遮音材やパネルを使っていましたので、建築前に松下(当時)音響研究所で残響特性のデータを作って頂いていました。

低音の吸音トラップは相当作りましたので高音域の残響が強く残っています。
カーテンはその対策ですが、実測と合わせて長年の夢であった装飾も兼ねています。

出来上がりは大変満足のいくもので=意匠的に、横浜のカーテン屋さんが、図面まで起こして特注して下さった「バランス=カーテンの上部を覆う装飾」が思いどうりにセットできてニンマリです。

DSC02443.jpg


で・・・出てきた音ですが。
これまでの耳で聴くと、明らかに響きが足りません。>当たり前です。

この「余韻」というのは測定器には反映しないようですから、やっぱり時間をかけて自分の耳で判断するしかないようですね。

反射板の心算で真ん中に蓄音機を置いた状態の写真ですが、これは大失敗!

中央の歌手だけがステージを乗り越えて前に出てしまいます。
まだまだ、苦労は続きますねえ。



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