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幾つかの事柄  その後について

これまで記事にした中で、その後の経過を一括で書きます。


Ⅰ:スカイライン風QRD拡散板

QRDの試作品を作り聴いてみたところ、響きが多すぎて&高音が丸くなるという現象を確認しました。

これは、全く笑っちゃうんですが、
QRDの有る無しを別にしても、左側の音圧が落ちていると感じていました。大捜索を開始しその果てにスピーカーの励磁電源の電圧が(左側だけ)数%落ちているのを突き止めました。

対策は新品の整流管を差し替えて事なきを得たのです。しかし、少し驚いた事実を見つけました。

励磁電圧を測っていると、時間の経過と供にコイルの温度が上昇して電圧もあがります。
電源投入直後に203vほどで、3時間近く後には217vまで上がります。
これ自体は当然のことでしょうが、その間に磁束密度が変化するのか、高域のエネルギー感が変わります。

217vまで上がると、腰の強い強力な高域に変貌します。このときにQRDがあった方が聴き易いと感じる事もあるのです。

時間の経過によってアクセサリーの評価が一変してしまうのです。
毎度の事ですが、短時間の試聴や評価付けの怖さを知った次第です。

02_convert_20110221111657.jpg

Ⅱ:マッキンMC240のメンテ

出力端子のバリアターミナルが割れており、場合によってはショートの危機がありました。
幸い交換部品が現在でも入手可能なので、これを交換しました。
11交換の途中、片方取り外しました。
右側が以前の部品です。バリアがなくなっている様子をご覧頂けると思います。
12p以って、両方の端子を交換しました。

さて、この作業中に電源のサーミスタ(負の温度特性を持つ一種の温度センサー型可変抵抗。半導体整流のアンプでも整流管のようにスロースタートができる)が割れかけているのを発見しました。
交換は必須と言いたい部品ですが、つい見落としがちな箇所でもあります。

そこから、交換部品を探すのですが現在の市場では基盤付け用の小電流タイプが多く、3A以上流せる物を探すのには骨が折れました。
前職の時代に付き合いのあった商社に相談した処、イギリスでは扱いがあると・・・!?
で、探してもらったら国内に在庫がありました。

1000個単位の受注は勘弁してもらって、数個を譲ってもらいました。 ホッ
13ちょっと触っただけで、ポロッと取れたサーミスタ。
同時期のマッキンアンプでプレート電圧が低くなってきたら交換の必要アリです。




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スカイライン風QDRパネルを聴いてみた・・・けど

さて、ナメテかかった天井付けタイプのQRDディフューザーの製作ですが、時間は食うわボンドは無くなるわで昨日は製作を中断して出来た分だけで音楽を聴いて見ました。


大体において「試聴」ってことをした事が無い人間なので、特に何を聴くか決まっているソフトなどはありません。
そんでもって、昨日まで聴いていたDECCAの「ジークフリート」ショルティ盤が出しっぱなしだったので、これを聴きます。
DSC03362.jpg
DECCAのリングシリーズの録音としては2作品目で、確か1962年頃ですね。
この次の「神々の黄昏」からオーストリー製の新型録音機材を導入したので、これはDECCAとしてはモノラル時代からの継承で使われてきた旧世代に属する機材で収録した物。

最近のクラシック録音に見られるような風呂場エコーとは随分異なる印象です。
楽器自体の音はクリアーに捉え、ゾフェインザールの豊かなのに明るめの残響音が後方、上方に立ち昇るといったThat's DECCA録音でしょうか。
DSC03363.jpg


まずは昨日の写真の通り頭の後ろへ・・・

なーーんとまあ!
随分と聴いた感じが変わるものです。

どこかのサイトなら「激変」っていうところですね。
しかし、変化=良い状況という訳では無いのがオーディオの辛いところです。

細かい話は置いといて、続いて「天井型QRD」といえば定番の天井へ付けてみました。
スピーカーと人間の中間の一時反射するであろう辺りの位置です。
DSC03351.jpg
まだ1個しか作っていないので、センターに着けました。

全体のイメージを申し上げると、特定の周波数を反射して、更に高い周波数は吸収するように聴こえます。

反射の具合は結構広い周波数にわたる様で、見方を変えると「音源」と捉える事もできそうです。
つまり、自分の後ろに置くと、マルチのリアスピーカーのごとく発音体のような印象と言えます。天井付けでは天井に埋め込んだスピーカーのように、ってことですね。

このように、ディレイ成分の音が聴こえることで、残響の乗り方が変わったのでしょう。
しかしながら、今回はこの現象は問題点が目立ってしまいました。

簡単に纏めると
① 前方に定位する楽器や声に残響音がまとわり付いて聴こえる
② 方向の情報がグタグタになるらしく、音像が一斉に手前に押し寄せてくる。
③ 高音成分が減ずるので、丸みを帯びた音色に変化するようだ。
つまり、自分としては相当困った方向に激変してしまったのです。

ただし、これは私の装置と部屋において私の好みで聴いた固有の印象であることをお断りしておく。
また、既製品の「スカイライン」は同じ発砲スチロール製ながら、一体成型のようだが、この試作品は数多くの部品を張り合わせているので、隙間で吸音したり反射の状態も相当違うと考えられることも付け加えておきたい。
加えて、我が家の室内環境もご覧の通り本邦では特殊な「超デッドエンド・ライブエンド」であることも忘れずに頂きたい。

では上に挙げた3項目で、試作QRDの無い場合の特徴を(やや無理やり)表現すると。

① 楽器の音が立ち消えるとその上方に香るように残響音が立ち登り、消え入るように、楽器の音にエコーが被らないで欲しいですね。
最近の録音は、元々残響音が楽音に重なる感じのするものもあるが・・・

② オペラともなると120人からの演者の共同作業である。
その全員が前へ前へと押し寄せてもらっては、舞台上が混雑していけない。
120人はそれぞれの割り当てられた位置に居て欲しいし、楽器を持ったまま駆け寄って来ないのが普通だ。

繰り返しになるが、別のジャンルの音楽鑑賞では音を前に出す事を念じて聴いておられる方も見える、そんな場合にはQRDは有効と言えるかも知れない。

③ ドイツのアンプやスピーカーを使っていて、唯一「らしいな」と思わせるのがドイツ語の「ツェッ」とか「シュッ」という発音の鋭さだと思っている。
この特徴は場合によりヴァイオリンの高域でささくれ立つような鋭さと聴こえることもある。
一方、これまでに僕が使ったALTECやWEは比較するとやや丸く(太く)なるが、そこが長所でソプラノやヴァイオリンの最高音でトゲが刺さらずに心地よい。

試作QRDを使うとうちのスピーカーでの最高域が少々大人しくなる傾向がありそうだ。
これも、欠点とは言えない。
むしろ、ヴァイオリンの高音をまろやかにしたいと願う人は少なくないだろうから「美点」と言っても良かろう。


使ってみた感じは以上です。

このQRDは元来ホールでの使用を前提として設計されています。
よって、予め残響成分を含んで録音されているクラシックのレコード再生においては、残響音の扱いをより複雑にしているように思いました。

逆に考えると、マルチモノラルでオンマイク(又はライン入力)で収録される楽曲などでは適度な厚みと、豊かな響きが付加されて好ましい結果になる場面もあろうかと思います。


最期に、スピーカーの面より奥の床に置いて聴いてみました。
DSC03361.jpg 
仮想の音源が低い位置に出来ますので、音像が下がり、また後方に定位したまま前方に迫っては来ませんでした。
我が家では、少なくともスピーカーの面より前方(手前)に設置する事は無さそうですね。

早急に結論を急ぐ事もありませんので、もう少し聴いてみたいと思わせる変化でした。



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再びQRD 拡散パネルに挑戦してみたが・・・

長年の夢を叶え正面の壁にカーテンを掛けたことにより、特定の周波数を吸い気味だったので、QRD拡散板を製作したことは以前の記事に書いた通りです。


昨日の晩に突然思いついて、今日は天井付けタイプのQRDを作ってみました。・・・思いっきり途中です。


この思い付きには、きっかけがあったんですね、実は。
2,3年前に何処かで読んだ記事の中で「天井付けタイプを使って見事に低域の落ち込みが改善された」とあり、頭の隅に引っかかっていたのです。
定在波の消去に成功した。という内容だったと記憶しています。


このタイプは既製品も販売されていた筈です。NET検索で詳細を調べてみました。
有名な「スカイライン」という商品名で、販売価格は5万円(2枚)以上となかなかの高額商品です。


そこで、いつもの通り安価に作ってみてその効果の程を確認しましょう。
まずは、QRD理論の復習をしてターゲットを決めてから設計をしましょう。
DSC03347.jpg効果の程が見えないのにイキナリ5万円以上の出費は厳しいですものね。

とりあえずホームセンターで材料になりそうな発砲スチロールを物色。
DSC03346.jpg
ハンズでもあれば棒状の材料もあったかも知れませんが、30mm厚の板材からレーン毎に切って並べる方が経済的&効率的だろうと判断しました。

で、途中まで作ったところ・・・
DSC03348.jpg
かるーく考えていたのだけれど、時間が掛かるのなんのって。

2枚セットを今日中に楽勝で作れると思っていたのに、1枚目の70%ほどでスチロール用接着剤が終了して本日の作業はおしまい!


これを潮に、出来たところまでで音響効果の確認をしてみましょう。まずは頭の後ろに立てかけて
DSC03350.jpg
あのね、これだけの面積でも、もの凄い変化量ですよ。
このタイプのデュフーザーを使った経験のある方は、お解かりいただけると思うのですけど部屋の片隅に仕込むだけでスピーカーから伝わってくる音の様子すら変化させるようなパワーですね。

今日は、変化量が大きいというご報告だけで終了しましょう。
その後も、場所を変えていろいろと探ってみました。
その結果に関しては明日のエントリーに書きます。




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マッキントッシュ MC240 メンテ その3

ノイズにまみれていたMC240の再生音は再び美声を取り戻しました。

117vのAC入力ポジションに115vを投入した際に、回路図中430vの出力管プレート電圧は417vとなりました。
このまま2日ほど通電して後、各部品の検査を行いました。

コンデンサーを結線した状態では正しい容量を測り難いので、半田を抜いてスタンドアローンとし、容量チェックと絶縁の簡易チェック(アナログテスターの針の振れを利用した例のヤツです)を進めて行きます。

MC240は直結の結合段があり、コンデンサの絶縁に頼らない反面、真空管の性能に頼る面が多い回路と言えましょう。
それでも、製造後50年近く経っていますから各コンデンサーの寿命は気に掛かるところです。

しかし、これらは次々と検査をクリア!文句の無い結果を示しました。

続いて、過去のメンテの経験から、最も部品交換の確率が高いカソードのバイパス(電解)コンデンサーを調べます。

その結果やや怪しいのがこれ、部品本来の規格は 100μFとなっていますが・・・
7.jpg
片チャンネルの容量が75μF以下になっています。
ちなみに反対側の物は150μF以上の値を示しています。

これは交換かなと思っていたのですがメタボパパさんの何とか救えませんかとのご要望があり、少し刺激を与えてみると、表向きの計測値は増えたように見えました。
これは一時的な現象だとは思いますが、以下に記するとおり今回は保留事項を残して、時間をかけて復元する事になりました。

その後、抵抗器の測定を行い2,3の容認しがたい値のズレを確認しましたが、アンプの動作そのものには致命的では無いと判断しましたのでこちらも保留としています。

各真空管単位のチェックを行い、入出力特性と周波数特性を図りメーカー製アンプの底力を再確認したのです。
グラフにすると定規で直線を引くだけのような、広帯域でフラットネスな性能を保持しています。


さらに音楽再生によるヒアリングを重ねました。
DSC03336.jpg

ノイズ、音質などは申し分ありません。
しかし、モノラル音源を用いた極めて意地の悪い聴き方をした場合、音楽の集中力に欠けるきらいがあります。
これは左右のチャンネルのアンプでホンの僅かな音の差(測定器には到底表れない)による可能性も有ります。


しかしながら、ここで性急に結論を求めるのは得策で無いと判断いたしました。
何故なら、左右チャンネルの僅かな音の違いは、本アンプ以外の拙宅の機材や室内音響に起因する可能性もあります。
よって、アンプの調整を完成させるには、実際にメタボパパさんの家でお使いの装置に繋いで鳴らす必要ありと判断しました。


また、ヴォーカルなどのセンター定位の感じ方も少なからず個人差がありますね。

同好のマニアのお宅を訪ねて「いつもヴォーカルが左に寄ってるなー、この御宅は」と感じる事がありますでしょう。
私自身のセンターが人類の標準だと断言できる自信はとても持てるものではありません。

そんなこともあって、メタボパパさんのお部屋のリフォームが住んで機材がセットされるまでの時間にすこしづつ保守部品を集めて、現場で音を聴いてから改めて最終復元の続きを実施しましょう。と決めたのです。


追伸
少し前に、編集中のをエントリーしてしまったようです。
mamboさんからコメントを頂きましたが、記事を消したらコメントも消えてしまいました。ご心配をお掛けしました。


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マッキントッシュ MC240 メンテ その2

前回に続き、MC240のメンテナンスの2回目です。

*******************  前回のあらすじ  ****************

当面、ノイズとゲイン不足の原因を解決しなければなりません。
そのため、怪しいと踏んだ電源回路の大容量コンデンサーを調査したところ、予想通り容量抜けを発見しました。

コンデンサーの容量が抜けているのだから、交換をすれば良いのは当然ですが、そこが当然に行かないのがヴィンテージの辛いところで交換をするべき純正部品はとうの昔に生産完了と相成っております。

+++++++++++++++++++ 今回のお話   ++++++++++++++++++

ご年配の好事家の方はご記憶のある向きもございましょうが、かつて伊藤喜多男翁はその晩年において無線と実験「MJ誌」に「キタオのたわごと」というエッセイを寄稿されていました。

そのある回に、「修理と復元」という主旨の文章を書かれていた事を覚えています。

すなわち、
私は古い機械が壊れたからと言って、機能的に同じ部品を置き換えて、音が出たと喜ぶことは出来ない。
不具合のある部品に同じ物がなければ、同時代の同じ意図を持ち、プロポーションを保持できる部品を探し回るしか能が無い。
実際、ソケット一つを探して何日も秋葉原を歩き回る事もある。

というようなことを申されておりました。

また、特殊コネクターの業務用アンプだからといってRCA端子を付けるために無闇にシャーシに穴を空けては遺憾。とか、
古いハーネスは可能な限り利用して用いる等、現在に至る私の基礎となる心構えを説いて下さいました。

そして、その文の最期は「自分は修理は出来ないが、復元はする。膨大な時間と費用が掛かることを納得いただいてから引き受ける」と結んでおりました。

(注)何分古い本故、出典の確認ができず、また記憶も古いので細かい表現の差異はご容赦頂き、主旨をお汲み取り下さい。


勿論、私如きに膨大な時間も費用も出してくれる人は一人としておりませんが、自分自身の機械であれ他人様のをお預かりするにしろ、伊藤翁の精神を守る気持ちだけは人一倍と念じております。



さて、言い訳が長くなりましたが、
往時のアメリカ製ブロック電解コンデンサーが必要になります。
その取り付け方式はツイストロックという古典的なもので、この取り付けパーツを生かしたまま部品交換を完了するのが最大のヤマ場だと当初から睨んでおりました。
DSC03297.jpgツイストロックで取り付けられたコンデンサーの様子。

しかし、表の市場には450v以上の高圧に耐えるOLDブロックコンデンサーの物流は枯渇したようにも思えます。



古くからの知人で以前は電気業をされていた大先輩のお宅にアメリカ製のコンデンサーがダンボールに入ったまま相当数保管されているのを私は覚えていたのです。
今回、それをアテに出来るだろうという読みがあったことが、このMC240のメンテをお引き受けできた最大の理由でもあります。

途中で菓子折りを買って何年か振りにお邪魔しました。
そして、山を掻き分け所要のコンデンサー(代替可能な)の発掘に成功したのです。

6.jpg
下段が奪取したコンデンサー。
上段が新品で入手したヴィンテージ・マロリー(元箱)

10年前までは、アキバで幾らでも買えたんですよねえ。多分、当時のままの金額で譲ってもらいました。


こうして、無事3本のブロックコンデンサーの交換を完了しました。
5.jpg
右端のプラス側のコンデンサーを覆っている絶縁紙バンドも、慎重に脱がして新品のコンデンサーに着せました。

若干背が低くなっておりますが、容量的にも音味も見た目にも違和感なく組みあがったように思います。

最新の部品を使えば、いわゆる「良い音」になるのでしょうかねえ?

しかし、とみに最近「良い音」ってどこにあるんだろう???と疑問に思っているんですよねえ。
オーディオ的要素が向上した音は、本当に「良い音」なのかしら?
もしかしたら、ひどい勘違いをしてるんじゃないかってね。



さて、余計な悩みは置いておいて・・・
幾つかの主要パーツに劣化の無いことを確認して第一回目の火入れを行いました。

見事に電圧は戻り、音楽の再生も合格です。

このまま、2、3日通電した後、各パーツの検査を行う事にします。




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雪の中の湯治場  北信濃 山田温泉

メンテの記事の途中で、ぶらり旅を挟みますがご容赦下さい。

長野県は全国でも温泉地の多い地方だそうですが、草津、熱海や別府のように町全体が温泉を中心に生活してます!感がありません。温泉街では勿論そうでしょうが、その一つひとつは山間に点在する小規模な温泉街が多いのです。

実際に利用する時のことを思うと、
車に乗れば、小さい温泉場だったら10~15分もあれば着いてしまうので、漂泊の想いは浮かびません。

また、オーディオの友人だけを見ても各温泉地に居られますから、遊びに行くときは家のお風呂を借りるのと同意で温泉に入れてもらえます。
したがって、都会で暮らした頃の、ようやく予約を入れて汽車に乗り、高いお金を出して温泉に行ったことを思えば、今は温泉に入る事のありがたみが薄くなっているかもしれないのです。
でも本当は今の環境の方がよっぽどありがたいのですけれどね。


それでもこの週末は、家から30分も掛かる山田温泉まで出かけるという大イベントを実施しました。

PICT0011l.jpg
ロータリーの真ん中にある雪を湛えた「大湯」 外湯の公衆浴場です。
地元の人たちは道路の反対側にある通称「小湯」に入ります。そちらは町内会に配られる専用の「カギ」が必要です。
このロータリー内で商店をされている家の次男坊 K君がAltec A-7を使っています。


上記した通り信州には温泉地は事欠きませんが、野沢だ、浅間だ、白骨だといったメジャー処に比べると山田温泉は「知る人ぞ知る」に属するかも知れません。

一部の人がご存知なのは「藤井荘」という老舗旅館で、かつては森鴎外の定宿として中央にも名前が通っていたようです。
まあ、そこ以外はこじんまりとした正に「湯治場」然とした風景を残しています。

PICT0013.jpg
K君ちの三軒となりの山田館さんでもお世話になりました。



私も一応40年以上信州に暮らしていますので県内の各地の温泉は相当数お邪魔しました(それでも何十分の一ですが)

その中にあっても、この山田のお湯はいいですよーーー!

蒸留水のような透明度に、程よく湯の花が泳いで、
入った瞬間に、肌がツルツルに変わって行くのが実感できます。

山田温泉とさらに山手の五色、七味温泉からなるこの一帯は泉質において筆頭に数えられる物と思っています。

PICT0003po.jpg
特に華美や豪華な温泉地では無いし、くたびれた射的場もなければ、おばあちゃんの立つスナックも無い。

しかし、手入れの行き届いた器(建物)に野の花が迎えてくれる。
春や夏には向かいの斜面に、カモシカも挨拶に来てくれる。
立派な建物と喧騒が無い換わりに、自然に包まれたゆっくりとした時間の流れがここにはあるようです。

オーディオでも音楽でも、温泉でも神は常にマイナーな、そして細部に宿るんですよね。




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マッキントッシュ MC240 メンテナンス

先日、昔使っていたマッキンのプリアンプの写真を眺めていたら、これも何かのご縁なのか?
ブログでリンクいただいているメタボパパさんのパワーアンプMC240が不具合となり、それでは中を見てみましょうというお話になった。

ヴィンテージの機械をお使いなら経験のある方も多いと思うのですが、
修理って中々一発でスンナリいかないんですよねえ。

これまでより高圧の正規の電圧が掛かってみたり、半田の熱で半死の部品にトドメを刺したりで、修理店との間を行ったり来たりする事も少なくありません。

修理屋さんは、どうしたって時間で稼ぎますから、自分の持ち物のようにじっくり向き合ってしまっては、倒産に直結しますからね。仕方の無いことなんです。

そんなことも想像できますから
事前に、「ご確認」という形で

1.私はプロでは無いので完了できない場合もあります。その際には専門家へ移すこと。
2.「音の良くなる秘訣」などは持ち合わせていないので、原回路、原部品を尊守するしか私には術がない。

この点をご納得頂いて、現物をお送りいただいた。

決まってからが逆にプレッシャーであった。
回路図を眺めて信号の流れを頭に入れようと試みたが、さすがは大メーカーの製品。
OUTトランスを始め、素人の思いもお金も及ばないようなパーツや用法が多く、正直「なんでやりますなんて言っちゃったんだロー」とブルーになっておりました。

そうこうしている内に、大きな荷物が到着。
これは腹を決めるしかないと、捻じり鉢巻で取組みました。


まずは、症状の確認

◇ノイズが盛大にでて、音が小さくて歪む。  整流管が逝かれた様な症状と同じね。もちこのアンプはダイオードですが。

聞いていた通りです。
しかも、両チャンネルとも同じ状態なので、やっぱり電源が正規に供給されていないようですね。

と、ここでご開陳
1
シャーシは初期タイプで、フィルムコンデンサーはバンブルビーとブラックビューティーが半々くらいの時期ですね。

恐るべきは、整流の予備基盤のセレンやらロケットダイオードやらが、交換された形跡が全くありません。
ふつーこれは無いよねえ。よくぞ残っていました。って感じです。
と、思いつつ反対側も見てみます。

DSC03294.jpg
抵抗器の半田あとを見ても、ほぼ交換の痕跡なし。

少なく見積もっても製造後40年は経ってるでしょ!! どうしたことでしょう。


と、ビックリしてばかりはいられないので、お約束の大容量電解からチェックをスタートします。
まずは、関連部品を外してスタンドアローンにしますが、執拗な「からげ配線」。見事なものです。
外し難いー

幾ら古いものでも、これぞアンプ造りのお手本です。40年間不良を出さない心構えが違います。

4整流回路の250μFプラス側  みごとに抜けきっていました。


3平滑とデカップリングの 100μF+30μFのコンビネーション2本。
こちらも同様です。


そうと決まれば、後は交換を部品を付け替えればいいでしょう?

しかし、そう簡単にはいきませんね。そーです、純正部品なんかトウの昔に品切れになっていますからー。残念!(ふるー)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・つづく




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Klangfilm 戦後のモニタースピーカー KL-L305

前回のモニターの後継機となるべく開発された、有名な「KL-L305」モニターです。

DSC01068.jpg
コーン紙の規格などは前回の物と変更ありません。
というか、ドイツの映画やレコード産業に携わる工業界というのは成熟が進んでいて、メーカーやブランドを超えた共通規格が整備されています。

コーン紙もその一つで、機種変更があっても緊急時の危機管理が出来るようになっています。 オトナー!

(当事者だけど、VHS&β とか MD&DCC とか民生機は規格乱立ですよね。困るのはユーザーなのに
昔のビデオカメラで録った子供さんの映像を、結婚式の時には見れないのじゃないかしら)


DSC01055.jpg
変わった点はこのフレームですね。
寸法の変更はありませんね、材質が鉄板のプレスから鋳物に変更になっています。

鋳物ってのは鋳型に初期投資は必要ですが、プレスに比べるとクオリティコントロール(マネージメント)は数段楽になったのでしょう。
戦後になって、需要が急増したことが伺われます。

さて、このフレームは初期のオイロダインのウーハー部のフレームと同様の構造です。
このことからも、ステージ上にはオイロダインが踏ん張って・・・
映写室ではKL-L305が足元を支える。といったスタイルであったことがわかります。

DSC01075.jpg
銘板は新時代のスタイルになっています。

しかし、コイルカバーの鋳放しの肌は凄い迫力ですね。
ロッククライムの岩肌みたい。

また、先にご案内した可搬用スピーカーにも使われています。
重いユニット+フィールド電源が必要ですから、戦後のスピーカーに比べてかなりの重量です。
そこで、多少なりとも軽量化とコストダウンを図ったのでしょう・・・
DSC01125.jpg
ユニットの右側にあるのが、励磁電源ですが・・・・

「トランスなし」のダイオードのおじいちゃんみたいのにコンセントから220vを直接ぶち込んでコンデンサ(たしか8μF)を通すだけ!!!
鬼のような乱暴なフィールド電源です。

でもですよ、
この装置で聴く、当時のシャンソンや流行歌はトンでもない音がするのです。

言い様が難しいのですが、定電圧装置などのレギュレーターを用いてどちらかというと去勢されたといえば聞こえが悪いですが、いわゆる整えられた美音とは正反対で
生命感に溢れ、凶暴さや狂気すら存在する、躍動する人間の生き様を表現できる機械でした。




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klangfilm 映写室内用モニタースピーカー 戦前

時代が前後してしまいましたが、戦前から映写室等で使われていたモニター用スピーカー(フルレンジ)をご紹介します。

型式は KL-L9302  およそ30cmの直径です。
DSC01091.jpg
フィールドコイルは、業務用と同じ220vです。
DCR(FC)は20kΩもあるたっぷりと巻き込んだものです。

フレームは鉄板プレスの至って簡素な造りで、逆に過酷な環境での使用も見越したシアターモデルの凄みを感じさせてくれます。

DSC01089.jpg
特徴的なセンターダンパー。
クラフト紙のような紙でできています。

磁気回路内のボビンの位置は死んでも変えないぞ!という迫力に満ちた構造になっています。
(本当にそんな理由かは知りませんが・・・)

コーン紙は軽く、強靭な物で、フィックスドエッジの硬さも尋常ではありません。
正に、金属製ダイアフラムの如き硬さですから、「フルレンジドライバー」と呼びたくなるものさにあらん、といった面構えです。

DSC01088.jpg
この銘板の色姿が古い時代の製造を物語っています。

このスピーカーは我が家のメイン(すいませんm(_ _)m1台しかないのに見栄張っちゃいました)
のEuropaの純正の組み合わせ時のモニターです。
よーし!これでモニターするぞー(何の?)と勢い込んで購入しましたが、一室しかない我が家では、モニターの必要は当然ありませんでした。


さて、現場ではどの様に使われていたのでしょうか。
22_convert_20110208190100.jpg
この写真の右上にあるように、1mx1.2m程のバフルに取り付けて壁から下げていました。
これをパクろうとしたのですが、めんどくさくなって止めました。


ちなみに、その下のアンプがこれも純正組み合わせの
Kl-32611 Europa-junior-klarton-Verstarker です。



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Klangfilm 可搬用小型アンプ

前回は主に外回りの講演や、移動映画館などに使われた可搬用スピーカーをご紹介しました。

世界に冠たるKlangfilmですから強大な移動映画館から、村の公民館や小学校の講堂まで膨大なラインナップがあったようです。
その中では極小さなものですね。
DSC00883_convert_20110202144257.jpg

今回はこの写真の下側に見える専用アンプについてです。
DSC00872_convert_20110203163019.jpg
Klangfilm SF-V6シリーズ  恐らくType1か

実はこのタイプの小型アンプは、年代や出力の規模によって膨大なヴァリエーションがあり分類するだけでも大変です。

私が入手したものは初期の頃に活躍した個体で
レコード(Phono)入力付き
プリアンプリファイアー  EF-40   4本
アンプリファイアー    EL-41PP でもって10W程の出力を発生します。

内部はこちら。
まるで昨日作られたかのような精密感に溢れています。
DSC00878_convert_20110203163130.jpg

中古で購入して、唯一一つの部品も交換せずに使用できたアンプです。(2台とも)

DSC00874_convert_20110203163059.jpgこの写真で注目されるのは、何かをビルトインするプラットホームのような天板の造形と、それを根拠つけるような横向きの接続コネクターです。

この天板はまさにプラットホームであり、これも専用の小型映写器 SIEMENS製のプロジェクター 2000シリーズがドッキングするようになっています。
49_convert_20110203164523.jpg
こんな感じでセットされます。 



小中学生の頃、年に1度くらい学校の講堂で映画鑑賞会がありました。
私と同年代の方は懐かしく思われる方もいらっしゃるかもしれません。

「赤い風船」
「チャップリン小品集」
「ハイジ」アルプスの少女ハイジの実写版

などなど、周りの学友は飽きてダレ切っていたようですが、私はドキドキワクワク・・・今でも鮮明にその講堂内の空気感やスクリーン上の映像を覚えています。

 

今回ご紹介した可搬用のリプレイスメントセットは、同じように学校などで使われていたのでしょう。

翻って思うに、私が子供の当時に使われていた機材はどの様なものだったのでしょうか?



少し機材の年代は登りますが、何処かの食堂で使われていた実例の写真を示します。
15_convert_20110203171037.jpg

ついでですから、超弩級の事例も挙げておきます。これらの写真は Klanfilm Homeより借用しました。
16_convert_20110203171113.jpg




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Klangfilm KL-L307 25cmフルレンジドライバー 

現在の我が家は 所謂スピーカーと呼べるものはEuropa号しかなく、SPレコードの電気再生から次世代デジタル音源までこれ一つで賄うと言う暴挙にでております。

今の家に越してきた時分の、数本を揃えていたことはこれまでの記事にも少しづつ書いてまいりました。
結局はすっかり改心?迫られて?次々とスピーカーを手放してまいりましたが、一番最近手放したスピーカーの写真が出てきました。
画像 030 Klangfilmの可搬用スピーカーです。
各辺や頂角は補強がなされており、いかにもへヴィーデューティーな面構えになっています。

そして、搭載されているユニットは
画像 033 Klangfilm KL-L307 25cm  製造はSIEMENS社 同社コードは 15p
公称インピーダンスは15Ω 

ここで、一つ特徴的な点はユニットのフランジに所謂「ネジ穴」が存在せず、金属製の取付金具をゴム製の緩衝材を挟み込んでサブバッフルに付けられております。

また、この時代の当然の手法として、ユニットはバフル板の内側から取り付けてあります。
当時のユニットのフランジ前面外周にフエルトや紙製のパッキンが廻されているのはこの為です。
DSC00882_convert_20110202111337.jpgこの時代のシステムは「パンツ」を穿いていません(笑)
したがってセンターキャップが貼られています。
なぜか、Tannoyモニターの「飴色キャップ」のような布を使っています。流行とか有ったのでしょうか?きっと時代の色合いなのでしょうね。



ゴムとフェルトで挟み込むようにスピーカーユニットが取り付けてあるのは、以前にご紹介したKlangfilmのBOXやバフルに対する考え方を反映した、新時代のローコストな具現化かも知れません。

このBOXも板厚は8mmほどの薄さしかありません。
しかし、この「薄さ」「軽さ」を小さなユニットの低音を補う為に、薄い箱を鳴らしていると解釈すべきではないようです。

ユニットの振動を遮断しているのですから、箱はあまり鳴かないのです。
あくまでバフル(遮蔽)板として機能していると見るのが宜しいかと思います。



さて、ここ数年来、こうしたユニットは安価で入手可能なことも手伝って多くの方が楽しまれているようです。
確かにコーン紙を見ても、マグネットを見てもレンジさえ欲張らなければ今般の新造ユニットに比べ劣る理由は見つかりません。

しかし、このように古式ゆかしい物体は、現代のHi-Fi再生手法を用いて聴いてみても、その真価がなかなか分かり難いものと思います。

強固に作られた箱に入れられ、現代の広帯域なソースを入力される場面では、数々のオーディオ的パラメーター(測定値)は向上するでしょうが、反面本質的な美がすり抜けてしまう事を受け入れる必要が有るかも知れません。

このシステム(ユニットではない)は見た目は貧相で安っぽいものですが、こと音楽再生に限ってはすざましいポテンシャルを秘めていると思います。
上記した通り入力するソースを誤らなければ、深い井戸の底を覗き込むような深遠とした世界を提示してくれるはずです。


次回は、アンプも含め当時の使い方などについて考察しましょう。
DSC00883_convert_20110202144257.jpg
こんな感じで底面に専用アンプがセットされていました。



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