随分と音が鈍っているなあ (T_T)

この2ヶ月というものは、まあレコードは聴いていましたがどちらかと申すとBGM的な癒されの時間といっても過言ではありませんでした。
時にはレコードを聴きながらついウトウトとしてしまったこともあり、「私としたことが・・・」と猛省して直ぐに電源を落としてしまいました。




日本橋にある大棚の旦那さんが、若い噺家になにやら小言を言っております。

「おまぃさんの高座はなんだな、いいもんだよ。
           噺が始まると途端にぐっすり眠れる」

とどのつまりは、「おまぃさんの芸はまだまだだよ。早く上手くなって、あたし達常連が襟を正して聞き入る様な噺家にお成りよ」
とエールを送ってくれているのです。

これと同じ意味で、レコードを聴いている時に居眠りをしてしまう原因は、ひとえに「音がよろしくない」ためです。

レコードの音も若手の噺家さんの高座もツマラナイから「寝れる」訳で、大看板の務める渾身の高座を前にしては、とても居眠りをするどころではありません。

一言一句、目線さえも見逃してはならじ。と集中して聞かざるを得ません。
オーディオで言うならば、天使が来ているときなどは演者一人ひとりの動きに目が行くので、レコード片面を聴き終わる頃には疲れが押し寄せ、手のひらにじっとりと汗ばんでいるほどです。


ウソだと思うなら一度、そうだなあ
柏木の師匠(六代目 円生) 「双蝶々」
五代目の志ん生さんの    「淀五郎」  なぞをお聞きになってごらんなさいな。
     これで寝れたら、ある意味強力ですよ。
DSC03240.jpg

さて、再生音があまりに生気の無い音を出しているのが原因で寝てしまうのは間違いありません。

問題を探して解決しなければなりませんが、これと言って心当たりがあるわけでもありません。

電気的には変化が無いハズですから、機械的な振動の問題と当りを付けました。


うちのスピーカーはその構造上、50本程のボルトやネジを使って組み立てられています。(1台当り)

DSC02177.jpg
たしか、購入して直ぐの頃に一度ネジ増し締めをしていますが、あれから5年ほど経って緩くなっているのかなあ?
と、犯人の仮説を立てました。

早速トルクレンチを引っ張り出して増し締めしたり、木ネジの場合は緩んでいる穴の目止めをしたり・・・
まる一日かけてネジ締め大作戦を決行しました。

結果は、ビンゴ!!


特に木と金属の組み合わされるレコードプレーヤーやスピーカーにはこのメンテは欠かせませんね。
スピーカーともなれば、発音元を抱いているので聴いているうちに必ず緩んできます。

音は見違えるように生き返って
1、集中力が出てきた
2、遠い配置の歌手は遥か彼方から聞こえる
3、低音の音階がハッキリした

などなど、当たり前の結果が当たり前に得られました。

現代の製品では接着剤の多用によってボルトやネジは減っているでしょうが、ヴィンテージを使っていてネジのトルクマネージメントをしていないだろう人を、軽く10人は挙げることができる。

その状態のまま、音に対して上記した様な不満を持っていたとしたら。
ケーブルや電源コード、インシュ等など、外的手段で解決を図ろうと考えたとしたら・・・・

割れ鍋に閉じ蓋って事になっちゃうよね。
恐ろしいことです。

でも、余計な事を言って怒られちゃいそうな人もいるから黙っていよう。



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コメント
こんばんは

先日、リン・ジャパンの方が来られたときに丁度ネジの話になり、
造る側の立場から言うなら、どこにどのネジを使うというのにも
気を遣って選定しているのに、気安くネジを外したり、交換したり
しないで欲しいと仰っていました。
逆にそういうメーカーの製品は信頼に足ると思います。
2010/12/03(金) 22:47 | URL | メタボパパ #-[ 編集]
こんばんは。

おお、リンのFさんといえば、かの有名なリンフルさんでしょうか。
わかるなー、その気持ち。
提供側は、素人さんとは別次元の時間とコストを投入してネジ1本を
決めているってことですよね。(高額商品を扱うメーカーは)

それを素人さんが「メーカーではやりきれないこだわりの改善」てえのを
仕出かすから当惑されている様がよく伝わってきました。

まあ、オーディオは究極のジコマン趣味なので「好みの問題」と捉えれば
しかたの無いことかもしれません。
しかし、「好み」を超越した先にのみ「凄み」があるのもまた真実のようですね。

2010/12/06(月) 01:12 | URL | kaorin27 #-[ 編集]
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