サッカー界からオーディオを考える

前回は日本のサッカーを取り巻く環境から、オーディオを考えるという、所謂こじ付けの前段を書きました。
今回は、完結編ですが、殆どの方は先読みされているでしょうし、内容もこれまでの記事の繰り返しになりかねないので少々路線を変更します。


これは、会社員時代に上司に、繰り返し教わったことです。

① 目標とは、あるべき姿を明確にすること。それをいつまでに達成するか期限を定めること。この2点を持って目標とする。

② 計画とは、現在の姿とあるべき姿のギャップを知ること。そのギャップを埋める為に日々何をすべきかを決めること。

③ あとは、成果が出るまでは腹を決め、途中は苦しくても続けること。 


サッカーで言うと、強国と日本の現状のギャップ(私はトラップの差だと思う)を知り、その差が埋まるまでは目先の試合の勝ち負けに左右されることなく、「今に見てろよ」と、歯を食いしばり決めた道を進むことです。

目標を今年のワールドカップではなく、8年後(期限)ワールドカップでベスト4(あるべき姿)になると決めたら、今日からジュニアの練習を全国で徹底しなければなりませんし。
日本A代表も18歳~22歳のチームを作って、5年間は連戦連敗を受け入れる覚悟が日本サッカー界全体にあるかどうか、そこまで腹をくくれるかが、本当の意味での試金石になると思います。

1984年の欧州選手権でグループリーグ敗退に終わり、地に落ちたドイツ代表を引き受けたのは、皇帝ベッケンバウアーその人です。
彼は、自身の信じた選手達で固定したチームを作り、試合に負け続けた時期に協会や世論からの逆風も腹に仕舞って、6年の歳月をかけてチームを成長させ1990年のイタリア大会で世界一の栄冠を手にしたのです。
(1986年大会でも準優勝したが、本人は想定外だったと告白しています)

熱しやすく冷め易いといわれる日本人に、本当にこんなことが出来るのでしょうか?

個人的には、現在の日本の環境を考えると、限りなく不可能と思われ、小手先だけの「自称強化」を繰り返す日本のサッカーには強い思い入れを持てそうにありません。



私達の好きなオーディオの世界では、どうでしょうか。

時々の音に一喜一憂をし過ぎてはいないだろうか?
小手先だけの「良い音になった」や「変化」だけに囚われ過ぎてはいないだろうか。

スピーカーが成長する過程で訪れた友人に 「どうだ!おれんち酷い音だろう」って、胸を張って言えますか?
続いて、心の中で「5年後に来たら腰を抜かすだろうけどね」と付け加えられるといいのですが・・・




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コメント
小手先だけの「良い音になった」で一喜一憂し過ぎている私としては「ドキッ」とし、耳が痛いです。
「木を見て森を見ず」どころか、葉っぱの色を気にするほどの小心者なので...
一喜一憂の繰り返しで、振り返ればすごくいい音になっていた。なーんてことを願っているのですが、実際は己を磨く以外に成長はしないのかも知れませんね。
2010/04/14(水) 02:02 | URL | メタボパパ #-[ 編集]
余計な心配をさせてしまい恐縮です。

オーディオって、本当に何をしても微妙ならざる音の変化を見せますよね。
膨大な量の要素が重なって今現在の音が出ている訳ですが、最近、一箇所づつの良し悪しのジャッジを続けて本当に幸せが訪れるのだろうかと、とても懐疑的に思えてきたのです。

そんな思いを連載の記事にしていますので、僕自身のことですからお気になさらずにいて下さい。
自分は幸いにして駄耳大王のせいでオーディオで気に病むことが少なく、救われていると思っています。


2010/04/14(水) 23:40 | URL | kaorin27 #-[ 編集]
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