「こだわり(拘り)」を誇りに思うなよ
私は「拘り」という言葉が毛虫より嫌いです、蛾よりも嫌いです
「拘り」には二つの読み方があるようで
一つは「こだわり」
気持ちが囚われていること、拘泥のさま
もう一つは「かかわり」
そんな事にいつまでも関わっていないで、早く仕事しなさい
と言うように、些細で意味のない事に関わり過ぎる様を表します
いずれにしても物事に執着しすぎることを戒める言葉であって、元々は否定的なニュアンスを持ちます(諸説あり)
オーディオマニアが肯定的に「一つの事を拘って突き詰めるねえ」などは本来の言葉の意味とは違っているようです
☆
一般に「オイロダイン・スピーカー」と言われるが、世の中にそんな名前のスピーカーは存在せず「KL-L439(他バリエーションは多数あり)」といったコードで機種表記されている
オイロダインとはEURO(欧州)+ DYN(CGS単位系の力の単位。 1グラムの質量の物体に働いて、毎秒毎秒1センチメートルの加速度を生じさせる力の大きさ)を組み合わせた造語でKlangfilm社の展開する業務用音響システムの「シリーズ名」であってその中には当然アンプ、スピーカー、映写機など一連の機器が存在する
私が初めてKL-L439オイロダイン・スピーカー(あえてこの名を使います・真田幸村見たいな感じ)を購入した時に1950年代Klamgfilm社の資料を入手し、対となるKL-V401オイロダイン・アンプ(笑)を探して購いました
その当時
「アンプまで揃えるなんて聞いたことがない!拘っているねえ」と、いう方が何人か見えましたが
私には何御事かさっぱり理解できませんでした
自分としては、製造当時の資料によって「これらを組み合わせて使いなさいよ」と、メーカーが指定したアンプを探してきただけですから「自分の感情とか嗜好とか拘りの類は一切動員していないのです」
「ハイオクガソリン専用」のエンジンにハイオクガソリンを入れて使うのは「拘り」ではなく設計性能を担保し、故障を回避する為の当たり前の行為でしょう?
ハイオク仕様のエンジンに「レギュラーガソリン」や「軽油」を入れる者があればそいつの方が余程「自意識の強い拘りの人物」だけれど、言い換えれば「馬鹿者」です

☆☆
この件ずっとブログに書きたかった・・それ程衝撃的なものでした
ある時、オーディオの歴が浅い若者でしょうかその人のブログを読んでいた時のことです
昨今のレコードブームに乗じて自分もプレーヤーを誂えた
今のところ付属のカートリッジで聞いているが、将来的には他のメーカーのカートリッジを買って使ってみたい
「DENONの〇〇のカートリッジを買ったら、まずXXのシェルリードに付け替えて音質向上させるぞ!」
一見、若者の意気込みや良し。って事なんですけど
文脈からみて、明らかに買ったら即交換して使う気満々なんですね
どうしてそうなっちゃたんだろうなあ
「お金を使う」ことがイコール「音質向上」とでも思っているのでしょうかねえ
そんなこと言っちゃ可愛そうだけれど、君にはまだシェルリードによる音の変化が音楽再生に対してプラスなのか否かは分からないよ
そりゃ音が変わることくらいは分かるでしょうけど、そんなものは小学生だって分かる
・・・と言うか
オリジナルの状態の音を聞かないとすると「音質が向上した」かどうか、どうやって判断すんだ!?
もしかしたらオリジナルのシェルリードの方が君の持っているレコードを再生するのに音楽的なアドヴァンテージがあるかも知れないじゃ無いか
その可能性を最初から放棄して・・・一体全体、何をしたいんだ!
雑誌に書いてある様な「オーディオするフリ」をしたいだけなのか?
ま、それはよしとして
その程度の些末な事がオーディオの醍醐味では無いのでね、正しく導いてくれる人が居ないことの悲哀を感じますね
高価なオーディオ部品を買うお金で未知のレコードを買う方が君の将来にとってどれほど有用で近道か分からない
ネットや雑誌やオフ会の仲間や、経済のみで繋がる販売店から何かを得ようとすると遠回りになります
「そんな事に関わってないで、自分自身の感性で以って音楽と向き合う時間を取りなさい」
そうすればいつか一廉のものを掴む事になりますよ
手を入れる事が悪いと言っているのでは無いのです
その前にできる事、やるべき事は沢山あるだろうにと思うのです
あまりにも表面的で、他人任せで、チョロチョロっと弄ること自体を楽しんでいる風潮に嫌気を感じているのです
男なら、まずは黙ってオリジナルとジックリ取り組みましょうや
結論は何年先でも良いじゃねえですか
・・・それが私の「こだわり」です
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「拘り」には二つの読み方があるようで
一つは「こだわり」
気持ちが囚われていること、拘泥のさま
もう一つは「かかわり」
そんな事にいつまでも関わっていないで、早く仕事しなさい
と言うように、些細で意味のない事に関わり過ぎる様を表します
いずれにしても物事に執着しすぎることを戒める言葉であって、元々は否定的なニュアンスを持ちます(諸説あり)
オーディオマニアが肯定的に「一つの事を拘って突き詰めるねえ」などは本来の言葉の意味とは違っているようです
☆
一般に「オイロダイン・スピーカー」と言われるが、世の中にそんな名前のスピーカーは存在せず「KL-L439(他バリエーションは多数あり)」といったコードで機種表記されている
オイロダインとはEURO(欧州)+ DYN(CGS単位系の力の単位。 1グラムの質量の物体に働いて、毎秒毎秒1センチメートルの加速度を生じさせる力の大きさ)を組み合わせた造語でKlangfilm社の展開する業務用音響システムの「シリーズ名」であってその中には当然アンプ、スピーカー、映写機など一連の機器が存在する
私が初めてKL-L439オイロダイン・スピーカー(あえてこの名を使います・真田幸村見たいな感じ)を購入した時に1950年代Klamgfilm社の資料を入手し、対となるKL-V401オイロダイン・アンプ(笑)を探して購いました
その当時
「アンプまで揃えるなんて聞いたことがない!拘っているねえ」と、いう方が何人か見えましたが
私には何御事かさっぱり理解できませんでした
自分としては、製造当時の資料によって「これらを組み合わせて使いなさいよ」と、メーカーが指定したアンプを探してきただけですから「自分の感情とか嗜好とか拘りの類は一切動員していないのです」
「ハイオクガソリン専用」のエンジンにハイオクガソリンを入れて使うのは「拘り」ではなく設計性能を担保し、故障を回避する為の当たり前の行為でしょう?
ハイオク仕様のエンジンに「レギュラーガソリン」や「軽油」を入れる者があればそいつの方が余程「自意識の強い拘りの人物」だけれど、言い換えれば「馬鹿者」です

☆☆
この件ずっとブログに書きたかった・・それ程衝撃的なものでした
ある時、オーディオの歴が浅い若者でしょうかその人のブログを読んでいた時のことです
昨今のレコードブームに乗じて自分もプレーヤーを誂えた
今のところ付属のカートリッジで聞いているが、将来的には他のメーカーのカートリッジを買って使ってみたい
「DENONの〇〇のカートリッジを買ったら、まずXXのシェルリードに付け替えて音質向上させるぞ!」
一見、若者の意気込みや良し。って事なんですけど
文脈からみて、明らかに買ったら即交換して使う気満々なんですね
どうしてそうなっちゃたんだろうなあ
「お金を使う」ことがイコール「音質向上」とでも思っているのでしょうかねえ
そんなこと言っちゃ可愛そうだけれど、君にはまだシェルリードによる音の変化が音楽再生に対してプラスなのか否かは分からないよ
そりゃ音が変わることくらいは分かるでしょうけど、そんなものは小学生だって分かる
・・・と言うか
オリジナルの状態の音を聞かないとすると「音質が向上した」かどうか、どうやって判断すんだ!?
もしかしたらオリジナルのシェルリードの方が君の持っているレコードを再生するのに音楽的なアドヴァンテージがあるかも知れないじゃ無いか
その可能性を最初から放棄して・・・一体全体、何をしたいんだ!
雑誌に書いてある様な「オーディオするフリ」をしたいだけなのか?
ま、それはよしとして
その程度の些末な事がオーディオの醍醐味では無いのでね、正しく導いてくれる人が居ないことの悲哀を感じますね
高価なオーディオ部品を買うお金で未知のレコードを買う方が君の将来にとってどれほど有用で近道か分からない
ネットや雑誌やオフ会の仲間や、経済のみで繋がる販売店から何かを得ようとすると遠回りになります
「そんな事に関わってないで、自分自身の感性で以って音楽と向き合う時間を取りなさい」
そうすればいつか一廉のものを掴む事になりますよ
手を入れる事が悪いと言っているのでは無いのです
その前にできる事、やるべき事は沢山あるだろうにと思うのです
あまりにも表面的で、他人任せで、チョロチョロっと弄ること自体を楽しんでいる風潮に嫌気を感じているのです
男なら、まずは黙ってオリジナルとジックリ取り組みましょうや
結論は何年先でも良いじゃねえですか
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