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演奏会に行ってきました。

昨年末のポーランド国立ワルシャワ室内オペラの「フィガロ」に行って以来、コンサートにはまっています。

13日も大雪の中、いそいそと出かけて来ました。

Tokyo metropolitan Symphony Orchestra
指揮 レオシュ・スワロフスキー

Brahms Hungarian Dance No..1

Beethoven Piano Concert No.5
Piano ゲルハルト・オピッツ

Dovrak Symphony No.9 -From the New World-

正直申し上げて、オピッツさんが懐かしくて聴きに行きました。東京都交響楽団さんは初めての体験です。
まずは、ご挨拶代わりのブラームス小曲です。聴き始めて直ぐに「この音はドボルザーク向きだな」と思いました。

編成は左翼から1st、2ndVn(各13台)。その右からチェロ(8台)右翼の手前にビオラ(10台)その奥にコンバス(6台) 管楽器群は各2本と中々の大編成です。(台数は目視のによる)
1,200人入るホールはほぼ満席状態で、地方のクラシックコンサートとしては興行的には成功の部類だと思います。(その内、何名が招待さんかは存じませんが・・・)

挨拶はすぐに終わり、いよいよオピッツさんの登場で、場内は一段と拍手が高まります。
で、Beethovenですが、はっきり申して当夜一番時間が長く感じました。
オピッツさん自身は堅実に、清々と弾かれていますが、付いて行くオケに若干覇気が足りないかと見えました。オピッツさんに対してリスペクトし過ぎているかな。もっと思いっきりやっても良かったかなと感じました。素人の勝手な感想ですから読み流してください。

さて、最終曲はホルンが4管になりトロンボーンも3管です。
演奏は出だしから情感たっぷりです。
特にチェロの上の音域、ビオラの中間域に表れるDovrakらしい郷愁を誘う音色が出色でした。
3,4楽章に向かい、いよいよ乗ってきました。素晴らしい演奏だったと思います。

終曲後はスワロフスキーさんが管セクションの方々を全て、スタンディングさせて賞賛したところをみると、その出来に満足されていたことが伺えます。
帰り際にパンフレットを見直しましたら、スワロフスキーさんはノイマンさんやコシュラーさんに師事しており「なるほど」とガテンがいきました。

都響は初めてでしたが、良い指揮者に教わっている幸運を喜びました。

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