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Dreams Come True SP再生用のアンプ

さてさて、大枚を叩いて・・・

雅な照明のために小さな電球を2つ仕込んであるので、電源コードが付いている

そのソケットの根本に小さなシールが貼ってある
もしかしたら、骨董店が在庫管理をするための通し番号が何かが書いてあるのだろうと思っていた


#550


・・・・・・・・・んんー〜  


よもやとは思うが、まさかとは思うが

NYの片隅でヒッソリと、おじいちゃんの骨董屋さんは$550で売っていた商品だった?

今やネット時代だからと家族が手を貸してe-bayに出して見たら、あれよあれよと値が上がり最終的にアジアの世間知らずがドエライ高値で買ってくれよったわい


まあ、仕方が無いね(2度目)40年来欲しかったのが買えたのだから
購入価格を思い続けた40年で割れば、1年あたりは大した事ないさ・・・これで良しです


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部屋を暗くして、こんな感じで聴ければ  もう良いでしょう


とは言え、何とかマトモに鳴らさなきゃいけません。音が出なきゃそれこそ「高すぎる装飾品」に成り下がる

基本的には普通のアンプでは鳴りません
いえいえ、良い音がするかどうかなんて話じゃない、と言うかこんなスピーカーがいい音なんかする訳もなし、望んでいるのでも無い


市販されている仕様のアンプでは200wのアンプでも蚊の鳴く様な音量しか取れません

っま、そうは言ってもちゃんと鳴らしても中森明菜が囁く様な音量しかしないんですけれどね


まずはパワーステージをどうするか?

1本しか手持ちが無いのでちょうど良かった
France MAZDA DW601 がありました

規格は初期(ナス型)のPX-4>PP3/250そのものです

初段+エキサイターは1段でPTT-100 にインプット・トランスで約35vまで振れる様にしたいと思います

出来るだけ古い時代のフランスの部品を使いたいところですが、流石に難しい課題です

結局、トランス類は英国Gardners Ferranti オイルコンも英国のTCC等に頼ることとしました


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抵抗はフランス製の古いラジオに使われていた様な「ドック・ボーン」型
信号回路のコンデンサーはやはり古いフランス製の小さなオイルコンにします

全回路で唯一の電解をデカップリングに使っていましたが、こちらはその後MP型に置き換えました

パスコンは全く使っていません



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こちらはP.S.Uです

電源トランスのインプットは190-250vの選択制になります
それは別段我が家では問題にならないのですが、4Vのヒーターが足らないので、別トランスを使うのに220v-4vは中々にないのでイギリスから輸入です、送料の方が遥かに高い・・・何をやっているんだか



フック・アップ・ワイヤーは本来ならば古いのを使いたいのです
ただし、スタート時点では信頼重視でBerdenとしました

だども、220vACラインに20ゲージを使うだけで、その他は全て22ゲージというのはせめてもの抵抗でした


+B電圧が読み切れなかったので予防策としてホーロウ抵抗を準備しています
これは、1次側の選択で上手く行きましたので撤去しています


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こちらは増幅ユニット

180mm x 180mmのサイズの箱なので、表面はキチキチですが、裏はこの通りガラガラです

ワイヤーは全て、+Bもヒーターも24ゲージの1950年代の英国製単芯の布巻きです
出来るだけ直交するレイシングをカッコつけてやって見ました

本音では余裕のある米国様式が好きです、後々のメンテを考えるとこの英国式ではワイヤーに余裕がないので難儀します

ここに抵抗が数個と、コンデンサーが3つついて完成になります




こんな単純ですから組み上げ自体は、接着剤無しの子供向けガンダムのプラモ程度です

古い抵抗が1本、暗ノイズを出して交換したくらいで問題なく完成です


50Hz-14kHzで-3dBの特性

高い方はどうでも良いけれど、低域は少し出過ぎです、オクターブ上げたい

インプットトランスを案じて、パラレルフィードにしたので出ちゃいましたね
カットのコンデンサを小さくしたくらいでどうなるだろう?

思い切って直結にしたいのだけれどPTT-100は10mA平気で流しそうなのでご老体のFerrantiが耐えてくれるか?
実測をしながらもう少し考えましょう







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Decca Stereo Decola について プリアンプ

続いてプリアンプについて確認していきます

入力の切り替えは

・78回転レコード
・STEREO&LP
・RADIO
・AUX
になりますが、レコード入力は1系統です


このプリアンプは随分と前に単体でメンテナンスを行い今も現用しています

そちらはブラウンの個体でした

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Deccaはあまり(米国メジャーや国内のHMVなどの資本に比べ)大きくないレコード会社ですからオーディオセットをゼロから自社開発&生産する体力はありませんでした・・・想像ですけれど言い切っちゃいますね

余談ですが、素人時代のビートルズが最初にデモテープを持ち込んだのも、無名のルチアーノ・パバロッティを最初に売り出す権利を所有していたのもDeccaでしたが何もあっさりと手放してしまうほど組織の未熟な会社だったとカルショウ氏がその著書で回想していました


そんなDeccaですからアンプ類はOEMもしくは他社からの技術供与で作られている様です(言い切っても良いと思いますが少し遠慮して)

まあ、実際のところプレーヤーは「Collaro」後に「Garrard」からの供給ですし、スピーカーは終始EMI製のユニットを使っています

もちろん、レコードとのインターフェイスであるカートリッジ&アームは意地でも社内製ですね


さて、アンプ(とチューナー)に関してはLeakの技術ではと私は考えています

ただし、当時の英国内には驚く程たくさんのアンプメーカーがあったので特定は難しいですが、表に現れる「ブランド」の数に比して中身を設計製造できるインダストリーやマグファクチャリングは随分少ないですから「Leakの息のかかった」くらいは言えると思います



このLeak(系と言うべきですが、めんどくさいので以下Leakで)のプリアンプを現代で使う上で最大の課題は初段管の使い方にあります


有り体に申して、全ての入力がフォノ・イコライザー と同じ経路で入力されることです

読んでいる人には意味がわからないですよね

チューナーもAUX・・・例えばCDやテープ、DACの入力もフォノ・イコライザー の初段管を通過してから出力されるのです

もちろん、そんな事すれば20dB〜30dBもの要らんゲインが付加される訳で、CD再生時にはヴォリューム 1mmで爆音に見舞われます


何故そんな事になるのか?

この辺りが、私が古い機械と相対するときには1960年に生きるイギリス人になったつもりで対峙すると主張するポイントなのですが

チューナーやテープデッキが基準で0.7vとか1vのライン出力を有している物。とは近年の考え方であり、当時はチューナーユニット(再生時にデ・エンファシスが必要)とか、テープヘッド(再生時はレコードと同じくEQが必要なので都合よし)と呼ばれてMMカートリッジに近い出力電圧でした



一方、プリアンプの中にはラインアンプが備わっており、全てのフロント機器にラインアンプを抱かせるのはダブりになるので意味が薄いしコストもかかる

また、当時のコンポーネント(バラ)オーディオの普及を考慮すると、自社内での組み合わせがメインであろうから入り口から出口まで社内でトータルゲインを決めれば事足りるし、他社機材との組み合わせまで考察する必要は薄かったのでしょう

実務的に考えると、真空管時代にラインアンプを付加するにはECC83を1本立てることで電源の拡大やデカップリング回路のスペースをチューナーやテープデッキ内に設ける等負担は大きく、トランジスタが実用になった時代とともに個々にライン出力を有した「デッキタイプ」に移行したと見るのがよろしいでしょう



私の家でもプリアンプ単体で使用している方は、入力切り替えの場所を見直しライン入力ができる様に回路を変更して使っていますし、実際CD再生時の音質劣化を防ぐにはこの方法しかありません

ですが、オールインワンのDecolaにおいては左様な変更は無粋な事ですからAUX入力に行くライン上に分圧回路を挿入してCD等のゲインを制御しています


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こちらが、信号回路です

カップリング・コンデンサー6個が変更されています

初期型のプリアンプはマイカ・コンデンサーが多用されていますのでこちらは長寿命ですから問題が少なく助かりますね
EQ回路の小容量の物も誤差が出にくいのでまだまだこの先も安心して使えそうです


フィルムの箇所はMullrd製のフィルム・コンデンサーに差し替えると共に、パスコンも全て交換して初期性能に復帰しました

修理履歴の少ないアンプは優等生でありがたいです


このプリアンプのEQ段は8D8が付いていました
恐らくオリジナルのままと思われたのでちょっとビックリです

片chは電流値が落ちていたので予備に交換しました


恐ろしいのは、それでも音が出てしまう!と言う事実です

オリジナルの真空管であれば、73年前の個体です
どんな状態でも動いている事自体で奇跡なんですが、音が出ていれば「動作品・完動品」として市場に流通するのです

私のもそのコメント付きで買いましたし「販売者が初期性能を担保することはない」と言うのがヴィンテージ ・オーディオ業界の常識になっていますから特段の問題とも思ってはいません


しかしながら

オークションや買取店がオーディオを沢山扱うことは決して悪いことでは無いと思いますが
買い手が「ブランド」と「型名」に対してお金を払うのが「オーディオをする事だ」と思ってしまうと

電流の流れていないアンプで、低音の出ないスピーカーで聴くのに疑問を抱くチャンスすら持てないのです

誰が悪いと叫んでみても今、目の前にある自分の家の音は何も変わりません
購入者個々人が見識と自衛の精神を持って大好きな趣味を楽しむ以外はどうしようもないと思います


ヴィンテージ ・オーディオとの付き合い方の難しさを

真空管が強いと言う、ありがたくも困った事実を以て

改めて考えさせられた事例でした








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Decca Stereo Decola について

恐らく、1年近くオーディオの記事を書いてきませんでした
久しぶりに機材について書いてみたいと思います



DeccaのDecolaとは個人的にすごくつながりのある人生だったと思います

初めてみたのは、仕事中に長野県飯田市にあったオーディオマックさんの店内です
その頃の私はオーディオが好きってことを公言していなかったので横目で見ながらお別れしました


次は、こちらも仕事中に寄った横浜の輸入業者の本社倉庫で(時々夢に見ますよ、世間では幻と言われている機械が百円ショップの品のように積まれていて・・・引いた)社長さん奥さんとウマがあって購入を決意

二店ともお取引先ですからね、遊びにいったのでは無いです、ハイ。誤解なき様

次の休暇に長野の自宅に戻って置き方を検討するも、どうにも置けなかったので購入を断念
そのお代でVitavoxの素晴らしい可搬用モニターを頂いたことがありました

その後、ステレオ・デコラもオークションなどでも見られるようになり100万円を切った価格で落札された時などは、喉から手が出かかっていました




そんなこんなで暮らしていた5、6年前でしょうか
赤城のお宅にO先生がデコラをお入れになったと聞き拝見しに行きました

その後、メンテナンスをお願いされて、O先生と2人、何度もホームセンターを往復したり、半日掛かりで汗をかいてバラしたり注油したり磨いたり・・・楽しい時間を過ごしました(結局、私はその時間が好きなんですね)

メンテを終えてセットし、はじめに聞いた一枚のレコードの感動は決して忘れません

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幅2mを超える家具の上にポッカリとオーケストラが乗っている、まさにその感覚を実感できた瞬間でした

「オーケストラが乗る」とは昔からDecolaを称える表現でしたが、初めて伝説を追体験出来た感動があったように思います




さて、昨年の末頃でしょうか
神戸のある方がDecolaを2台所有されているが、1台が不具合となりそちらを処分したいとのお話がありました

仲介されたのは東京の業者さんで、その方の弁によると

「初期型であり、しかも殆ど手が入っていないオリジナルの状態に近い」とのお話でした


ここでちょっと寄り道
皆さんはDecolaを求める時に1番の障害はなんだと思いますか?

10年ほど前なら英国内で4,000ポンド程で買えました
でも、これを日本に持ち込むなら本体価格以上の輸送費が必要だったでしょう

また、国内で発見できても100kgを超える巨体を運ぶには相当の覚悟が必要です


私がDecolaの購入を決めた要件は

・整備されていない個体
・運んでくれる人がいる

この2点でした
そして、Decolaと出会ってから30年も経ちましたが、やっとお眼鏡に叶う個体に巡り合うことができ
少しお高いかなとの思いはありましたが、業者さん自身が運んでくれることでもあり決断しました




到着してから委細に調査すると、アンプ関係で10点ほど部品交換されており
また、プレーヤー周りの「フォーム=スポンジ状の緩衝材」は加水分解でボロボロになったでしょう交換されていました

ありがたいことにネット社会ですから、写真を参考に検証してオリジナルに近しいようにメンテナンスを開始しました


まずはパワーアンプからスタートしました

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カップリングが2本だけオリジナルとは変わっていました
同じ英国のHUNTS製なのでこれは英国にあった間に変えたのだと思います

ただし、プロポーション的にはオリジナルはこの大きさのフィルムコンデンサーではないでしょう
HUNTS製メタルペーパーコンに入れ替えて端子間にぴったり収まりました


言伝では神戸の前オーナーは一度も修理していなかったと、その後東京の業者さんがハムを取る為に電源の電解コンデンサーを交換しただけとのことでしたから、本当に良い買い物をしました


その後の検査の結果、両chの初段とEL-34のパスコンを1個交換し、デカップリングの抵抗を2本交換して元通りになりました

もちろん全てHUNTS製のコンデンサーと抵抗はMorgan社のカ-ボンコンポジション抵抗を使っています









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自己新記録 更新  小さいアンプ選手権

別段、大きさを誰かと競って。ではないのですが

ご要望は、LINE3系統の入力、TV台の中に置ける程度の大きさで
10畳ほどの執務室(カッコつけているのではありません、実際の執務室です)で
聴く音楽は「SP復刻CD」と「モノラル時代の復刻CD」でリートとソナタが聴ければOK

使うスピーカーはフランスで販売されていたが、製造は英国MARCONIの絶品たる8インチフルレンジ
マッチング・トランスとキャビネットは純正のままで傷のない極上品を組み合わせた

内磁型の棒状のアルニコマグネットがそそりますねえ
その奥に「良い音の秘密」がありますが・・・

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もちろん「パンツ」も履いたままの淑女です

出荷時のタグも付いたまま、おそらく未使用品でしょう

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さて、アンプの構成は我が家でSP専用として試作したPX-4sを採用
どう考えてもこれ以上の回路は思い付かないので即決
今回も自作マニア諸氏では想像もできない回路になります
というか、このスピーカーありきですからね、普通のスピーカーは鳴らせません

インプット・トランスは試作機ではFerrantiのむき出しの物を使って、誘導ノイズに苦しんだので(失敗は成功の母なのよ)最初からシールド付きの物を選んで一発でバッチリだった

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この写真は試作1号機です
幅230mm x 奥200mmの中に納めています

周辺機器との色調を合わせるため「ダーク・ブラウン」に塗装
渋いです


今回の新型機は電源トランスを特注してギリギリの容量にした専用品、寸法を切り詰める為無駄を省きました

ついにやりました!

200mm x 180mm でアンプを作りました


そして、いつもの通り内部配線しか撮っていない
表側はマジでキッチキチです

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写っている物で全てです
LINE入力3系統
出力 1.7W ほど
ナス型の旧タイプのPX-4 や PP3/250も使える様に動作条件を設定しています

低域の分解能が異常です
聞いたことのない音の世界観

もう少し大きなスピーカーで鳴らしたらどうなんでしょう?

同じことを考える人はいるもので、このプロジェクトには続きがあります








素晴らしいアンプをご紹介します

前回の舌の根も乾かぬ間に(笑)
あまり見たことの無いアンプが手元に来ましたので紹介しましょう!

それも1台だけですね
前回の記事とは正反対の内容ですよ

しかし、最後まで読んで頂くとどんでん返しが待っていますので、お楽しみに



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1962年に英国で製造されたKT-66ppの素晴らしいアンプです
どこからどう見ても100%文句無しの業務用の設計と製造で「非の打ちどころがない」を具象化した様なコンストラクションです


製造は英国大手のトランスメーカーである PARMEKO社


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この威風堂々たるパワートランスをはじめ全て自社のトランスを採用しています



アンプの銘板には

FOR A.C. OPERATION と謳ってあります

本体右側の1/3はP.S.U.のユニットが装着されており、これは劇場など建物の内における使用(オペレーション)に対応した仕様であります・・・つまりACコンセントが使える場所って事ですね

一方、船舶や列車=豪華客船やブルートレイン?=の様にACが使えない、または低圧の場合には

FOR D.C. OPERATION  の銘板と共に異なる電源インターフェイスが搭載されたと推測されます

まさに、働く増幅器です、カッチョいいー


ではいよいよ本機のハイライトである内部構造を見てみましょう

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セラミック碍子のターミナル・ポストに整然と配置されたCR素子

全てのパーツには番号が振られ、スケマチックを参照する際に迷うことはありません
全盛期のTelefunken SIEMENSに匹敵する徹底ぶりです

太いアース母線を最近は嫌う人が多い様ですが、実務の際にはこれ程頼れる方式はありません
私も迷うことなく母線を採用しますが、その方法論は星の数ほどあって一朝一夕で身につく物ではありませんから、長い時間をかけた経験が物を言います

本機も実に手慣れた風格のある配線になっています


さて、こんなにも他人様の功績を私が成り代わって「ドヤ顔」で紹介したのにはちゃんとした理由があります


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電車通勤の方には分かっていただけると思いますが

「車掌さんって、なんでみんな同じ声なんだろう?」って思った事 ありませんか?

それは満員電車の騒音の中でアナウンスがより聞き取りやすい様にする為、周波数のトリミングを行なっているので、個々人の声の個性を聞き分けるのに必要な帯域の音を変化させているからなんですね


こちらのアンプも同じ用途で作られた「スピーチ・アンプリファイヤー」なのです

だから、どの歌手でもみんな同じ声に聞こえる?
流石にそんなことはありませんが、音楽鑑賞にはこのままでは全く使用に耐えません


そこで回路図もないので現物調査をしながら「MISIC アンプリファイヤー」へと改修しました
最初は簡単に考えていたのですが、数箇所もの手直し、と言うより設計変更が必要でした

これがまた、当然意図があって決まった仕様と思いますが、何でここまで複雑怪奇に出来るんだ!ってな感じで
英国製の業務用アンプのクセに精通していなければ理解不能なことばかりの様な気がしました


まあ、現状でも普通に「音」は出るのでね、おかしいと思わなければそれまでの事なのですが

ただ、球の構成もとんでもラインナップだし、入出力も変わり者だし、一筋縄どころか二筋縄でいかない頑固者でした

最終的には、そんな苦労も報われる素晴らしい音になったと思います









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