klangfilm 映写室内用モニタースピーカー 戦前

時代が前後してしまいましたが、戦前から映写室等で使われていたモニター用スピーカー(フルレンジ)をご紹介します。

型式は KL-L9302  およそ30cmの直径です。
DSC01091.jpg
フィールドコイルは、業務用と同じ220vです。
DCR(FC)は20kΩもあるたっぷりと巻き込んだものです。

フレームは鉄板プレスの至って簡素な造りで、逆に過酷な環境での使用も見越したシアターモデルの凄みを感じさせてくれます。

DSC01089.jpg
特徴的なセンターダンパー。
クラフト紙のような紙でできています。

磁気回路内のボビンの位置は死んでも変えないぞ!という迫力に満ちた構造になっています。
(本当にそんな理由かは知りませんが・・・)

コーン紙は軽く、強靭な物で、フィックスドエッジの硬さも尋常ではありません。
正に、金属製ダイアフラムの如き硬さですから、「フルレンジドライバー」と呼びたくなるものさにあらん、といった面構えです。

DSC01088.jpg
この銘板の色姿が古い時代の製造を物語っています。

このスピーカーは我が家のメイン(すいませんm(_ _)m1台しかないのに見栄張っちゃいました)
のEuropaの純正の組み合わせ時のモニターです。
よーし!これでモニターするぞー(何の?)と勢い込んで購入しましたが、一室しかない我が家では、モニターの必要は当然ありませんでした。


さて、現場ではどの様に使われていたのでしょうか。
22_convert_20110208190100.jpg
この写真の右上にあるように、1mx1.2m程のバフルに取り付けて壁から下げていました。
これをパクろうとしたのですが、めんどくさくなって止めました。


ちなみに、その下のアンプがこれも純正組み合わせの
Kl-32611 Europa-junior-klarton-Verstarker です。



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コメント
いつも興味深い資料を拝見するのが楽しみです。映写室のモニターも面白いなぁ。一つ前のアンプに似た物を何度か見ました。上に映写機が乗るんですね。不思議な恰好にやっと納得が行きました。
2011/02/08(火) 22:11 | URL | kawa #-[ 編集]
おはようございます。

やはり映写室にもモニタースピーカーが有ったのですね
映像の方は小さな窓が有ったのは覚えていましたが
音の方も観客席の音を聴いて居たのかな!?と
思って居ました・・・これで綺麗な音!を聞かれますね(^_-)-☆
2011/02/09(水) 09:59 | URL | altum #VQ8ezY4k[ 編集]
kawaさん、おはようございます。

コメントありがとうございます。
そーですよねえ、変な天板ですよね。
重ねるわけにもいかず、何かにピッタリ合う筈だと思っていました。

このセットを始めて目にしたときは積年の留飲を下げる思いでした。
2011/02/09(水) 10:51 | URL | kaorin27 #-[ 編集]
altumさん、おはようございます。

そうですね、WEの91型のラックに入っているの何て言いましたか、確か500システムとか?

あれにも20cmくらいのフィールドコイルのモニターが付いて、電源チョークの役割もしてましたね。
確か、OPTの二次側が2巻き線で、「ホール用」「モニター用」と分けて出ていました。
やることはシブイですよね。はたらく(働く)オーディオって。
2011/02/09(水) 10:57 | URL | kaorin27 #-[ 編集]
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