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QUAD ESL スノビッシュな気分

一言で申して変わったスピーカーである。

まずは見た目が変だ。
イームズだかバウハウスとかの高度成長時代ぽい外見だ。実のところこの機械の持つややスノビッシュな空気感があまり好きではなかった。

がっつりオーディオに向き合わずに「すかしてやんな」って思っていたから。
でも、その成り立ちなどを知る内に、これは充分肉食なスピーカーだと知って気持ちに変化がでてきたわけ。


このESL57はその名前からも伝わるように、まだモノラルレコードが全盛の時代に産み落とされた「異相の木」であり何十年間も時代を先取りした「ぶっ飛んだ」スピーカーだったことと思う。
そのせいだろう、いにしえの時代より数々の逸話を身にまとっている。

風説はそれこそ山のように語られているけれど、他人の話と言うのは実際に見てみないことにはどうにも信用のおけないものだ。
そこで、雑誌などで伝え聞いた逸話が我が家でもその通りだったのか当って見ようと思う。

ただし、まだ3日目だし、自分自身何も掴んではいないので初見の印象と言うことで(今後手のひらを返すかもしれないが)ご勘弁頂きたい。


まずは違った事・その1

まず始めにESLタイプは、チリチリと繊細な音をたてて小編成やギター、チェンバロの音がきれい。ってやつ。よく見聞きしますね。

今日現在我が家で聴ける音は、ビックリのピラミッドバランス!逞しいマッチョな音なんです。
今はZeissのアンプ(周波数特性はかなりフラット)を使ってCDを聴いているのでこれはスピーカーの性格が強いと考えられる。

しかし、聴き始めた直後は世評通りの印象も無きにしも非ずだった。
その後、簡単にだけどメンテっぽい事をしたり、電源の取り方を考えたりした末にマッチョな感想につながる音になってきた。したがってこの世に存在する全てのESLにはマッチョという印象は当てはまらないかも知れない。


PICT1595.jpg
見事な意匠の前面パネル。ストーブと揶揄される由縁だ。


違った事・その2

駆動するパワーアンプに厳しい!・・・・ちっとも!!

ESL57のマニュアルにある接続図のイラストには、ハッキリそれと分かるQUADⅡ型パワーアンプに繋がっている様子が書かれている。Ⅱ型はKT-66ppで15W 程の出力を持つかわいらしい真空管アンプだ。

現用のZeissも14W(CP)程で、またAD1シングル(4W弱)でも特段問題なく使用できる。

実はこの点が初代ESL-57を特徴付け、ESL-63を始めとして他のメーカーのも含めた後続のコンデンサー型と決定的に異なる点であり、最終的にESL-57を選択した最大の理由。能率が96dB/mwもあるんです。これを知った時には本当にビックリした。

しかもZ=15Ωだから相当数の現行スピーカーよりアンプにとって(スペック上)はイージィな条件なのである。

ちょうど同郷のWestrex.Londonのトランジスタ型があったので凄く期待して繋いでみたが、負荷の変化に敏感なようで磐石な相性とはならなかった。
やはり出力トランスを背負ったアンプの方があきらかにマッチするようだ。
(言葉足らずなのでちょっと追加。QUADの50型や303型で使われている環境は多いと思うがこれは実験していない。できたらその実験もしたいと思っている)

(OPT付きの)Ⅱ型のアンプに繋ぐ前提で96dB が担保できる設計だとすると実に巧妙だし英知を感じると共に、スピーカーとパワーはセットで考えるべき。という持論を支持されたような気がしてうれしくもあった。

PICT1599.jpg

今日はざっとこんなところで。

次回は世評の通り同じだったことなども・・・




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コメント
部屋の中に粗野で大きなスピ=カーを入れる事に抵抗があります。すかしたスピーカーにずっと憧れて来ました。ブリブリと言うよりは弦の奇麗な華奢な音と思い込んでいました。何より驚いたのは96dbの能率です。何度か見かけましたが、金色のグリルがへこんでいたり、ブツブツ音がしたりでした。外観と音が揃ってミントコンディションとは羨ましい。色んなご報告楽しみにしています。
2012/09/27(木) 23:49 | URL | kawa #EnGitwzo[ 編集]
kawaさん、おはようございます。

>粗野で大きなスピ=カーを入れる事に抵抗があります。

自分もそんな気分は良く分かるんです。音の出る家具はDeccaのデコラとか、このESLと蓄音器だけ置いて
あとはお気に入りの家具を揃えてもう少し内装を徹底したい・・・
でも、結果は「D-51」機関車みたいな黒くてゴツイのが幅を利かせている・・・涙・・・お互いに(笑)

それはさておき、「ブリブリ」もソースに入っていいれば出します。
そんなことは実は当たり前ですが、この姿を見ていると「そよそよ」した音がでるだろうと勝手に
イメージを付けて聴いてきたんでしょうね。世評とはそんな感じがします。

昔のSF映画でタコみたいな火星人は地球侵略を狙う悪者面だけど実は友好的で。
絶世の美女の姿をした金星人は歓迎されるけど実はこっちが悪かった。 人類の性ですね・・・再び涙

2012/09/28(金) 08:27 | URL | kaorin27 #-[ 編集]
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