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kl32611 メンテナンス (6)

信号回路(写真では左側)はだいぶ部品が付きました。
この辺りまで来ると、やっとアンプ作りの楽しさを実感できます。

3本の出力管のカソードバイパスコンデンサは全滅でしたので、同等品を並べて寸法などの確認をしているところ。
画像 086

電源トランスの配線も終わりました。っていうか、何時まで睨んでも不安は消えないので強制終了です。
画像 088

こっち側も・・・
画像 089

シャーシがキレイになって組みあがって行くと、期待が膨れ上がりますね。

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コメント
こんばんは。初めておじゃまします。

すばらしい機材をお使いですね。自分は、見た事もないものばかりで、、どんな音がするんだろうな?と思って楽しく見させていただいています。

以前、RCAの電蓄アンプをいじったことがありますが、電源トランスが、タールのこげる匂いがするくらい熱を持ってしまい、、、巻きなおしをしてもらったことがあります。

電源トランスなど、いかがでしたか?
それにしても、ここまで直されてしまうとは、、すごい方がいる!とびっくりしています。
自分は長野市内ですので、もしかしたら、すぐお近くかもしれませんね?

2009/02/07(土) 23:13 | URL | marco #-[ 編集]
marcoさん、こんばんは。
見てくださってありがとうございます。

写真の様にドイツ製のトランスはインプットを除いて殆どがオープン型なので扱いは楽です。タールも入っていません。
トランスの不良は過去200個以上見たと思いますが1個断線があっただけでした。

コンデンサは仕方ありませんが、抵抗も殆ど生きているんですよ。物に対する考え方がゲルマン民族は根本的に違うような気がします。

それは、それは、お近くですね、Linkの処に安曇野の先輩のブログも貼ってありますので行ってみてください。雪が解けたらオフしましょうと言ったのですが、今年は雪無しのまま春が来そうですね。みなさんで盛り上がりましょう!
2009/02/07(土) 23:54 | URL | kaorin27 #-[ 編集]
明日の仕事の準備ができないくらいに引き込まれてしまいました。「ステレオサウンド」という雑誌がかつて持っていた以上の熱意と迫力を感じさせます。WE43Aを超えると、ドイツアンプを見る観点がとても興味深いです。RS237はどう見ていらっしゃるのでしょう?
2009/02/08(日) 21:05 | URL | 和香尻低音 #-[ 編集]
また来ましたが、下記のフランス人と思しき人のクラングフィルム関連頁がすごいですね。同じ人のWestern Electric頁も同じぐらいにすごいですが。もうご存知だったかとも思いますが。

http://klangfilm.free.fr/index.php?lng=0&music=&type=0&frame=1&item=&title=&dir=&num=
2009/02/08(日) 21:47 | URL | 和香尻低音 #-[ 編集]
こんばんは。
ようこそお出で下さいました。
熱いコメントありがとうございます。

WE41、42、43等と同時期にやはり欧州でも同規模のアンプが開発されていたようですね。
超えるとか、というと語弊がありますけれど、アメリカ人のメンタリティで造られたWEと、ドイツ人の気質(何故か日本的表現が合う)で造られたKlangfilmやZeissの機材はそのこだわりのポイントが異なっていると、とって頂けるとありがたいです。
ドイツ人はトランスの造りなど見ても、ただ巻きっぱなしで、物量を投入したという感じでは無いですね。WE,UTC,Triadの方がキレイですしシールドも厳重です。
ただし、此処にトランスが必要だと考えたら、親の死に目に会えなくてもトランスを入れるぞ!っていう迫力がドイツ人にはあるような気がします。
なんというか、デンキの教科書に載っている法則を守る為なら何処まででもする、というプリンシプルを感じずにはいられません。

ご案内頂いたKlangfilmのH/Pでは回路図でお世話になっています。
回路図から上記の一例として、何の変哲も無いTelefunkenのV74というラインアンプの回路を見ると、ライン出しの球のカソードにチョークを2重にして入れています・・・なんでやー。というわけですね。

さて、RS番号は送信管ですね。WEで211などを使ったのと同様に大出力のオーディオ回路に転用していることは存じております。何度かドイツでWE43と同じ用途のアンプも目にしましたが、所詮ウサギ小屋で使う物とは用途が異なると敬遠をしてきました。
個人的にはちょろい出力で「打てば響く」式のアンプとスピーカーの関係が好きだ、と言い逃れをしたいわけですが、愚図な性分でRSタイプの勉強を怠ってきただけです。

何より、身銭を切って痛い想いをした部品しか感想を申し上げることができません。
かような訳で、RSを使いこなしている先人のご意見など頂戴したいと願っております。
2009/02/09(月) 16:49 | URL | kaorin27 #qJTEhbLw[ 編集]
今晩は、御回答をありがとうございます

ふと思いましたが、SPにドイツものを使っていらっしゃったら、アンプもドイツものでまとめたいですよね。特に、聴く音楽ジャンルがクラッシックプロパーでしたらね。私の場合は、オールジャンルなのですが、ドイツファンなので、スタンスが定まりません。
ではまた
2009/02/10(火) 19:29 | URL | 和香尻低音 #-[ 編集]
スピーカーを早く晒せ!というご意見が多くなってきました。
別に隠しているわけでも、もったいぶっている訳でもないんですが、入口から順番に更新して行こうと始めたものですから、遅くなって済みません。
がんばって書いて行きます。
2009/02/10(火) 23:37 | URL | kaorin27 #-[ 編集]
先ほど、KL32611がヨーロッパ号のアンプと書きましたが、厳密にはそのジュニア版のSPのアンプなのですね。例のフランス人の頁の
リストからヨーロッパ号のアンプはどういう名前か調べて検索をかけましたら、下記のように写真があり、Ebayで3000ユーロで売れたばかりでしたね。よだれが出ますね。


http://cgi.benl.ebay.be/Cinema-tube-amplifier-from-1938-with-Klangfilm-triodes_W0QQitemZ200294025371QQcmdZViewItemQQptZVintage_Electronics_R2?hash=item200294025371&_trksid=p3286.c0.m14&_trkparms=66%3A2|65%3A7|39%3A1|240%3A1308#ebayphotohosting

2009/02/11(水) 00:39 | URL | 和香尻低音 #-[ 編集]
済みません、間違えました。厳密には下記のように、KL34705に基づいたアンプのようですね。

The electrically circuit of the VE20 based of Klangfilm amplifiers Biokin KL34600 and Klangfilm Europa KL34705.

2009/02/11(水) 00:45 | URL | 和香尻低音 #-[ 編集]
http://www.vintageaudioberlin.de/vabframe2/lautsprecher_verstaerker.htm

に、KL32611の全体像が窺える写真がありました。
2009/02/14(土) 21:29 | URL | 和香尻低音 #-[ 編集]
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