kl32611 メンテナンス (5)

組立てもいよいよ佳境に入ってまいりました。

ここいらは、出力管辺りです。
画像 083
これは、先に直したもう一台の写真です。

通常、元のまま組むと「死ぬほどハムが出ます」から、アースラインを#14程度の単線=オイロダインアンプのラックの中でアース母線に使われていたもの=を裸に向いて張りなおしています。

抵抗アレイも綺麗になりました。中ほどの焼けている抵抗(出力管片側のカソード)をローゼンタールのものに変えています。
AD-1のシングルでは750Ωで標準ですが、ここでは900Ωと多少高めに使っています。
画像 085
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コメント
http://klangfilm.free.fr/index.php?lng=0&music=&type=0&frame=3&item=&title=Europa%20Junior&dir=data/documentations/catalogues/catalogue_europa_junior/&num=1

で、KL32611の全体写真を見て来ました。オイローパ号を鳴らす映画館用アンプとは気づきませんでした。WE43Aに似た佇まいで、とても良いですね。
2009/02/10(火) 23:07 | URL | 和香尻低音 #-[ 編集]
ご案内頂いた資料のアンプはJunior用のですからkl32609(RE604pp)ですね。
出力管(のアノードロス)が違うだけで、外見も回路もほぼ一緒です。
Klangfilmは何故特定のスピーカーに特定のアンプを対応させて作っていたのかさっぱり判りません。

これも先に話題に上った、ゲルマン的徹底主義なのかもしれません。
WEならば一時代のステージ用アンプは基本的に1種類(86の次が91というように)なのに対して、やりすぎと思いませんか?
ちなみにスピーカーの大きさによって、ざっと10種類のアンプがほぼ同時期に用意されています。
2009/02/10(火) 23:51 | URL | kaorin27 #-[ 編集]
ロレンツ&オイゲン社という映画上映会社が
自分の映画館で使用するためにSPやアンプをクラングフィルムに特注するというようなパターンが、第二次大戦前後のドイツの映画産業界にあったのかもしれませんね。そういう場合に、ロレンツから見れば、館ごとの大きさに合わせて徹底的に過不足ない機器で揃える事ができるのは経営効率が良くて、合理的ですよね。でもそういう合理主義の精神は、贅を凝らすという部分がなくなり、全ドイツ的にはアンプ製作においても出てくる音にいつしか影響し、物量に基づいた壮麗/豊麗な音というようなものの価値を抑圧してしまうのではないかと、よく言えば質実剛健の音に特化してしまうのではないかと、そういった懸念を抱いています。ドイツは30年戦争、第一次世界大戦と二度、戦争で荒廃するという歴史を経ていますので、そういう壮麗/豊麗という価値を迂回せざるを得なかったということもあるかもしれませんが。
 私のささやかな体験によるものですが、そうではない、私の体験した・・・の音では・・・だった、というようなお話が伺えると楽しいですね。

 ゲルマンとジャーマンは語源が同じです。
 ゲルマンというドイツ語呼称にはラテンとの比較で英米も、入ってしまいます。英語から見ると「ドイツ的」をジャーマンと呼びますから、ジャーマンに英米は入らないのですが。ですから、ドイツ的をゲルマン的と呼ぶのは、発想が英語的です。英米に対立したドイツ性を語るときはそういう次第でゲルマン的という呼称を私の場合は用いないですね。
2009/02/11(水) 10:42 | URL | 和香尻低音 #-[ 編集]
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