クラシック流ジャケ買いの勧め。 カラスのルチア
だいたいオーディオなんて、ヤロウの趣味はむさ苦しくてイカン!
と、いつも思い続けている僕はピアノを習ったり、陶芸を習ってりしてバランスを取っている訳ですが、このブログもダークなテンプレート(これは大変気に入っている)を選んだので、何となくイカンと考えていました。
ところが、昨日の記事で「フィルム・フランセーズ」のリブレットを乗せたところ、「大変、華があってよろしい」と自画自賛しているところです。
そこでもう一押しするぞと、綺麗なレコードをご紹介します。
なんと、レコードで3連発。
しかも、メタボパパさんと、ダブるダブる・・・恥ずかしながら勝手にキャンペーン張らせてもらっています。あわせてお読み頂くと、2倍美味しいという。
Jazzの世界ではジャケ買いという言葉がりっぱに市民権を得ているようですが、よりストイックを善とする風潮の強い?クラシック界では、「クライバーかっこいいー」みたいな、間違った方向に行ってしまう恐れがありますので、この辺りで正しいジャケ買いの提案をさせて頂くべく、以下紹介いたします。

COLUMBIA SAX-2316 SAX-2317 DONIZETTI Lutia di Lammermoor M・Callas T・Serafin
はい、マリア・カラスです。
多くの映像でカラスの御姿はイメージされていますよね。
口の大きな、鼻の高い、いかにも「イタリアの姐御」といった風情の方です。
日本人の普通の感覚では、お世辞にも・・・という感じでしょうが、モノクロームで丁寧に撮られたカラスの魅力を邪魔することが無い様、文字の色や大きさにも最大限の配慮をして、惚れ惚れとするジャケットに仕上がっています。
Columbiaも余程自信があったのでしょう、2枚組みを箱に入れることなく、わざわざ同じ写真で2枚バラにしてリリースしています!!
では、この写真の意味する処を考えて見ましょう。
今では、女子高生の最大の武器である、左上方から上目がちに写メを撮る!というのと同じ原理で、此処には一瞬の奇跡が写し込まれています。
(写真の価値は、対象を忠実に写し取る。だけで無いことはお解かり頂けると思います。
むしろ、忠実すぎる写真は、時に不幸を呼び込むものです)
だって、大体にしてそうでしょう?
作曲家が複雑なオーケストレーションの長大な曲を表すことも、その曲を感動的に演奏することも、半世紀を越えて最新技術すら寄せ付けないような生々しい録音を残したことも。
これ、全て偶然のような奇跡の積み重ねが1枚のレコードとして伝わっている訳ですから。
ジャケット写真が奇跡の1枚でいけないハズがありません。

このレコードの音楽的価値は、私ごときが申せるようなことは何もありません。
「カラスのルチアか、ルチアのカラスか」と称えられた言葉だけで充分です。
音質は、非常にオーセンティックでナチュラルです。
淡々とした音の世界が、演奏の狂乱をより際立たせているのです。
私を含め、現在95件のピュアオーディオ・ブログが参加している、ブログ村オーディオカテゴリーへのリンクです。
是非覗いてみてください。ウエスタンや自作アンプ、自作スピーカーの情報が盛りだくさんです

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同じく、現在315件のクラシック音楽ブログが参加しているリンクです。歴史的名盤から、ニューリリースの感想まで、私もレコード探しの参考にさせて頂いています。

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と、いつも思い続けている僕はピアノを習ったり、陶芸を習ってりしてバランスを取っている訳ですが、このブログもダークなテンプレート(これは大変気に入っている)を選んだので、何となくイカンと考えていました。
ところが、昨日の記事で「フィルム・フランセーズ」のリブレットを乗せたところ、「大変、華があってよろしい」と自画自賛しているところです。
そこでもう一押しするぞと、綺麗なレコードをご紹介します。
なんと、レコードで3連発。
しかも、メタボパパさんと、ダブるダブる・・・恥ずかしながら勝手にキャンペーン張らせてもらっています。あわせてお読み頂くと、2倍美味しいという。
Jazzの世界ではジャケ買いという言葉がりっぱに市民権を得ているようですが、よりストイックを善とする風潮の強い?クラシック界では、「クライバーかっこいいー」みたいな、間違った方向に行ってしまう恐れがありますので、この辺りで正しいジャケ買いの提案をさせて頂くべく、以下紹介いたします。

COLUMBIA SAX-2316 SAX-2317 DONIZETTI Lutia di Lammermoor M・Callas T・Serafin
はい、マリア・カラスです。
多くの映像でカラスの御姿はイメージされていますよね。
口の大きな、鼻の高い、いかにも「イタリアの姐御」といった風情の方です。
日本人の普通の感覚では、お世辞にも・・・という感じでしょうが、モノクロームで丁寧に撮られたカラスの魅力を邪魔することが無い様、文字の色や大きさにも最大限の配慮をして、惚れ惚れとするジャケットに仕上がっています。
Columbiaも余程自信があったのでしょう、2枚組みを箱に入れることなく、わざわざ同じ写真で2枚バラにしてリリースしています!!
では、この写真の意味する処を考えて見ましょう。
今では、女子高生の最大の武器である、左上方から上目がちに写メを撮る!というのと同じ原理で、此処には一瞬の奇跡が写し込まれています。
(写真の価値は、対象を忠実に写し取る。だけで無いことはお解かり頂けると思います。
むしろ、忠実すぎる写真は、時に不幸を呼び込むものです)
だって、大体にしてそうでしょう?
作曲家が複雑なオーケストレーションの長大な曲を表すことも、その曲を感動的に演奏することも、半世紀を越えて最新技術すら寄せ付けないような生々しい録音を残したことも。
これ、全て偶然のような奇跡の積み重ねが1枚のレコードとして伝わっている訳ですから。
ジャケット写真が奇跡の1枚でいけないハズがありません。

このレコードの音楽的価値は、私ごときが申せるようなことは何もありません。
「カラスのルチアか、ルチアのカラスか」と称えられた言葉だけで充分です。
音質は、非常にオーセンティックでナチュラルです。
淡々とした音の世界が、演奏の狂乱をより際立たせているのです。
私を含め、現在95件のピュアオーディオ・ブログが参加している、ブログ村オーディオカテゴリーへのリンクです。
是非覗いてみてください。ウエスタンや自作アンプ、自作スピーカーの情報が盛りだくさんです

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コメント
こんばんは
このカラスのジャケット、化粧品メーカーの広告に使われそうですよね。
幸いこのジャケットは持っていますが、右上のstereoがmonoになっています。(涙)
53年録音のカラスのルチアのジャケは、本盤と併せてダイエットの使用前使用後に
使われそうですけど。
今更で申し訳ございませんが、貴殿のブログにリンクを貼らせて頂いて宜しいでしょうか?
もうやってるだろー!と言われそうなのですが...
このカラスのジャケット、化粧品メーカーの広告に使われそうですよね。
幸いこのジャケットは持っていますが、右上のstereoがmonoになっています。(涙)
53年録音のカラスのルチアのジャケは、本盤と併せてダイエットの使用前使用後に
使われそうですけど。
今更で申し訳ございませんが、貴殿のブログにリンクを貼らせて頂いて宜しいでしょうか?
もうやってるだろー!と言われそうなのですが...
こんばんは。
そうですね!
毎晩のように行き来していたのに、私も不慣れなもので、リンクのことに思い及びませんで失礼しました。
こちらは、早速貼らせて頂きました。よろしくお願いします。
私の場合、LPは小出しにしないとすぐにネタ切れになりそうです。
やはりCDの時代でしょうね、初期盤ブログは少ないようなので、メタボパパさんのご紹介を毎回楽しみにしています。
そうですね!
毎晩のように行き来していたのに、私も不慣れなもので、リンクのことに思い及びませんで失礼しました。
こちらは、早速貼らせて頂きました。よろしくお願いします。
私の場合、LPは小出しにしないとすぐにネタ切れになりそうです。
やはりCDの時代でしょうね、初期盤ブログは少ないようなので、メタボパパさんのご紹介を毎回楽しみにしています。
こんばんは
お言葉に甘えてリンクを貼りまして、そこからやって参りました。
これでダイレクトに来ることが出来ます。
オペラ推進とともに初期盤推進もよろしくお願いします。
お言葉に甘えてリンクを貼りまして、そこからやって参りました。
これでダイレクトに来ることが出来ます。
オペラ推進とともに初期盤推進もよろしくお願いします。
こんばんは、
リンクありがとうございました。
オペラ推進委員会はネタの続く限り、鋭意活動いたします。
ホントに美しいですよねえ。
リンクありがとうございました。
オペラ推進委員会はネタの続く限り、鋭意活動いたします。
ホントに美しいですよねえ。
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