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さあーて、古典アンプのノイズに挑戦しましょうか

この一連の記事に関しては 2ヶ月ほど前に行った事です。
作業中は満足に写真も撮れなかったので、手元に残っている資料だけで話を繋いでまいります。若干分かりづらいこともあると思いますが、ご容赦願います。


さて、何時もの通りまず手始めに、作業綱領を作ります。

1)充分な現状把握と
2)問題点の抽出
3)克服すべき課題の設定
4)具体的解決策の策定と実行

これは、遥か昔に受けた昇進試験のときに、レポートや研修で教わったことと何一つ変わりがありません。
原因ごとに項目を分けて、其々の要素を影響の大きい順に重み付けして順位をつけてゆきます。

原因を大きく3つに分けると

Ⅰ:60Hzのノイズ
Ⅱ:120Hzのノイズ
Ⅲ:その他回路などに起因するノイズ  

そのⅢの中から、今日は一番影響の大きい要素のお話しをします。
この巨大なノイズを残したままでは、他の作業は全く行えないのです。



昨日掲載した全体の回路図を見ると、このアンプは3つの異なる部位からなる3in1アンプである事が分かります。

回路図中、中央に向かい合わせに有る2台のトランスをはさんで、左半分はプリアンプを構成します。
当然ですがこのままのプリアンプはノイズの塊りですから、現在はCUTしてあります。

その右側がこれから使うパワーアンプになります。


そして今日の注目は、パワーアンプの下に付いている「コバンザメ」のようなもう一つの、シングルアンプです。

DSC01989.jpg

直熱三極管 KL-71411のシングルアンプで、映写室内のモニター用にちょこんと取って付けた様に回路中に挿入されています。

でも、判る人がみればこれは「冗談」以外の何モノでもないですよねえ!


PP回路の片方のアノード(プレート)から 0.1μFのC一つと0.1Mのポテンショメーターだけで信号を横取りして「はい、モニターアンプ1台出来上がり!!!」ですから。

このアンプ自体も酷いノイズですが、何より本筋のアンプへ大きな影響を与えてしまっています。

これじゃあ、PPアンプの動作バランスもへったくれもあったもんじゃありません。

盛大なアンバランスによって、莫大なノイズを発生しています。

対策は簡単です。件のCとPの配線を外して真空管を抜いておけば良いのです。
しかし、今回は後日説明する別の理由もあって、トランスを含めた一連の部品を撤去しました。この項はこれで一件落着です。



以前に、コントロールスピーカーKL-L305で、天上からバッフルを吊るすぞーー、でも諦めたぞーーという記事を書きました。
その時の諦めた原因は、このシングルアンプが全く使えないためでした。22_convert_20110208190100.jpgまさにこのヤツですね。


この作業だけでノイズはどーーーんと約半分に減りました。

それでも、残留ノイズは40mV以上はありますから、まだまだ先は長いのです  (T T)



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コメント
こんばんは

アンプの修理も仕事と一緒なんですね。
アンプ修理が出来るようになると、仕事のスキル
も上がるかも知れませんね。
年中PDCAを回せと言っている身としては、読んで
いて可笑しくなりました。
2011/10/10(月) 18:43 | URL | メタボパパ #-[ 編集]
こんばんは

そうですよね、多分これは「宇宙の原理」です。

仕事も、アンプの修理も同じ根っこ繋がっているのは間違いないでしょうねえ。

かつての上司が 

計画八分 実行三分 気合が一分で達成率120%だあー(笑)って言ってました。

計画が正しければ成功は間違いないってことですね。
今でも凄く尊敬しています。


2011/10/11(火) 00:37 | URL | kaorin27 #-[ 編集]
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