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AD-1pp 回路選定と使用球の決定

欧州古典管のアンプを組むにあたっては、ヒーター回路の解決が大きな山であろうが何とかこの難題はクリアできた。

早速、回路のシュミレーションに移っていこう。
回路そのものは30年前に一度取り組んで依頼、大変有効と信頼を寄せつつもこれまで実現できなかった形をついに採用した。

このブログの最初の頃に「AD-1x5本」を幸運にも「ゴルフ代(さすがに穂高カントリーだったけれど)1回分」と物物交換したという記事を上げた。
実はこの取引には第二回目があって、W.E.の「VT-52x4本」も同じ条件で入手していた。

その後「AD-1」はシングルに。「VT-52」はppのアンプに仕立てていて、その回路は入力トランスでインバートしてエキサイターをppのままCR結合して出力管のppに受け渡すという形でTELEFUNKEN V-69型という有名なモニターアンプの方式を踏襲した。

PICT1980.jpg

結合一段の単純な構成で、エキサイター&出力管による歪み打ち消しに加えて、ppによる歪みの打ち消し効果も合わせ二重のメリットがあり極めて高品位なOUTPUTを非常にシンプルな回路で実現できる。



さて、前段となるエキサイターは前述の通り「6.3v管」から選ぶ必要がある。
AD-1時代のTelefunkenの推奨回路ではHi-μの三極管(AC-2など、その後のREN-904系)がこれに当てられていた。
確かに歪率がAD-1に近いので効率よく打ち消しを行うことができるし、そもそも三極管なのでNFの要も無く低歪なアンプが完成する。さすがにオリジナル回路の面目躍如といったところ。
ところがそうした古典的電圧管はことごとく4vであるのは言を待たない。

主要部品も決まり回路も決定したのにここで進捗が滞ってしまった。
不本意ながらドロッパーで落とすか、WE-91のように五極管をトライしてみるか・・・?

いくつか候補を上げては消去したが、どれも今ひとつ腑に落ちない。「腑」とは「五臓六腑」なんていう内蔵のことでいかにも「腹に収まらない」という表現がピッタリな苛立たしさを感じていた。

少しは気分転換でもしようと
今回は新しいアンプに古い出力管を組み込む形だから、新しい球「EL-12」の動作も勉強してみようかと、湯船に浸かりながら規格表(各国各社から出されているのでヴァージョンはいくつもある)をのんびりと眺めていた。

するとどうだ。えらいものを見つけてしまった。

PICT1985.jpg

この表はEL-12をドライブする推奨される前段の例なのだけれど、これを見ていたら「EF-12の三結」で行けそうな匂いがプンプン漂ってきたではないか。その後EF-12の規格表で改めて動作条件、諸元を絞り込んで見るとあらゆる点で合点が行くことが分かった。

何といっても、「EF-12」ならば元々このアンプに使われていた球だからソケットなどそのまま使えて正に願ったり、叶ったりである。

捨てる神あれば拾う神ありで、諦めずに追いかければ何時か想いは叶うということか?
でもね、ダメな時はどうしたってダメな場合だって多い。今回はまだ幸運に守られているということだろう。


いつまで続くか、この幸運??








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