オーディオは科学:電子工学として考える。(笑) パート1

僅かな部品のストックをひっくり返して必要なものを探してみた。
何点かは新しく購入する覚悟もしていたのだけれど、案外とあっさり所要のブツが揃ったのには少々ビックリ。



プリアンプの中身(つまりRIAA-EQ)をいじり始めてから20年くらい経つけれど、この期に及んで始めて「逆RIAA」カーブのユニットを作ろうと思い立ったのだ。
この夏にまあまあ苦労をしてKlangfilmの指定アンプをカタチにしたから残された課題はプリになったというわけ。
で・・・本格的に始めるなら「逆RIAA」は必須アイテムなのだから仕方が無い。

問題は何故いままでホカッテいたかなんだけど、直接音を出す機械じゃないからメンドクサクテ腰が上がらなかっただけ。
これ、動作・回路構成は極々単純だけれども入力のインピーダンスや負荷によってOUTPUTがひどく変わるんじゃないかと要らぬ心配をして回路を決めかねていた。

WEB上に挙がっているものの多くはCD出力をPhono-EQに入れたいのや・・・・なんで????
MM入力Z=47kΩを想定したものなので使えそうにない。
あちこちのを参考にしながらまあ大丈夫でしょって回路を決定して事にあたった。


そんななんだで、入力と負荷に対して強靭な(はず)のにしたから妙に部品点数が増えて手持ちのシャーシではキチキチ・・・
PICT0572.jpg
A&Bやローデンシュタインの抵抗、SIEMENSやEROのコンデンサにSIEMENSの測定器にあったターミナル盤まで総動員して無意味な「高音質」の「逆RIAA」ユニットができあがった。

大きさが分かり難いと思うのでRCA端子を付けた前景をパチリ。

PICT0574.jpg
ところで、RCA端子ってなんでこんなに不具合なモノが普及したのだろう。
取り付けていても全く信用ならない!ここの端子が我が家の中で唯一のRCA端子使用箇所です。



さてさて、使用した部品の一つひとつはLCRメーターで実測して極めて近似値を使用していますが、そうそう思い通りにならないのが交流回路のかわいいところ。

このユニットを単体で測定してみると、キッチリと偏差がでます。(まあ大抵の電子回路は出ます)
PICT0576.jpg
片対数グラフ用紙が何故か行方不明なので両対数に無理やり横線を引いて書いた。
1目盛りが0.2dBなので20Hzの1.77dBが最も大きい。

まあ、大量に測定する冶具として使うならば時間を掛けて校正するんだけれど家の中だけなのでそんな時間は無駄になるのだ。
今時エクセルに補正値を入れておけば自動で修正されて必要なら作図もしてくれるじゃん。と都合の良い言い訳を並べてこれでユニットの作成は終了。

次はいよいよ実際のプリアンプをまな板の上に乗せて矯正だ。
お客さん、随分ズレテマスネー。でしたよ。








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コメント
実は私も自分のプリアンプのRIAA特性は測った事が無いのですよ(^_-)
以前のS社のプリアンプでMDに録音した物と
音出しをして比較しただけです
売り物で無いのでこれで良いかぁ~!です(^_-)-☆
2011/12/16(金) 08:20 | URL | altum #VQ8ezY4k[ 編集]
atlumさん、こんにちはコメントありがとうございます。

そうですねえ、フラットなアンプ=音が良いかは微妙な問題も含みますしね。
この次の記事に書きましたが、とりあえずイコライザー(等価するもの)
だからここは正確なカーヴにしておいて、音は他のところで考えよう!
というのが今回重い腰を上げた理由ですね。

まあ、健康診断のつもりで一度。
2011/12/16(金) 13:12 | URL | kaorin27 #-[ 編集]
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