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訪問記 安曇野の響き kunitanさんの新しいリスニングルーム

昨秋に完成したブログの先輩kunitanさんの新しいリスニングルームにお邪魔してきました。

入るなり、木の香りが出迎えてくれるリフレッシュ効果の有りそうな爽やかな空間です。
天井は屋根の傾斜を活かした斜め天井で、国産松の板と梁が香りの元のようです。


現在はスピーカーとアンプの新機種に着手されていますから、見所が沢山ありました。
まずは、巨大直熱三極管のSTC 4212です。

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(携帯カメラのため画質の劣悪なるはご勘弁のほど・・・)

大きなスライダックでヒーターを点火してもらいました。
さすがに80w電球と同等のワッテージです。ステレオ2本を点火すれば、聴いている間は照明は要りませんね!

これが、送信管でなく低周波増幅管だというのが驚きですね。
僕には、子供の頃買って貰った「プラスチックの野球バット」にしか思えない巨大さです。

これに使うパーツ類を型紙に並べて、レイアウトの検討中です。

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アンプというより軍艦の艦橋ですが、こんなアテがあったら酒が進んで仕方が無いでしょう!
最新の情報ですと、別の形でシャーシを検討されているようですが、それについては私の報告ではマズイので、ご本人のブログの進捗報告を待ちましょう。



さて、もう一つの大物は、正面にデーンと構える2本のタワーです。

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製作中のTannoy オートグラフのBOXです。

完成予定は冬ごろのようです。それまでにまたお邪魔しますのでこちらも進行が楽しみですね。
コンデションの良い初期型ゴールドユニットも既に控えており、こちらも強力なツマミと成りそうで、いよいよ胃腸にはお気を付け下さい。

さて、今日のところは、ということで現行のアンプと幾つかのスピーカーで音出しをして頂きました。

最初に聴いた為か、WEのKSナンバーの20cmフルレンジ(WE-755Aと同形のユニット。別BOXで両方とも有り)の音にやられてしまいました。

オートグラフのBOXが目の前にそびえ立って居るにも係わらず、それを微塵も感じさせない見事な音離れで広いステージの中に点在する楽器が見えました。

やっぱり、当時のラッパは大した物だと再認識です。
そして、805アンプも完成の域に達したようです。
さらに、空気の澄んだ部屋の響きが乗って醸し出したハーモニーなのでしょうね。


お暇する際には、インター近くまで付き合って頂いた上、うなぎまでご馳走になってしまい、全く恐縮でした。
ガッツイテしまったので、写真がありません。(笑)

市井のうなぎ屋さんの味!これですね!一発で完璧にファンになってしまった。
こりゃあ、ハイエンドに無いヴィンテージの味ですよ。食べ終わったとたんに又食べたくなる料理の真髄ですね。


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今日も食べてしまったお蕎麦 小布施編

何というか、ラーメンでも何でも食べ始めると続けてしまう性格で困ったものです。
今日は所要があって出かけたついでに一軒の蕎麦屋さんがありましたので、またまた飛び込んでしまいました。


観光名所でもある小布施町の「せきざわ」さんです。古刹、「岩正院」さんの入り口から一つ北側の角にあります。

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和風のログハウス調の店内は広々として清潔感あるものです。
平日の2時近くでしたので、店内には3名ほどのお客さんがいただけでゆっくりと出来ました。

お品書きを見ると蕎麦は3種類の打ち方をされているようですが、どのメニューを頼めばどの蕎麦なのか良く判らなかったので、いつもの通り、スタンダードな「もり」(750円)をお願いしました。
小布施は観光地ですから、周辺の平均金額よりは少し高めかもしれません。

蕎麦を待っている間にメニューを眺めていたら、セット物を頼むと3種の打ち方の蕎麦をいただけるようです。
しかし、1500円くらいかかりますので、それは無しですね。

店内には、各種注意書き(車の止め方とか、順番の待ち方とか,フラッシュ禁止!とか)があったので、お蕎麦の写真は撮りませんでした。


さて、ほどなくお蕎麦が出来てきました。

お蕎麦自体は色白の細打ちで正統派更科そばです。
若干緑がかっており、地粉の上等の物ですね、店内には今日のそば粉は栄村(新潟との県境の農村)産との看板がありました。

つゆは、昨日の「はや田」さん以上に辛口でより洗練された印象でした。薬味はネギのみ。
しかし、蕎麦の量は半分くらい。この量は「神田やぶ」さんを彷彿とさせます。

これを鑑みると明らかに都会で修行されたご亭主ではないでしょうか?


さて、お蕎麦の味わいは本当にセンスを感じる更科の王道です。
食べている間は喉越し中心で、特に強いそば粉の香りは感じられません。

しかーし!、帰りの車の中で(悲しいことはなかったけど)ため息を「はーー」ってついたら、鼻の周りに蕎麦の香りを感じました。
それも、かなり上等な蕎麦を食べた後の香り。中々体験できる感覚ではありません。

こりゃあ、只者ではないですね。
あら挽きも是非食べてみたいのですが、この量と価格ではちょっと贅沢に過ぎますね。

僕は、お寿司とお蕎麦はファーストフードとして食べたい"くち"なので、全体に立派過ぎるかな。
家からは15分弱なので、頻繁には行きたいのですが・・・稼がなきゃ。


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今日のお昼もお蕎麦をいただきました。安曇野編

いやー、今日の昼はなんとKunitanさんのお膝元でお蕎麦をいただくという、暴挙です。
ガラにもなく、自治体の事業で講師をさせて頂く機会があって安曇野方面へも数回伺うことになっています。

この夏場になってなぜ蕎麦か?

冬の間は行きつけのお蕎麦屋さんで手一杯なので、夏の間に新規開拓って訳ですね。
この時期の方が、よりお蕎麦屋さんの真価がうかがえるだろうとの思い込みも手伝っています。


では、安曇野市(いつから市だー?)堀金の「はや田」さんへGo!

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民芸風のこじんまりとした一軒家です。
板の間(10畳ほど)と畳の間(8畳ほど)で満席は20名くらいでしょうか。

ノーマルなお蕎麦は十割そば(1000円)とニ八そば(800円)があります。
ニ八そばをお願いしました。
十割そばは、用意のないお店さんもあるので、条件を揃える為より一般的なニ八そばからスタートしましょう。

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携帯のカメラですので、画質はご勘弁を・・・

蕎麦自体は、この地方で一般的に「田舎そば」といわれる太い部分と細い部分の混じった乱打ちの様相です。

見た感じはそば粉の皮の部分まで細かく挽いているようで、粒々が見えない代わりに全体に色が濃いお蕎麦です。

また、つゆはやや辛口の中庸、カツオ中心で、もしかしたら都会育ちのご亭主かもしれません。
つまり、洗練された味わいで、自分の好みにはピッタリです。

(辛口の基準はお醤油の感じられる味という程度に思って下さい。田舎の方へ行くと、みりんの割合と煮干の出汁で思いっきり濃厚な味のつゆも少なくありません)


お蕎麦自体の味わいは、中々に個性的です。

口に入れた直後は比較的あっさり風味ですが、何度か噛んでいざ飲み込もうとする頃に、結構な蕎麦の風味を感じます。
「ほっほーう、これは楽しい味わいですね」と箸が進みます。

蕎麦だけ、つゆに付けて、わさびだけ、わさび+つゆ。と試しつつ味わいましたが、いずれも同じ感じでしたからこのお蕎麦の特徴なのでしょう。

わさびは、いい味で安曇野産間違い無しですね。


若く、威勢の良いご亭主が、「よし!」とか「そうだ!」みたいに小声を出しながら気合を入れて作ってくれました。

長野市周辺では、もり蕎麦は600円前後が標準なので、800円はお高いと思いますが、1人前の量は明らかに大盛りです。
普通もりでも、昼食には十分でしょう。(長野周辺でも大盛りにすると、量も価格も同等と思います)


ご亭主の気合と、洗練されたお蕎麦を楽しむお店でしょうか。
機会があったら、次は十割そばを食べてみよう!



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シュトラウスⅡ 「こうもり」 ウィーンの流儀

昨夜は松本市民芸術館にて、シェーンブルン宮劇場の引越し公演で、J・シュトラウス2世のオペレッタ「こうもり」に行って来ました。
所謂、王宮の中で活動するハプスブルク家の私的劇団でしょう。これを松本で聴けるわけですから良い時代に生きたものです。平和な世界に感謝ですね。


オペレッタは、その性格から最も実演を鑑賞する興味の大きな楽曲の一つですね。
元々台詞がきっちりと決まっているわけでなく、アレンジやアドリブに趣向を凝らす余地があります。
また、ニ幕の舞踏会の場面ではシュトラウスのワルツで踊る場面がありますが、特に曲が決まっている訳ではなく(聞き手に飽きさせない計らいでしょう)日によって曲が異なることもあるようです。

実際、三幕では「マツモト刑務所」が舞台であったり、あちこちに日本語がフューチャーされており、会場が笑いに包まれる場面も多々あります。
(全国ツアーのようですから、これ以上のネタばらしは控えます)


序曲に入って直ぐからのポルタメントでもう、どっぷりとウィンナ趣味の始まりです。
例外的なと思えるほどのアウフタクトなのか、「タメ」や「ミエ」の切り方が大変に心憎いものでした。

オケの編成はほぼスコア通りの小編成(弦5部の12型。ホルンだけ2本だったような=スコアでは4本だったと思う)ですが、これがトンでもない代物でした。

これまで聴いた経験のない音です。
ヴァイオリンといい、木管といい「雅」を通り越して、何とも猫なで声のようなタッチです。
僕はVPOやバンベルグSoの音を「先の丸まった」音と呼んでいますが、それをはるかに凌ぐ古い独墺系の究極の姿でしょう。


声を大にして宣言しますよ、日本で聞くことのできるオーディオの出す音は「高音が強すぎ」です。中低域が弱いと言うのかな?
(乱暴な表現ですが、街中やレストラン等で耳にする音や、電気店の店頭で絶え間なく聞こえる音の洪水、そして勿論オーディオショップなどで聞こえる社会中の再生音全体の印象と捉えて下さい)

実演のヴァイオリンは想像以上に低い音域から響きが乗っていることを理解しなければいけません。
我が家の音も、悲しいくらいまだまだです。
やっぱりA-5やVitavoxの音は正しいと言わざるを得ません。

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今日はこのカラヤン先生の名演で余韻を楽しみました。
Decca SET201-3 Karajan VPO Gueden Berry Kunz 他

さて、歌唱としては主役級の「アデーレ」はH・ヴォルフ(S)です。夜の女王を出来るほどの実力者ですから上手いのは当然ですが、コロコロとした発声と、策略家気取りなのに無邪気で可愛げのある役つくりがハマっています。
(上背の小ささといい、容姿の雰囲気は、最近おバカタレントとしてブレイクした、元モー娘の辻ちゃんを連想してしまいました)

また、三幕では演劇上の主役は何と言っても看守役のフロッシュでしょう。
ウィーン生まれの著名な俳優であるF・スーラーダは絶好調で笑いを取りまくっていました。

その他のソロ演者も半数以上がオーストリー出身者で固められており、節回しや音節のつなぎ方に全く独特のアクセントを共有していました。

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このカラヤン先生の演奏も雰囲気を重視していることはよく伝わります、ただし、このような軽妙な(おふざけの過ぎる)曲にはオケの規模も含めて立派過ぎるかもしれません。



オペラでしたら、音だけで十分楽しめますが、オペレッタに関してはやはり実演の方が圧倒的に楽しめます。
小さな演技や仕草が実に趣味がよろしいですね。
ハプスブルクの皇族はこんな感じで聴いていたのだろうな。

これは演奏そのものに批評や、文句を言う対象では無いってことですね。(レコ芸は嫌いな僕です。自分より上手い人を批評してなんになるって感じですか)
眉間にしわを寄せて、解釈だの表現だのと通ぶって聞くものではなく「皇帝の気持ち」で人生を、音楽を楽しむ為のものですね。


これからも、まだまだ国内の公演は続くようですから、ご都合のよろしい方はご覧下さい。
お勧めです。


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信州だから、蕎麦の話なども書いてみる

長野県民というより、信州人の方がいいですね。

信州人だからといって全ての人が蕎麦好きという訳でもありませんが、私はというと、口当たりの良い蕎麦好きと公言して憚りません。
特に営業職の時代は、自動車で県内のあちこちに行き、ご当地の蕎麦を頂くことを楽しみにしておりました。

蕎麦の味については、10月後半から年内くらいまで、新蕎麦の地粉(当地で収穫したそば粉)を使える間は大抵の店で美味しい蕎麦が食べれます。
問題は、これからの夏場から秋口にかけて、粉の味が落ちる時期にも美味しいお蕎麦を提供するお店が「技量優なる」と思っています。


初めて本当にンマイ!と思った蕎麦屋は、もう既にありません。
長野オリムピックに伴う道路の拡張で閉店してしまいました、黒姫駅前の「かどや」さんでした。

昼にもり蕎麦を1枚頂いて、夕食の頃まで、自分の頭の周りをほのかな蕎麦の香りが漂っていたほどの絶品でした。
それを食べて以降、私の中での蕎麦に対する基準が出来上がりました。

いくら信州と言っても、そんな感動を受けるお蕎麦屋さんに出会うことは稀なことです。(特に夏場は)
ですので、自分の紹介基準としては、夏場でも美味しく頂ける「蕎麦を打つのが上手なお蕎麦屋さんだなあ!」と感じたお店になります。


第一回目の今日は、自宅から車で2分弱の場所にある(歩いていけよ!と言われそう)めん処 「やま富」さんです。
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外見は、ちょっと昔めの普通の民家です。
今ほど食べて来ました。 家を出てから帰宅までの所要時間20分程度で、正にファーストフードの面目躍如でした。


もり蕎麦は550円と標準的な価格設定。
これに、いつもの、天ぷら3品 350円を足して頂きます。
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建物からして、器までも、華美なところは一切ありません。

この天ぷらは、内容が決まってなく、季節に応じて変わります。今日はニンジンの掻き揚げ、信州えのき、時期的には名残りの「コシアブラ」でした。

僕は高名な「タラノメ」よりこの「コシアブラ」寄りですから、不満はありません。
夏になれば、天ぷらに最適な夏野菜が付きます。

蕎麦自体はかなり細打ちの更科流というのでしょうか?
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この蕎麦の美点は
① 〆の水が死ぬほど冷たい
② 細いのに強靭な腰がある。
③ つゆはかなり辛口、あっさり、かつお中心。 なところだと思います。

香りで勝負と言うよりは、喉越し勝負って感じですね。
でも、冬の間は十分香り高いそばですが、やはり全体的には更科方向と言えましょう。
同じ傾向の蕎麦としては、松本IC近くの有名店「Kさん」より上手ではないかと思っています。

また、わさびも、安曇野の生おろしのようです。
今日は見事に「アタリ」の日でした。
わさびも新鮮で質が良いと、「ダイコンおろし」のような、野菜感と甘みがあるんですよね。

ただし、これは生ものですから、日によって状況は変わります。


よって、本日のやま富  星 ふたつ半ですーーー!
(蕎麦は十二分に美味しいです。個人的に更科系より田舎そばが好きというだけです)



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速やかならん事を欲すれば則ち達せず  クナのPARSIFAL

イングランド戦は不思議な試合でしたね。
入れるゴールさえ間違わなければ、3ゴールは全て日本選手だったので、3-0で勝っていたのに・・・
選手交代の度に、先日自分で考えたシステムに近づいていったのでドキドキしながら見ていました。
阿部選手がアンカーで頑張ってくれたのがとても嬉しかったです。


さて、表題の「速やかならん事を欲すれば則ち達せず」は
有名な孔子の言葉です。

急がば廻れ。的な意味で良いのでしょうが、サッカーの実力も、オーディオの音にも全て適用できる大好きな格言です。

パワーアンプの設置状態の変更は遂にプリアンプにも及びましたが、2,3日前にどうやら落ち着きを取り戻しました。
これから、どれ程の時間が掛かるかは分かりませんが、その先にある音は、変更前よりもステキであって欲しいと望んでいます。

そんな訳でここのところは、古いモノラル盤やSPレコードを中心に聴いています。
その中から「やっぱり、途方も無く凄い1枚」をご紹介します。

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Decca LXT 2651-6 knappertsbusch Bayreuth 1951 Wagner PARSIFAL

先人の好事家によるとクナの演目の白眉はパルジファルにあるとの意見も多いようです。
バイロイト・ライブのパルジファルでは1960年代のステレオ盤が決定盤として名盤の誉れも高いものです。
(その盤については次回詳報いたします)

この1951年盤は当然のことですが、モノラル録音ということもあり、現在ではステレオ盤程の話題を集めることは無いようです。



さてさて、そもそも「Parsifal」はキリスト教との繋がりを連想するテーマでもあり、本邦ではあまり聴かれる機会が少ないかもしれません。
また、派手なオーケストレーションの場面も少なく、登場人物も限られていますので地味な印象を拭い切れないのでしょう。

しかし、ストーリー自体は、日本人の道徳観からすると「それ、あり?」っていうくらいワグナー・ファンタジーがバリバリですから、音楽的にお気に入りの場面だけを見つけて聴いてみるのも悪くないと思います。

まあ、じっくり聞き込めば多分比類なき傑作に間違いはありませんからハマル人も多いかと思います。
特に、「聖金曜日の奇跡」の場面などはやっぱり背筋が寒くなるほどの強大なエネルギーを有しています。

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5枚目の裏面だけに、ゴールデンクロスが透かしのように入れられています。
聖杯や、白鳥、鳩などの小物と一緒に。

日本では人気薄のパルジファルですが、さすがに欧州では長期に渡りプレスが続いたようで、このレコードには数多くのバリエーションが存在します。

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①ツヤなし紙ジャケット、6枚バラ
②レーベルのDECCAロゴが大きい
③祝祭劇場の後光が長い
④内溝
⑤フラットプレス
⑥マトリクス末尾番号 1A & 手書き文字
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などの「やくそく事」があって初版とされているようです。


このレコードを手で持った感触は独特なものがあります。

厚みの割りに「軽い」のです。
表面もカサカサと乾いた感じで、丁度「SPレコード」の肌触りに近いものがあります。
以降のものとは、ヴィニールの成分そのものが異なるのでしょうが、実はこの手にした感覚が、このレコードの評価にかなり大きな影響を持っているのでは?と考えています。


以前、SXLの2000番の特徴として「薄い板の乾いた感じを伝える」という感想を書きましたが、このレコードはそのベクトルを極限まで拡大して「乾いた空気の存在」さえも感じさせてくれます。

今回のオーディオ遊びで、一時は透明感や明瞭感が向上し、クオリティが上がったように感じました。
しかし、それらの印象が決して好ましいものではないと言う結論に達したのです。

本当の意味で再生音の情報量が増すと、単に楽器の音がクリアに聴こえるのを超越し、演者と聞き手(マイク)の間には確実に大気が存在することを分からせてくれるものだと思うに到りました。

その空気の質が問題なのです。

実際は、日本の湿気の多い空気の中で聴いているのに、レコードを再生することで(例えば)バイロイトの祝祭劇場内の空気を感じられるか?
そんな事を思い起こさせてくれた1枚であり、このレコード(の音)によって沼の底から引き上げられた気持ちです。


この1951年という年は、大敗した世界大戦後の記念すべきバイロイト再開の年で、名演が幾つも残っています。
わけてもフルトベングラーによる「バイロイトの第九」は不朽の名盤ですが、録音された音質に関しては全ての面でこのParsifalが凌駕しています。



インシュレーターやその他のチューニングパーツで得られる一時的な音の変化は、あくまで一瞬の耳当たりの変化に過ぎません。
瞬間の音質の向上と思われる現象は、本質的なオーディオの変化とは別の物だと思います。

この古いモノラル録音のレコードのような「徳の高い」音源を鳴らし続けることによってのみシステムの成長が達成できるのだと、改めて教えられた今回の顛末でした。


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