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現代アートの価値を決めるのは?

マルセル・デュシャンの名前を聞いたことがあるでしょうか?

この人が1917年に「泉」を制作して現代アートの扉を開いたと言われている(らしい)

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ご覧の様に市販の男性用便器に(デュシャン本人のものでさえない)サインを書いただけの物体を芸術展に応募したが、運営側はふざけたジョークだとして出典を取り消しにした後
製作者がデュシャンだと分かって美術界に大きな物議を巻き起こしたと言われる

さて、この「便器?」「アート?」を既成の美を論じる観点で語ればただの「便器」だし、アートと捉えれば数億円のプライスタグが付く

ここで、受け売りだけれど・・・
元々現代アートは意味不明なところがあるので、そのイメージを共有するため「しくじり先生」を参考にしました














この動画は「番組公式」ですが公開期限があるそうなのでお早めに
現代アートを芸人に例える件は面白いです

さて、定義なんて存在しない一見なんでもありの現代アートですが、核心的要件があるそうです


「今までにないインパクト」

後は見る人の解釈次第ってことですかね・・・多分怒られる


ご存知ない方も見えるかもしれないので、いくつか例を挙げますが
最大の特徴は、とてつも無い高額だということでしょう

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マーク・ロスコ  約4600万ドル


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バーネット・ニューマン  約4300万ドル


現代アートの価格を取り巻く謎についてNHKが取り上げていますので、興味のある方は合わせてどうぞ

https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4332/index.html



私は門外漢なので個々の価格について論じる事はできませんが、40年来の主張はできます



ダヴィンチの「モナリザ(1505年頃)」と同じ年月、つまり今から700年の時の審判を受けた後、西暦2720年に21世期のアートが幾つ程評価されて残っているのか?それを西暦2021年の今日、見極めるのが審美眼だと思っています

まあ、一つも残らないかも知れませんが
分かっていますよ、現代アートと言うのは悠久なる審美の対象ではなく上述したとおり「ビックリインパクトの強さ」であるならば50年100年毎にその時代の作品は忘れ去られ、新しい次の時代の作品(ビックリ)を追い続ける事になるでしょう



つい先日、古楽演奏の移り変わりを感じて「最先端の解釈」にどれ程の価値があるかは100年後に判る。と書きました

それと、こんな事を書くとまた怒られるかも知れませんが
現代アートの経済動向に非常によく似た環境を知っています

っt



おそらく世界一って言ってますが、たかが1億3千万ほどです。
やっぱり工業生産品ですから芸術作品とは桁が違いますね

あれあれ「泉」は市販の便器だった様な・・・



ある人が言っていましたが

現代アートとは
100億で欲しい人と120億でも欲しい人が世の中にいたに過ぎない、のであって人類の宝物そのものとは限らない
(オークションと言う「制度」が生み出した価値という意味)


全くその通りで、ある日突然=「大貧民」で起こる「革命」の様に一瞬にして全人類の価値観が逆転する事だってある訳ですよ
タイ・バーツや韓国ウォンどころじゃない、1929年のニューヨークだって起きたんだ


振り返ると、沢山所有していたLeicaのカメラを早く売っておいてよかった、デジタルカメラ全盛になって大暴落したので
しかし、レンズは売るべきじゃなかったなあ、いまだに高くなり続けている

一人だけ未来が見えて得するなんて、ある訳ないよね


という事で、結論

自分の信じた物に邁進するしかありませんなあ

良くも悪くも闇雲に突っ走る・ではなくて
死ぬその瞬間まで一刻も休む事なく自分の審美眼を磨き続けて行かなきゃ、しゃあねーだろうなあって事ですか

















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