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平和な日々が長続きしないヴィンテージオーディオ バンザイ

1月の21日にEckmillerのFaderを交換してから、3ヶ月間は装置になんの手も加えておりません。
出力管のヒーターも随分と馴染んできたようで、取り立てて不満の無い日が続いておりました。


特にヴィンテージのシステムは、「良い音にしたい」という欲望には縁が無くて(始めから良いのは、長い年月で証明されているので)、何とか今の状態をこのままキープしてくれよ。と念じています。

逆に申すと、同じ状態を長く維持することは結構な根性がいるという意味でもあります。



1週間ほど前から、ステージ(音場)がほんの僅かですが、右側へ傾き、この微少なズレが奥行きや、果ては楽器の音色の描き分け、残響音まで悪影響を及ぼしています。

実は、我が家ではよくあること。で、日曜を利用して犯人探しを決行しました。

疑いの強い順から

① スピーカーにタックルをかましてホンの僅か動かしてしまう。
   アンプがスピーカーの裏側なので、電源の入り切りの際に体が触れることがある。

② どこかの球のエミッションの変化

③ カートリッジが垂直に付いていない。(クリーニングの後、何気に付けるとよくある)

などなど・・・

今日はプリアンプ(RIAA-EQ)の2段目の球を入れ替えたところで犯人を検挙しました。

早速、真空管試験機で電流値をチェックします。
DSC01637.jpg
Funke W-19S   これはAD-1を検査しているところ。

結局、RIAA-EQに使っている4本のEF-41を調べたのですが、前回に比べても対して変化はありません。
仕様がないので、7本ほどの電流値を測り直し、この中から耳で聞きながら左右のゲインが揃うように配備しました。


その後は、まるで見違えるように生気を取り戻した音で、午後一杯たっぷりと指輪を楽しみました。

そんな訳で、明確な原因までは判りませんでした。

今回の騒動は、測定器では判別できないことを、音と自分の耳は聞き分けるという事実を再確認させられました。
それでも、真空管アンプを使う身として、真空管試験機と予備の真空管は必須のツールだということもです。

以前は、インプットゲインのポテンショメーター付きのアンプでしたから、これほど気にせずいました。
しかし、今ほどの深い見通せるようなステージ(音場)を手にしていなかった、理解できていなかったことも確かです。


翻ってトランジスタのアンプ(素子を簡単に交換できない)を考えると、今日のような問題が発生したとき、又は購入した時点でも同様ですが、どのように対処すべきか想像もつきません。
その為に、ゲインセットのポテンショメーターがあるのですが、この部品のクオリティや、セットの微妙な具合がシステム全ての音を支配すると言っても、あながち言いすぎでも無いように思います。

固定ゲイン(もしくは抵抗分圧の選択性ゲイン)の業務用アンプに慣らされてしまった今となっては、30年以上も前にトランジスタ機を使っていた時の気持ちを思い出そうにも、上手く思い出せません。
アンプのゲインだけでは無しに、その他の要素もゆるゆるだったのでしょうね。



業務用の機械は、定期的に真空管を新品交換して然るべく設計されています。
当然、コストも煩わしさも大変な負担になります。

しかし、反対側から見れば、定期的に機械の状態を監視できますし、僅かな変化にも敏感になれます。
おかげで、多少は聴く力が鍛えられたのかな、と痛い出費の分は都合よく考えるようにしています。



随分昔の思い出話ですが、伊藤喜多男翁がこんなことを仰っていました。

冷蔵庫が普及し、防腐剤が発達したおかげで、バターが腐らなくなった。

腐った食品を目にした経験の無い人間ばかりになって、食中毒が増えたんですよ。

でもですねえ、腐らないバターは不味いんですよ。


(注、昔の人は鼻が利いて腐っているかを嗅ぎ分けられたが、冷蔵庫と防腐材に頼っている今の人は本当に腐っている場合でも違いが判らずに食してしまう。という意)



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コメント
こんばんは

息子が食物アレルギーのため、添加物によってはすぐに発症してしまうので、乳、卵、添加物には気を遣います。以前、息子用のパンだけカビが生え、市販のパンにはカビが生えなかったのを見て、ちょっと驚きました。カビですら生えないパンを食べている私たちって本当に健康なのでしょうか?
気づかないからそのまま過ごしている。自分のオーディオ装置もそうなのかも知れません。
子育てと同じように注意しないといけませんね。もっとも、その息子がカンチレバーを折ったり、ツィーターを凹ましたり、スピーカーの位置を動かしちゃうんですけど。
2010/04/27(火) 02:00 | URL | メタボパパ #-[ 編集]
こんばんは

それは、心配ですね。

関係はないかもしれませんが。
知り合いに、娘さんのアトピーを治そうと、富山県(僕は詳しくないのですが、天候不順の日が多くて湿度が高いと言ってました)から、信州の安曇野へ引っ越して来た人がいます。
以前は高価な高麗人参等を服用しても、全く効果がでなかったのに、引越し後たちどころに全快したそうです。

オーディオと違い人の抗力は大した物で、息子さんもきっと進学したり環境が変われば見違えるようになる時が来るのではないでしょうか。
上の学校へ行ったら急に・・・という話はよく聞きますね。

斯く言う私も、子供の頃から風邪をひき易かったのが、役職を与えられたとたん、一切ひかなくなりました。「休めない」という脅迫感に体が反応したのでしょう。

成長は確かなことで、オーディオもそのうちに「オヤジー、高音が少しおかしくね」とか興味を持ち出しますよ。
2010/04/27(火) 03:06 | URL | kaorin27 #-[ 編集]
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