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80’s洋楽を語ろう 1982年

POP'sの広大な海原にあっても黄金の時代と例えられる80年代にあってなお、82年からの3年間は特別な年となったようです。
ワインの世界で言うなら、「例外的に偉大なヴィンテージ」とでもなりましょうか。

ビルボードのチャートを見回しても、煌びやかで、後のちまでスタンダードとして名を残すべき名曲が多数ならんでいます。


一つの特徴として、キレイで爽やか系の曲が急増しています。日本でも杉山清隆とオメガトライブのような曲のヒットとも繋がっていそうですね。
経済成長がハッキリして、世の中の空気が明るく輝いていたことが良く窺われます。
今から考えると誠に羨ましい限りです。

エア・サプライ  「スウィート・ドリームス 」  「さよならロンリーラヴ」
シカゴ  「素直になれなくて」   
あまり爽やか系っぽくない TOTOの「ロザーナ」もこの年のヒット曲です。



もう一つ、これは個人的な思い出ですが、映画音楽の名曲も沢山ありました。

サヴァイヴァー  「アイ・オブ・ザ・タイガー」  ロッキーのテーマ
ジョーコッカー&ジェニファー・ワーンズ  「愛と青春の旅立ち」 

そして、女の子と始めて二人だけで見に行った映画が
ヴァンゲリス   「チャリオッツ・オブ・ファイアー」 炎のランナー



この作品は同年のアカデミー作品賞。
僕はハリウッド製のエンターテイメント映画は殆ど見たことが無いのだけれど、嘘っぱさばかりが鼻につくし、終わり方が中途半端というか、食い足りないものが多くてお尻がむず痒くなるんです。

それに比べ、この映画ときたらやり過ぎかもしれないくらいに造りこまれている。
冒頭と終幕に舞台を現代に戻すことでこの長大な物語が決して作り話ではなく、現代の現実の社会に継っていることを分からせてくれていて、何となく「ルパンⅢ世~カリオストロの城」を思わせる終わり方だ。



映画の主役は2人の選手だが、キーとなるアラブ人のコーチの存在が際立っている。

実は、この映画に出資した人物は、モハメド&ドゥディ・アルファイド父子。
プロデューサーのドゥディ氏はダイアナ元妃の恋人でパリの地下道の事故で一緒に亡くなった人物だ。

父のモハメドはエジプト出身の実業家で、英国の象徴とも言える「ハロッズ」を買収した大富豪。パリのリッツホテルや稲本選手の所属したイギリスのフラムFCのオーナーでもあった。

映画の中でも再三、イギリスの旧体制の考え方と異国人との確執が描かれている。
「水辺には近寄らせて貰えるが、水は飲ませてもらえない」(イスラエル系短距離選手、ハロルド・エイブラハムズ:1924年のパリ五輪 100m金メダリストのセリフ)




82年当時僕はまだ長野に住んでいて、週末には友人とよくテニスに行っていた。
長野市営の城山テニスコートで忘れられない思い出がある。

少し休んでいたら、近くに男女4人の若いグループがいて、テニスの後の予定を話していた。

「この後どうする?」
「食事をしたら映画でも見に行くか?炎のランナーって良さそうじゃない?」
「えー!?だってあの映画走るだけでしょ?飽きるじゃん。走るだけって」

おいおい、どこにひたすら走り続けるだけの映画があるものかい!
結果的に彼らがこの映画を見たかどうかは勿論分らない。だから、見ていたとしても感想は分らない。是非聞いてみたいとは思う。


逆に、この映画に影響を受けて服飾デザイナーになった後輩がいる。
ただし、あんなオーセンティックな服を作れる(それで経営の成り立つ)アパレルメーカーはラルフ・ローレン以外には幾つもないだろう。彼の就職したメーカーも今はもうない。

このように提供される映画はひとつでも受け手によって受け取り方は全く異なるものだ。改めて言うまでもないがこれは音楽やオーディオにもそのまま当てはまることだろう。
オーディオは同じ機械を使っても、使う人によって出てくる音は全く異なるものだから、インプレや試聴は何の役にも立たないことの証明になるはずだと思う。 賛同してくれる人は絶望的に少ないけれど。



1920年代の服飾や振る舞いはこの映画にも出演した、当時の「プリンス・オブ・ウエールズ」が今でも僕にとってのお行儀のお手本になっている。
つまり、何時までも時代遅れのカッコをしているということかもしれない。




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