Westrex co. London.LTD. 恐るべし
先般紹介した、真空管式パワーアンプ以外にも、トランジスタ時代の劇場用アンプラックが2セット含まれていて、不慣れな半導体の動作を再び勉強する事態が生じた。

後付けで2段重ねにしたような外見そのままに、前置アンプとパワーステージを無理やり連結した力技によってこの形態が形作られている。

入力側は3系統。
当然のフィルムの音声。
マイクなどのAUXに加えて、一方のアンプにはDolbyサラウンド回路まで用意されていて時代を感じさせるものだ。
(もちろん「新しい時代」という意味で:笑)
パワーアンプが二つ並んでいるのは、お決まりの通りで
・ステージ用
・映写室モニター用 の2台が備わっている。
これまでの真空管時代のアンプであれば、ステージ用の巨大なアンプの脇からちょろっと信号をもらって、小型の5極管シングルを増設してモニターアンプを付加していたが・・・
流石に半導体の大きさやコストを活かして、ほぼ同じ仕様のアンプを2台ならべているのも時代と言うべきだろう。
おかげで、少々の工夫すればステレオアンプが2セットできそうな気配を感じている。
さて、何の根拠もないのだけれどこのアンプは「そーとー凄い音」がしそうだと、野生の勘が呟いている。
増幅素子が変わっただけで、沢山のお客様から木戸銭を頂いて劇場で音を出す以上「絶対に負けられない戦いがそこにある」という緊張感を持って作られた機械だけが持つ独特の凄みは戦前のアンプから何一つ変わっていない。
その根拠となるのは3系統のラインアンプの入出力と、パワーアンプの入力に誂えた夥しい数のトランス群であって。彼らが無言のまましかし旺弁に語りかけてくる。
ラインアンプが3種類とも用途が異なるお陰で、また偶然にも2セット揃っていた為沢山の種類のトランスがステレオセットで揃うと言う類稀な幸運に見舞われた訳だ。
古い時代のトランスに関しては、以前から記事に挙げているように現代のオーディオ用途としては帯域制限とどの様に向き合うか使い手の感性や腕が問われる物も少なくない。というか、トランスとは元々そーゆうものでバシャンと繋げて良い音がでた!ってのは偶然だと思うべきかなと最近は考えている。
しかし、ここに揃った新時代(笑)のトランス群はそのような心配は極めて少ないだろう。
骨董トランスや市販品では得られない世界をのぞき見ることが出来るかもしれない。
・MC昇圧
・CDやラインアンプの出力
・パワーアンプの受け
などなど、用途も多彩だ。

この写真でもまだ半分ほどに過ぎない。
しかもUSソケットで付け替えが簡単にできるから、テスト用シャーシを一つ作れば全てのWestrex.London純正トランスをあらゆる用法で試せる!!
なんて嬉しい事態でしょう! 自分のものじゃないけど。

後付けで2段重ねにしたような外見そのままに、前置アンプとパワーステージを無理やり連結した力技によってこの形態が形作られている。

入力側は3系統。
当然のフィルムの音声。
マイクなどのAUXに加えて、一方のアンプにはDolbyサラウンド回路まで用意されていて時代を感じさせるものだ。
(もちろん「新しい時代」という意味で:笑)
パワーアンプが二つ並んでいるのは、お決まりの通りで
・ステージ用
・映写室モニター用 の2台が備わっている。
これまでの真空管時代のアンプであれば、ステージ用の巨大なアンプの脇からちょろっと信号をもらって、小型の5極管シングルを増設してモニターアンプを付加していたが・・・
流石に半導体の大きさやコストを活かして、ほぼ同じ仕様のアンプを2台ならべているのも時代と言うべきだろう。
おかげで、少々の工夫すればステレオアンプが2セットできそうな気配を感じている。
さて、何の根拠もないのだけれどこのアンプは「そーとー凄い音」がしそうだと、野生の勘が呟いている。
増幅素子が変わっただけで、沢山のお客様から木戸銭を頂いて劇場で音を出す以上「絶対に負けられない戦いがそこにある」という緊張感を持って作られた機械だけが持つ独特の凄みは戦前のアンプから何一つ変わっていない。
その根拠となるのは3系統のラインアンプの入出力と、パワーアンプの入力に誂えた夥しい数のトランス群であって。彼らが無言のまましかし旺弁に語りかけてくる。
ラインアンプが3種類とも用途が異なるお陰で、また偶然にも2セット揃っていた為沢山の種類のトランスがステレオセットで揃うと言う類稀な幸運に見舞われた訳だ。
古い時代のトランスに関しては、以前から記事に挙げているように現代のオーディオ用途としては帯域制限とどの様に向き合うか使い手の感性や腕が問われる物も少なくない。というか、トランスとは元々そーゆうものでバシャンと繋げて良い音がでた!ってのは偶然だと思うべきかなと最近は考えている。
しかし、ここに揃った新時代(笑)のトランス群はそのような心配は極めて少ないだろう。
骨董トランスや市販品では得られない世界をのぞき見ることが出来るかもしれない。
・MC昇圧
・CDやラインアンプの出力
・パワーアンプの受け
などなど、用途も多彩だ。

この写真でもまだ半分ほどに過ぎない。
しかもUSソケットで付け替えが簡単にできるから、テスト用シャーシを一つ作れば全てのWestrex.London純正トランスをあらゆる用法で試せる!!
なんて嬉しい事態でしょう! 自分のものじゃないけど。
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コメント
おお、なんと嬉しいお話。
しかしこのところの更新ペースはスゴイですねえ。
このアンプ、D基地に配備せんと入手した次第、、、、っていうか
昨年ふとした弾みでポチッといってしまい、数ヶ月後悔してAudioRoomの片隅に横たわっておりましたが、
この度ダメ元と思い勇気を持って貴兄にお預けした次第。
その他の怪しい奴等も同格です。
それにしても「野生の勘」による『凄い音』、素晴らしい!! っていうか「ホッ」としました
さて件の興味深いトランス群、あっしが抱きかかえて帰る折に、ちょびっとくらいは落穂になるやう祈っていておくんなまし。
しかしこのところの更新ペースはスゴイですねえ。
このアンプ、D基地に配備せんと入手した次第、、、、っていうか
昨年ふとした弾みでポチッといってしまい、数ヶ月後悔してAudioRoomの片隅に横たわっておりましたが、
この度ダメ元と思い勇気を持って貴兄にお預けした次第。
その他の怪しい奴等も同格です。
それにしても「野生の勘」による『凄い音』、素晴らしい!! っていうか「ホッ」としました
さて件の興味深いトランス群、あっしが抱きかかえて帰る折に、ちょびっとくらいは落穂になるやう祈っていておくんなまし。
おばんでやんす。
まあ、勘はあくまで「勘」ですが・・・
でも、コンセプト(心)が正しくて、設計(才能)が素直で
造り込み(努力)が真摯に行われると、OUTPUTは間違いないですから。
一番の問題は、修理できる技術が私に備わっているか?ですから。
まあ、勘はあくまで「勘」ですが・・・
でも、コンセプト(心)が正しくて、設計(才能)が素直で
造り込み(努力)が真摯に行われると、OUTPUTは間違いないですから。
一番の問題は、修理できる技術が私に備わっているか?ですから。
2012/05/13(日) 00:48 | URL | kaorin27 #-[ 編集]
丑三つ時に、おおばんでやんす
最悪?の場合、
パーツが生きているか Yes→何か組む
No→トランス遊び
でもできれば嬉しいですから、、、、、
最悪?の場合、
パーツが生きているか Yes→何か組む
No→トランス遊び
でもできれば嬉しいですから、、、、、
あい!
ほんっとにどうなるか分からないんですが、
頑張ります
ほんっとにどうなるか分からないんですが、
頑張ります

2012/05/15(火) 18:02 | URL | kaorin27 #-[ 編集]
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