ちょっと寄り道 EMT-139A 改造機のメンテナンス

実は、先般プリ=EQアンプのRIAAカーヴを揃えたり、電源を新築したのは今回の広帯域システム作戦の一貫であったのだが、その効果が余りにも目覚しく喜び勇んで先に記事にしてしまった。なんと節操の無い・・・




そこで、最近依頼されてメンテをしたEQ-アンプについて書いてみます。
此処には非常に・・・非常に深遠な日本オーディオ界の闇の部分がありますので気をつけて書きますが、予告無く削除する場合もあります。

この記事で特定の法人や組織を糾弾する心算はありませんので、読者の方に参考として頂くために書くものです。



キッカケはEMTのメンテ部品をお譲りしたAさんという方からの一通のメールでした。

先般、ヤフーオークションにEMTの真空管EQ-アンプを出品した際に、EMT以外のプレーヤーで使うならば電源製作します。と書きました。その文をみてメールを送られたのです。

概略
現在EMT-139を使っているが、1年前からノイズに悩まされている。
この業界で腕利きと言われるサービス会社に修理を依頼したが改善されず、アチコチと修理の範囲を拡大してEMT-930本体も修理された。
1年以上経過して最近手元に戻ったがノイズ自体は改善されていない。
問題は本体側だと言われ、そちらは高価になるから(今までも充分高価な金額を払ったけれど)そちら(私)で電源を作ってもらえないか?


そこで、
そんなオーソリティの会社が1年もの間検討して直らない物を私が直せるとも思わないが、まずは現物を見てから方針を決めませんか?と返信しました。

数日してアンプは宅急便で送られてきました。
早速、自宅のEMT-930に繋いで動作確認をと思い、まずはケースを開けて配線の確認ですが、ここで一つ目のサプライズ!

PICT0969.jpg
左下の入力トランスのあるべき場所に無い!
その代わり、EF804Sが一本立てられています。
トランスが断線したのか?AMがFMに変わって帯域に不満ができたのか?
兎に角も素人っぽい仕事ではなくある程度分かった人の改造です。

ではと、早速聞いてみました。
少し時間が経ってからノイズが出ると聞いていたのでそのままハイフェッツなどを・・・どうも強烈なハイ上がりというか、低音の無い特性のようです。
放送に乗せる為にそうしているのかは分かりませんが、修理が済んだらF特も見てみましょう。


とりあえず週末のあいだ通電していたがノイズが出ないのでご報告のTELをした。
たまたまA氏は県内だったので翌日に930本体を我が家に持ち込んでもらって双方を組み合わせて見る事にした。

なんと、その当日は朝からノイズを確認できたので、結局は我が家でレコード鑑賞会をして無駄足のままお帰り頂いた。申し訳なし。


まあ、無駄足だったけれどアンプが原因ならば、後は純粋に電気回路の問題だから不具合をメンテをするだけの簡単な話。

ざっと見積もって2日もあれば直るだろうと読んで翌日からオシロでノイズの発生源を特定する作業に入った。
しかし、この辺りから大きな疑念がむくむくと頭の中に持ち上がって拭い切れなくなった。

そんな簡単な問題ならば、自称日本一を名乗る(かどうかは知らないが、そんな触れ込みの)修理会社がなぜ1年以上かかって直せなかったのだろうか?



長くなるので、此処からは次回に譲ろう。



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