デジタルなオーディオ 歌は世につれ世は歌につれ
みなさんご想像の通り、私はデジタルなオーディオに関してはからっきしです
その中で、いくつか不思議に思うことがありました
その1
横浜のTさんが2年ほど前までLUXMANの高級SACDプレーヤーを使っていて
当時は、同じLUXMANの高級セパレートアンプと ソナスの高級スピーカーだった
ご自分の家の音にどうも納得がいっていないらしく
「どうしたら良いですか?」と深夜のロイヤルホストで(青白い顔で)相談を受けたことがある
その時は、案外と軽い気持ちで「少し古いCDPを使って見たら」と答えて、早速REVOX B226という30年も前のCDPを購入し、その余りの音楽の違いに驚愕の声をあげたことがある

その時はまだアンプやスピーカーが変わっていなかったのに
「LUXMANの SACDプレーヤーは、音楽にエコーが乗りすぎる」と力説していた
正直、そんなことあるのかなあ?と聞いていたのですが
今年になって、Mさんという方のシステムを一緒に作りましょうという段になって
CDを聞いた時に、とてつもなく嫌らしいエコーが付き纏って、深い霧の中に音楽が埋もれてしまっているように聞こえた
プレーヤーはSONYのSACD機で巷では名機と誉れ高い機種だった
その時、ハタと上で紹介したTさんの言葉を思い出した ダメもとでCDPを変えてみよう!
そこで、MARANTZの古いCDーRを持ち込んで聞いて見た

なんと言う事だろう
濃霧は立ち所に晴れ渡り、裸の音楽がむき出しに出現したので余りのことに尻込みしてしまった
Tさん、ありがと〜
この一件があった後、検証のつもりで幾人かの人に話をして見ました
ある人はLinnのCD12を使っていたが、音に芯が出ないことに我慢がならず今はSTUDERのA730 A727をお使いになっている、もちろん現在は満足されている

さて、ここで考えてしまった
上記の新鋭機は業界ではいずれも高い評価を受けているものだし、ましてエコーが強すぎて音楽が曇るなんていっている人に出会ったことがない
自分には思い当たる節がある
でも、また色々と各方面にご迷惑を掛けてはいけないし、今日は感想は言わないとの思いもあるので詳細には書かないが
現代の思想で設計されたスピーカーやアンプと組み合わせた時に、最新のCDPはマッチした音楽を奏でると言うことだ
これは、音楽収録(録音)現場でも同じことが言える 一例として
1950年頃のピアノのLPと2000年以降の録音を比べてみれば一聴してわかるでしょう
ここに挙げたLUXMANやSONYのCDPがよろしくないと言うことではないのです 当然です
しかし、組み合わせるアンプやスピーカーと、それにも増して聞くCDを間違えると、悲惨な評価になってしまった
残念なのは、多くのオーディオマニアがこの点に対して全くと言うほど無頓着な事です
多くの人が雑誌の評判や、今ならネット上の評価、販売店や先輩の口伝によってなんの根拠もないまま
個々人の好み、イメージ、憧れなどご自身の都合だけで機械を購入し、機械の都合に耳をかさないのであればうまくいかない事が多いと思う
怖いのは自身の選択を信じているから、普段音楽を聞いているだけではエコーの付加を知る事も疑う事も出来ない
前述したTさんはたまたまREVOXと同居して聴き比べたのでおかしいと感じることになったし
次のMさんの場合は、システムを組む相談を頂いていたので忌憚無い処を申し上げたのだけれど、そんな事を言われたご本人は「ナニ言ってんだコイツ」と思ったでしょう
こちらとしても、ただ遊びに伺っていたのならそんな不遜なことは言う筈もないのです
歌は世につれ世は歌につれ と申しますがオーディオも全く同じで
音楽収録やスピーカーの技術、それを駆動するアンプも全て一本の糸で繋がっているのです
時代があり、そこに生きている人の人生があり全てを包む時代の空気によってです
私の長きに渡るオーディオの時間は
ずーと、そのことの確認の歴史でした、ただの一つの例外もなく
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その中で、いくつか不思議に思うことがありました
その1
横浜のTさんが2年ほど前までLUXMANの高級SACDプレーヤーを使っていて
当時は、同じLUXMANの高級セパレートアンプと ソナスの高級スピーカーだった
ご自分の家の音にどうも納得がいっていないらしく
「どうしたら良いですか?」と深夜のロイヤルホストで(青白い顔で)相談を受けたことがある
その時は、案外と軽い気持ちで「少し古いCDPを使って見たら」と答えて、早速REVOX B226という30年も前のCDPを購入し、その余りの音楽の違いに驚愕の声をあげたことがある

その時はまだアンプやスピーカーが変わっていなかったのに
「LUXMANの SACDプレーヤーは、音楽にエコーが乗りすぎる」と力説していた
正直、そんなことあるのかなあ?と聞いていたのですが
今年になって、Mさんという方のシステムを一緒に作りましょうという段になって
CDを聞いた時に、とてつもなく嫌らしいエコーが付き纏って、深い霧の中に音楽が埋もれてしまっているように聞こえた
プレーヤーはSONYのSACD機で巷では名機と誉れ高い機種だった
その時、ハタと上で紹介したTさんの言葉を思い出した ダメもとでCDPを変えてみよう!
そこで、MARANTZの古いCDーRを持ち込んで聞いて見た

なんと言う事だろう
濃霧は立ち所に晴れ渡り、裸の音楽がむき出しに出現したので余りのことに尻込みしてしまった
Tさん、ありがと〜
この一件があった後、検証のつもりで幾人かの人に話をして見ました
ある人はLinnのCD12を使っていたが、音に芯が出ないことに我慢がならず今はSTUDERのA730 A727をお使いになっている、もちろん現在は満足されている

さて、ここで考えてしまった
上記の新鋭機は業界ではいずれも高い評価を受けているものだし、ましてエコーが強すぎて音楽が曇るなんていっている人に出会ったことがない
自分には思い当たる節がある
でも、また色々と各方面にご迷惑を掛けてはいけないし、今日は感想は言わないとの思いもあるので詳細には書かないが
現代の思想で設計されたスピーカーやアンプと組み合わせた時に、最新のCDPはマッチした音楽を奏でると言うことだ
これは、音楽収録(録音)現場でも同じことが言える 一例として
1950年頃のピアノのLPと2000年以降の録音を比べてみれば一聴してわかるでしょう
ここに挙げたLUXMANやSONYのCDPがよろしくないと言うことではないのです 当然です
しかし、組み合わせるアンプやスピーカーと、それにも増して聞くCDを間違えると、悲惨な評価になってしまった
残念なのは、多くのオーディオマニアがこの点に対して全くと言うほど無頓着な事です
多くの人が雑誌の評判や、今ならネット上の評価、販売店や先輩の口伝によってなんの根拠もないまま
個々人の好み、イメージ、憧れなどご自身の都合だけで機械を購入し、機械の都合に耳をかさないのであればうまくいかない事が多いと思う
怖いのは自身の選択を信じているから、普段音楽を聞いているだけではエコーの付加を知る事も疑う事も出来ない
前述したTさんはたまたまREVOXと同居して聴き比べたのでおかしいと感じることになったし
次のMさんの場合は、システムを組む相談を頂いていたので忌憚無い処を申し上げたのだけれど、そんな事を言われたご本人は「ナニ言ってんだコイツ」と思ったでしょう
こちらとしても、ただ遊びに伺っていたのならそんな不遜なことは言う筈もないのです
歌は世につれ世は歌につれ と申しますがオーディオも全く同じで
音楽収録やスピーカーの技術、それを駆動するアンプも全て一本の糸で繋がっているのです
時代があり、そこに生きている人の人生があり全てを包む時代の空気によってです
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