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どえらい!お宅へ訪問してきました。

現役を退いてから、一日の間に幾つも予定が入って、時計と顔を突き合わせて事柄を消化するなんて本当に久しぶりのことです。

日曜の行動を時系列で。

① 朝からYさん宅へ

「WE3A」朝顔ホーンを付けてみたから聞きに来てよ。
 はーい。行きます。(詳細はまた別の機会に)

② ホームセンターへ

 EMT-927の「挟む」素材を求めて。
 シナのツキ板を購入、昼を挟んでツキ板を貼る。んでもって音出し。 あーーーダメだ。

 最近の両面テープは性能が良くて・・・ツキ板をはぐのに時間を食われるがなんとか元に戻す。


③ 午後3時過ぎ mamboさん到着

 mamboさんは朝から行動して、6時間以上車に乗りっぱなし?
 まだ、次の予定があるので、我が家では半時ほど音を聴いて頂いた。

④ mamboさんの車に同乗して、一路北上。海を目指す

 そして、この日の最後の目的地へ

Vitavoxの館へ到着
 
PICT0030.jpg
暗い写真で恐縮ですが、実際の部屋の感じに近いです。


これまでに、専門誌の取材で何度も取り上げられたお宅です。
私の家からはそれほど遠くないので、お邪魔したい希望はあったのですが、アテがなかったのです。
偶然にもブログで知り合ったmamboさんがお知り合いで、ご紹介&同行を頂きました。m(_ _)m

と言う訳で、数年越しの希望が叶ってお邪魔してきました。


なんといっても、最初に驚くのはエアヴォリュームです。
床面積は30畳ほど。天井高がハンパねえ5m!!

僕は妄想でこんな高い天井の家を持つのだけれど、いつも電球の取替え方法で行き詰ってしまいます。
そこで「どうしているんですか?」と伺った。
「まだ切れた事はないけど、そうなったら足場でも組まないと・・・」  おーー解決できず!


ホーン・バフルはVitavox Bass binですが、ユニットはWestrex Londonの2080と2090に換装済です。
Bass binの音道は丁度シャラーホーンを立てたような構造らしく、正統的なWE系のシステムとして、世界中を探しても類の無い完成度を誇りましょう。

以前の記事でLondonを導入したくとも、バフル(ホーン)が入手できないだろう。と書きましたが、「この手があったか」という感じでした。

高音ホーンもBassbinにセットされていたものでは無く、より広い劇場にサプライするための大型15セルになっています。

まあ、ざっと書いただけで片鱗は分かりますが、これだけの舞台立てを設えるまでの情熱と粘りがハンパないのです。

歴史的貴重品、名器を目の当たりにしてお金があったってドウシヨウモナイ世界だと思い知らされます。

夢があって、そこに向かって計画を立てて地道に実現させていく。
志と継続があって実現するものだけれど、そのために仕事を頑張ったってことが良く判るんです。

そんな、情念が陽炎となって立ち上がるような音でした。
一回ではとても紹介できる量ではないので、次回に続く。






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音は変わるんだけれど・・・ 

まずは昔、むかしのお話。

あるオーディオマニアのお宅へ伺ったときのこと。
英国製の優雅なヴィンテージスピーカー(大きめのブックシェルフ)だったと思う。

ふと足元を見ると「ブロック」「木」「金属」「10円玉」のように異種材料を組み合わせて高さを出していた。

私「こんなに種類が多いと、色々な素材の音が乗ってやかましくありませんか?」

氏「絶妙に凸凹を補い合って、ピッタリって事もあるかも」

現代のオーディオしか知らない人には、なんだか禅問答のように聞こえるかも知れませんね。

でも、少し前まではスピーカーの下には塀に使うブロックを敷いて使うなんてのも当たり前な時代だったのです。
現代のように、多用な素材、形状のインシュレーターは存在しなかったし、何より下に敷く物でそれ程音が変わるなんて常識が無かった、少なくとも認識が極端に薄かったと言っても良いでしょう。

増してや、家庭の音を測定するなんて夢のまた夢で、耳を頼りに当るも八卦、当らぬも八卦とばかりに「感覚のオーディオ」を楽しんでいた訳です。



さて、プレーヤーの下に何を敷くべきか。・・・・同じスピーカーが全く別の音に聞こえる程の違いなので、久々に身動きが取れないほどでした。まあ、余りに重いので何度も動かせないから、色々と実験できないのがツライ。

1.インシュ直置き

  ピアノの右手はビックリするほど開放的に伸びるようになった。
 しかし、左手が絶望的。緩過ぎるし、量感も足りない。
 もしかしたら、これが真っ当な音なのかもしれない。ホールではこの感じなのかも、しかしオーディオ的には魅力に著しく欠けることは間違いない。


2.御影石にインシュを直置き (以前は薄い高分子ポリマーを挟んでいた)

  ピアノの左手は再生音で聴いた中ではこれ以上の物は中々無いかもしれない。
 しかし、今度は右手が絶望的。 
 伸びが無いし、歪成分を感じる。(ポリマーを挟んでいた時には感じなかった)
 
 オーディオ的にはこの方向で魅力はあるけれど、本当にコンサートではこのように聴こえるのだろうか?
 やっぱり疑問は残る。




そして今日、というか今夜(涙)

3.御影石に厚さ3mmのヒノキ材を挟んでインシュを置く

PICT0026.jpg外側はかっこ悪いのでマジックで黒く塗った。
内側に白っぽく見えるところに木材を挟んでいます。

今夜も遅い時間なのでこっそりと音出し。
まあ、ちゃんと音が出るかの確認だけでした。


結局これってさ、各アクセメーカーの出しているハイブリットとか複合素材型インシュってことだよねえ。
記事の最初に紹介した先輩と「結果的には」やってることは同じと言うか、世の中は変わっても人間が判断する本質は変わりないってことだなあ。

で、現代に生きる身としては、インシュの素材を増やしても「良いとこ取り」が出来ないことくらいはもう判っていると。
1番目と2番目の中間的な音になりそうだと言う印象です。(こっそり聴いた限りでは)

恐らく、挟む板の材料や厚みで1番寄りか2番寄りかに振られるんだろう。


ホントにもう、何をどうやっても音は変わるんですが、どれをもって良しとするかは、音とは別の次元で自分の音楽的素養とかセンスを問われているようで簡単には答えが出ないやね。(で、いつも半年とか一年かかり)

でも、何れどれかに決めなきゃ音は出ないから 出てくる音は正に「音は人也」ってことになるんでしょうね。セスジが伸びるわ、こりゃ。





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堪えきれずに  やってもうた・・・・

もう一度、改めて時計を見た。

21:55

ごくりと生唾を飲み込む音を自分で聞いた。

「やるっきゃない」

おもむろにターンテーブルを外した・・・・・・・・・・・・・・



特別に何か欲しいとか、聞いてみたいとかではなくて、オーディオをしていると、「手を付けてみたいけれどきっかけが無いからほってある」ということが、一つや二つあると思います。

我が家ではEuropaになってから、ピアノの右手が何となく木琴の板を叩いたような、ペキンという音になるような印象を持ち続けていました。

それでも過去には

AD-1のヒーターをAC点火に戻したり
スピーカーの敷物を、御影石から木材に変えた時に改善の兆しがあったように思います。

この御影石のような多孔質の硬質素材は、確かに整振効果はありそうで、すっきりした音の下支えでした。
反面、アホみたいな言い方をすると「石の響きが乗って、このピアノの音の原因」かもしれないぞ?と思うようになりました。


我が家で現在も御影石を敷いている場所はEMT-927の下だけです。
専用インシュレーターを設置するに際して検討した結果、御影石の有効性を確認してわざわざ京都の老舗石材店にオーダーメイドで作って頂いた巨大な板です。

その時の記事

画像 026


当時は、低音の実体感において不可欠なパーツとして採用したのです。
しかし、いつしか・・・「是非外してから音を聞いてみたい」 やってみたい事の上位にリストアップされていましたが、手を付けずに居た理由は簡単です。
板=30kg  インシュ=25kg  本体=25kg


ところが先日更新されたメタボパパさんの記事を読んで、むくむくとやる気が出てきてしまったのです。


我が家では平和協定として通常、夜の22:00過ぎは音楽を自粛しております。

本来であれば、アンプの灯を落とす時間なのです。

PICT0020.jpg
抜きましたよ!これで明日は腰が痛い!!  流石に作業途中の写真を撮る気力は無かった。

こっそりと1枚聴いてみた。
オーディオ的には後退(たぶん)
エッジが甘くなって「ふわり」とするが、これはかつて御影石を採用した際に聴いた印象と全く一緒。

明日からまた時間をかけてどちらにするのかを決めていかなきゃならない。演奏会にいかなきゃな。
PICT0021.jpg

こっそり聴いたベルガンサの「スペイン・イタリアの歌曲集」なまら良い歌唱に感動の録音。

もし、不採用にしたときにこの巨大な板を、どうしよう?




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NF型EQ 勉強のやり直し

さて、やっとの想いで音出しにこぎ着けたEMT-139ですが、繋いですぐに「良い音」と行くはずもなく迷路に入り込んでしまったかのような1日を過ごしました。

原因はなんとか分かったのですが、それは後にして、まずは迷路った原因の一つです。

EMT139Aの回路図として比較的入手しやすい図面のEQ素子の部分の拡大図です。私の持つ旧型とは少し異なっています。
PICT0017.jpg

実は、この図面はかなり後期の139A又はB時代の改変後では無いかと思われます。セレクターの一番上がRIAAになっていることからも1958年頃のRIAA統一後に変更されたのだと考えられます。
更に下ったステレオ時代の139stでは(値は違いますが)ほぼこの回路と同等な使い方をしています。

実機の回路をいくら追っても、行き詰ってしまうので、今後の為にもとりあえず、同じ部分だけを書き換えておきます。

PICT0019.jpg

記入した各素子の値は「NARTBカーヴ」=139のオリジナル回路の物ですからお気をつけ下さい。
このままでは高音側が低くなってRIAA再生ができません。

<参考>
RIAA 高音側の T1=75μSec     
NARTB       100μSec  
20kHzで約2dB違う

低音側の係数は同じ


さてさて、今回の目的は正にこの回路をRIAAに差し替える事です。

ひと目見て、上の回路中4150pFのコンデンサを変えて、32kとかけて75の値を探すと良いハズです。

32kx2200p=70.4

まあ、昨日も書いたようにコンデンサの値は少々上へずれるからこれで充分実用でしょう。

一件落着! ここまでが昨日の記事で報告した部分です。



ところが、話はそんなに簡単ではなかったのです。
つまり、僕が基本を忘れて、自分に都合よく進めていただけで、実際の回路はRIAAカーヴ通りに降りていってくれていませんでした。


以前にご紹介した、CR型EQは、高音側・低音側の素子は独立して働くので、それぞれかけ算した素子を挿入すればよかったのですが、NF型はご覧の通りシリーズで2列作った回路を本線に挿入しているので合成抵抗値とか合成容量値を計算しなければいけなかったのですね。

互いに影響し合うとでも言うのでしょうか?一つのコンデンサを変えて良しではなかったのです。
そこで、参考書を引っ張り出して、一から勉強のし直しをしました。

しかし、何時も思うのですが、この電子回路とか理論てのは正しい手法を見つけるとキチンとたどり着くのですねえ。
この達成感は算数独特の感覚だと思いますし、ハマル人がいるのも判ります。


まあこんなことは自作アンプをされている方からみれば当たり前のことです。
しかし、古い機械の修理ばかりしていた私は、そんな基本的なことも疎かにしてきたのです。何分NFの無い時代のアンプが多かったりしましたので。


改装中の写真を1枚撮って見ました。
PICT0016.jpg

まだまだ困難は続くのですが、長くなりますのでそれは次回に。





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EMT 139 プリアンプ始動 久々のNF-EQの音は?

あれほど潤沢に供給されていたEMT-TSD15カートリッジが、このところ市場からすっかりと姿を消してしまいました。
実売価格も八割増しといった状況で、これに限らず旧式のカートリッジをお使いの皆さんも針先の寿命についてはわが身を削るような思いでお使いかと思います。

我が家では更に古いNeumann DST-62を主力で使ってきましたが、平成5年頃に入手した個体は2,3年前にビリツキだして使用不能。
チップの交換もままならぬとあっては残有戦力で自分の残りの寿命と戦わなければなりません。

そのためにどうしても春先に針交換を済ましたTSD15の助力が必要です。


こうして2種類のカートリッジを併用する為にもう1台のPhono-EQの準備を進めて来ました。
EMT139モノラルEQを2台使いしてステレオ使用するものです。

カートリッジ単体で抜群の切れ味を誇るDST62には、雰囲気の出やすいEMT139を組み合わせ、
比較すると滑らかなTSD15にはCR-EQで切れ込みを期待する。なんて、勝手な想像を描き立てながらもくもくと取組んでいたのです。

電源を作ったときの記事
なんと、昨年の10月のことでしたね、なんという牛歩戦術!!


さて、EMT139はモノラル時代の設計ですから定数の変更をしないとRIAAカーヴがでません。

設計上はなんてことはなし、時定数75μsに合わせてコンデンサーを差し替えれば良いだけなのですが、これはご存知の通り一筋縄には行きませんでした。


①数千pFという小容量のコンデンサーは誤差が大きい。

 レタリングが3300pFでも平気で4200pFとかあるのもあります。
古い部品の保管品だからという理由もあるかもしれません。

近所で入手できるならCメーターを持参して測らせてもらってから買うことも(許されるなら)できるかもしれませんが、ドイツから取り寄せる場合は、沢山買って選別するしかありません。
その上、何種類も試したので、2度手間、3度手間になってしまいました。

最新の部品を使う限りにおいてはこんな苦労は無いと思いますがパーツも旧式なので仕方ありません。


②回路のインピーダンスによって、計算通りのカーヴを描いてくれない。

 測定器でカーヴをトレースしたり、レコードを聴いてみてもどうにも腑に落ちない事態になります。
CR-EQより素子の誤差によって音に影響が出やすいのでしょうか?
上手い具合の値を発見するまでに随分と長い時間を使ってしまいました。


その他、電源のハムに悩まされたり(0Vラインが外れたり・・・ハムバランサーの存在をうっかりしたり)じたばたしましたが、昨夜からようやくRIAA-EQとして試用を開始しました。
PICT0012.jpg

聞き始めは、何ともおっとりとした調子に聴こえます。
やはり、音の切れはCR-EQには敵わないのか?などと本で読んだような言葉が頭を過ります。

丸1日通電した現在でも基本的な印象は変わりありませんが、表現の彫りは随分と深くなって来たようです。

そして何より嬉しい誤算は、TSD15との相性が非常に宜しいのです。
同じメーカーだから当たり前といえばそれまでですが、EMT139が設計された時点では、TSD15は未だ誕生していないのでこれは「血がそうさせた」なんて臭い台詞を吐かなくてはなりません。

TSD15で聴くEMT139はホールの中に連れていかれたような響きの廻り方をします。
CR-EQのキリリとテンションの張った余韻ではなく、頭の後ろ側まで響きを放出するイメージと言えば良いでしょうか。確かに違うものですね



最後に、このEMTという機械にはいつも驚かされている事ばかりですが、今回も強烈なのをお見舞いしてくれました。

PICT0014.jpg

取り替えて外したコンデンサーです。
単位はμじゃないんです。 4150pFなんです。

設計する人からみたら、部品をよっぽど信用していなければ、こんな値のコンデンサーで設計できないでしょう!

五味さんが嘗て「20Hz~20kHzで偏差0」に驚愕して1台求めたと書いておりましたが、カタログ用の謳い文句でもなんでもなく、こうした裏づけがあったのですね。

このアンプは1956年ころの製造ですから、約55年前のコンデンサーで10pFの誤差が無いのです。
EMTのプレーヤーは発売当時から大変に高価でしたが、コンデンサー1つがこの調子ですから、致し方無いとこれは言えるでしょうね。

ちなみに手持ちの3台とも全て同じ部品で4140~50pを示しました。
会社のポリシーが如何に徹底されていたかという、一つの例ですね。




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7月9日 10日 松本市ロイヤルオーディオさんのフェア開催

6月30日の朝に長野県松本市の中心部を襲った大きな地震のニュースは、同日の全国ニュースでも紹介されたのでご存知の方も多いかと思います。

幸いに私の自宅は70kmほど離れた長野市にありますので地震があったことすら知らずにスヤスヤと寝入っておりました。
多くの方からお見舞いのお電話やメールを頂き改めて御礼申し上げます。


松本の地震は国宝松本城から南へ5kmほど直線状に揺れた、超直下型だそうで極狭い範囲だけに被害がありました。

私は松本で8年ほどセールスをしていた時代があり、当時お世話になったお店に顔を出してきました。
その中でも、松本城とJR松本駅の間に位置する「ロイヤル・オーディオ」さんの被害は甚大で、高額なスピーカーやらデッキも落下、損傷を受けていました。



以前にも紹介しましたが、このロイヤルさんは年に2回の大きな売出しを実施しております。
実は、翌週に「夏のフェア」を予定しており、立て込んでいる中での被災となりました。

PICT0002k.jpg

上のチラシの中ほどの右端にご注目して下さい。
先の東日本大地震では、オーディオメーカーも少なからぬ被害を受けました。

特に東北地方に工場や事業所のあるメーカーさんは設備の被害は勿論のこと在庫商品も破損や、そこに至らずとも似崩れを起こしたものが多数あり、これらの処遇に困っています。

そこで、ロイヤルさんとしては支援策の一環として、そのような機能に問題の無い荷崩れ品を特価販売する準備を進めていました。

そこに、この度の松本地震が起きたのです。

「自分の店の在庫品も荷崩れしちゃったなあー。これも足さなきゃ」
なんて、笑っておられましたが、大変な事態であることは間違いありません。


PICT0003k.jpg

いずれにしましても、地方都市では中々実機に触れる機会の無い輸入機や話題の超新商品まで一同に解する機会は少ないですから興味が尽きませんね。

そして、例年同様、高精細フロントプロジェクターの実演や、各社最新高級機・話題機の試聴会も開催されるようです。
先ごろ発売されて話題になった「フェーズテック社 MA-1」真空管パワーアンプの試聴会も決まったそうです。

定価500万円オーバーの大型出力管の音はどうでしょうか?
ご都合の会う方は、この機会に顔を出されては如何でしょうか。

Audio & Visual 夏Fair

ロイヤル・オーディオ  問い合わせ TEL 0263-35-2219
http://www.royal-audio.co.jp

2011年 7月 9日(土) 10日(日)

会場:松本めいてつショーホール  松本市 鎌田  R-19沿い




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