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涼しくなってきたので、また半田ごてを握ろうか

手前味噌で、極めて親バカな発言で申し訳なしですが、
ここ2,3週間の状態は「第4段階」を認定したくなるほど良い音の状態を維持しています。

Europaは入れてからの5年では間違いなく一番だと思います。


そんな訳で、いつもの悪い癖が出てきました。
NeumannのDST-62に対するRIAA-EQは現行のKlangfilm KL-2545にCRーEQを組み込んだ物でほぼ行けると思いますが、DSTの白ボディ(針圧6.5g)で主に1950年代のステレオ録音盤を再生するためのEQに取り組むこととしました。


随分以前にEQ本体(EMT-139)は入手し、折をみて電源の実験などは繰り返して来ました。
しかしながら、今年の猛暑に完全に押し込まれ、半田ごてを持つことを放棄していました。

本来はモノラルのEMT-139を2台使って、ステレオで再生する計画です。

このところの涼風に後押しされて、まだバラックのような状態ですがPSUを組んでみました。

DSC03104.jpg
昔に使っていたシャーシを利用しての盛り込みだったので、たかだかプリアンプの電源に、不釣合いな部品密集度になってしまった。

特に右下のトランスは、いらないのに間違えて発注したチョークで、仕方がないから前段の+Bのデカップリングの後に咬ませておいた。
邪魔なだけでいらないよな・・・


DSC03113.jpg
整流管はこれも手持ちの関係とヒーター電圧で EZ-12を選択。
大変なオーバースペックであります。

なにせ流用シャーシなので、不要な穴があちこちに空いている。
塗装だけはシルバーハンマーで体裁を整えてあります。


EMT-139の各ユニットはコンデンサの容量チェックをしてモノラルでの動作確認は済んでいるので、いよいよステレオ用に接続して音を聴いてみます・・・

どうも片方だけおかしな動作をします。⇒オシロを当ててみる⇒やれやれ長い戦いになりそう(ゲンナリ)



ヴィンテージ機器を使っていると、こんなこともよくあることです

音は間違いなく出ていても、
ヴィンテージらしい雅な音がする。と思っていても
実際は良からぬ動作状態だってことは、結構よくあります。
残念なことに「整備済み」というのを買ってもあまり変わりがないこともあります。

50年くらい前の製品でも、ちゃんと動作していれば普通にHi-Fiな音がして当たり前だと思います。
殊更、「暖かな」「ふくよかな」音のするヴィンテージ品は危険かも。

200-10kHzの間がフラットで歪が少ないってのは、今のアンプも昔のアンプも同じくらいの性能ですから、音楽を聴いている限りにおいては、音にそんなに大きな違いは無いですものね。


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