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少し見えてきた「天使の音」の秘密・・・かな?

以前の雑誌では、
「貴方にとって音楽とは?、オーディオとは?」なんていう残念な質問が頻繁に記事になっていたなあ。
流石に現代の編集者はマーケットを誤解していないようでなくなりましたね。

翻って、自分自身ならば、「天使の音」を出す為にオーディオやってます。としか答えようがありません。
録音された演奏の記録を再生するだけならある程度以上の音のクオリティは無用ですし、こんな事に時間やお金を掛けるのは実用(音楽を聴くという目的)とはかけ離れた話ですね。
それでも長いこと続けて来れたのは、気まぐれな天使の音を今日も求めているからに他なりません。


もう一回「天使の音」を整理しておきましょう。

音楽を聴いていると、自分の頭蓋骨が直径25m~30mくらいに肥大して、その中に演奏者の虚像が出現します。
これは、外のスピーカーから出た音を聞くという感覚は皆無で、自分自身で虚像を作リ出しているようなもので、記憶音に近いのかもしれません。したがって音質がどうしたということは一切思いません。

この「天使の音」の特徴としては、
◇どんな装置でも、ほぼ同じ音に聞こえる。
   ヴァイオリンはヴァイオリンにしか聞こえないってことさね。だから装置は何でも良くなるのよ。 
  スピーカーやアンプを変えたって、ヴァイオリンはヴァイオリンだからね。



さて、今までも何度か天使には我が家にも来て貰っていたのですが、全くの気まぐれで何時、どれだけ来てくれるかわかりませんでした。悲しいかな、再現性はゼロだったのです。

そんな中、この半年くらいでおぼろげながら判ってきたことがあります。

DSC03098.jpg
この写真はイメージカットです。

上手くは表現できないんですが・・・

音場の情報が頭の後ろ側からも回り込むような感じと申し上げれば良いのでしょうか。
前方20mくらいのステージで叩かれたピアノのその響きが後からも返ってくるって感じでしょうね。


さて、その感じを達成する為にどんな要件が必要なのか? ですが。

まず、部屋のアコースティックスをライブに調整して響きのある部屋にするのはダメでしたね。
これでは、自分ちのホールトーンが乗ってしまうのでレコードに入っている収録会場の再現にはならず、どんなレコードでも自宅収録の音になってしまいます。
むしろ、部屋全体はデット気味の方が(これまでの印象だと)良いように思います。

ご想像の通り、過去には主流だったライブエンドーデットエンドは少なくとも私の実験では見込みなしですね。
この方式の部屋は、日本オーディオの保守本道である、ハッキリ・クッキリ音像オンリーにしか使えません。


では、部屋のアコースティックスを利用しないで、どのようにしたらホールの反射音を後から返し、音場を頭の後方まで拡大できるのでしょうか?

確かな答えは持っていないまま、明日のココロだー。



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コメント
kaorin27さん こんばんは

我が家に天使が来てくれたのか否かは分かりませんが、
何度か”もの凄い瞬間”があったのは事実で、この時は
音がどうのこうのではなく、金縛りにあったような不思
議な感覚だけが残っています。
何というか、”かほりたつ音”という表現がピッタリな
感じです。
また来てくれるのかは分かりませんが、今もこの瞬間を
ひたすら待ち続けています。
2010/09/07(火) 21:58 | URL | メタボパパ #-[ 編集]
こんばんは、

「天使の音」なんて言い方は私の造語ですから、あれですが・・・
パパさんは見てますよ、これまでに。

僕は「聞かなくても音は分かる連盟」の五段(笑)ですから間違いありません。
ただ、どうしたら来るのかは未だ分かりません。

部屋の大きさや、装置自体でないことだけは痛いほど分かっているのですが。
2010/09/09(木) 00:28 | URL | kaorin27 #qJTEhbLw[ 編集]
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