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コンデンサーの音質比較 後篇・・・

では、後篇を続けます。

PICT1994.jpg

3)Siemens MPコンデンサー アルミキャン 写真左上 このサンプルは1973年1月製造

これは現在でも比較的NOSで入手し易いものです。
MP型で無極性に近く、写真の通り黒帯もあるが実器での使用例をみても極性に統一感はなく、実際に使った感じもそれを裏付けるもの。

さて、このコンデンサーの音についてはとても表現しにくい。
少なくとも信号の経路にシリーズに入れる様な使い方だと「パッとしない」印象しかない。

しかしながら旧式の「K-G帰還」に使って他を寄せ付けなような魅力的なアンプになった記憶もあり、このタイプは容量・耐圧の組み合わせが多義に渡り存在するので色々な選択肢がありそう。
その中でも、デカップリングやNF回路などで素敵だったというイメージかしら。


4)EROID系 下段の2種類の他にも夥しい種類が存在する。

後年のERO社に繋がるブランドと思うが「EROID」「EROFOL」「EROFOL2」「EROMAK」等々エロいネーミングの名前が列挙している(笑)

仕上げの外装や、恐らく内部構造も沢山あると思うけれど、使ってみて信頼の置ける・・・一概にドイツ製のコンデンサは単に電子部品として見ればアメリカ製や同時代の日本製に比べると神のごとき信頼感だがオーディオ部品として間違いない。という意味・・・2種類を取り上げてみたい。


左側の「燻し金」色のは、広い帯域に渡ってノーブルで正に間違いない音になる。
例えば三段アンプであれば片側にこれを使っておけば大崩れはしない。といった安心感があって心強い一本。

これも数百pFから存在するのでフィルター回路にも選択肢が多い。
そして何よりもこのシリーズの利点は製造後数十年経った現在でも表示の容量と実測値との誤差が驚く程少ないことだ。
当時のコンデンサーは大抵大きい方に誤差を持って作られているしそれがメーカーの良心だと思うけれど、ことフィルター回路に関しては精密な容量値は何よりも大切なのでこれに関しても極めて信頼できる優秀な部品だ。


写真右側のクリーム色のは有名な「”K”」タイプで、時代的に少し古く古格のある風情がある。
電圧の箇所ばかりでなく電力の場所にも有用で、スピーカーネットワークに使うと落ち着いて滋味ある感じになると思う。

追記すると上のSiemensのMPもスピーカーネットワークだと癖を感じないので、高圧や電力に向いた形態というのがあるのかも知れないと思う次第。






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