我が家のラインナップ 中間まとめ ステレオ
3)ステレオLP 初期(1957年-1963年ころ)
レコードのステレオ事始めは(門外漢の私に詳しくは言えないが)米RCAのLSC-1800番台に数タイトルあって何れも最初にして最高の評価があるけれど、高額すぎてオークションで連敗中なので未だに手にしたことはない。だから音も知らん!!
それらは1956年頃の録音だったと思う。
特に工業生産品は創業当時の初代製品には「作り手の想い」がより濃厚に込められているような感があるのは分かるように思えるし、カメラでも車でもそしてオーディオでもできるだけ初期のモノを求める数寄者は沢山見える。
有名なプリアンプのマランツ#7がいい例で、シリアル1万番の前の方だとそれ以降の物より50%近く高額で取引きされているらしい。
レコードもこの頃の録音は「気合」が入っていて大好きだし、モノラル時代のヴィルトーソ気分の残り香があって実に濃い録音が多いと思う。
英)コロムビア、Decca録音などの到達した成果こそ正に「最初にして最高」という逸品揃いでしょう。
Neumann DST 白 後の黒や62よりも帯域狭く、さすがにこの時代のレコードにジャストフィット!これが初期型で希少品だから使うってのは馬鹿げた話だと思うし「音がいい」という表現も違うと思っている。
今の世の中、超広帯域のいい音のピックアップは沢山あるが、狭いものは探しても無いから仕方あるめえということだ。
Neumann Z-25
PRESTO 64 人生初めてのダブル・アーム。奥のが使いづらいのでリフター使用。
LCRイコライザー 以前WV-Ⅱを使ったが長続きせず、現在LCRで鋭意組み上げ中 近日公開予定
KL-32611

ワルター先生最晩年に隠居中のところ、担ぎ上げられてしぶしぶ?セッションを再開。おかげで「トンデモない」名演の数々をレコードで聴くことができるようになりました。幸せなことです。
プレイバック・モニターは明らかに「ALTEC 銀箱」。おそらく604が入っていたことでしょう。
ALTECではクラシックが鳴らない。なんて可笑しな風評にピシッと突き付けたありがたい一枚。
4)ステレオLP 中期 (1964年-1969年ころ)
この頃から録音、編集、カッティング装置の広帯域化が一挙に進んだように感じている。
例えば、Deccaの有名なリングでは1957年の「ラインの黄金」と66年の「ワルキューレ」の音響の違いは明らかだと思う。
Deccaはリングシリーズに先立ち2種類のワルキューレ(一幕と三幕のみ)を50年代に録っているが、それと10年後に録られたこの全曲盤の音味の違いは衝撃的だった。善し悪しではない、時代の空気や技術・周辺機器の違いだろう、実際にDeccaは63年にウィーンのコンソールを一新して新型を採用している。これらを同じオーディオで聴いては遺憾と思った。
前項3)の年代のレコードではオイローパの高域限界15kHz程度で不満がなかった。
しかし、この時代のレコードをそのまま聴くとヴァイオリンがキツく飽和したような悲鳴をあげる場面が多くなる。確かに録音の帯域が広がっているようだ。
そこで、これ以降のレコードを聴くときにはツィーターを足している。
Neumann DST-62 トーションバーを柔らかくして可動域を広げ、広帯域化を図ったマイナーチェンジ版。
EMT RF-297
EMT 927Ast
Klangfilm 6SELA-2145 1950年代の総合プリアンプ CR-EQを組み込んである (最近30Hz-20kHzまで拡大した)
AD-1pp 現在一所懸命取り組んでいる。
ツィーター
現状はTelefunkenのホーン型、以前はSiemensのコーン型だった。
しかしながら、オイローパに比べて20dB近く能率が低くく、とても十分な役割を果たしているとは言えず、最近新しいツィーターを購入(輸入中)したので順次実験したい。
今回の3)と4)に関しては時代が近く、レコードの個体差やレーベルの特徴(主に設備投資に対するコスト力)によって使用機器が前後する場合もあるのでケースバイケースと思って頂くと幸いです。
次回は最新ステレオとデジタルについてです。
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レコードのステレオ事始めは(門外漢の私に詳しくは言えないが)米RCAのLSC-1800番台に数タイトルあって何れも最初にして最高の評価があるけれど、高額すぎてオークションで連敗中なので未だに手にしたことはない。だから音も知らん!!
それらは1956年頃の録音だったと思う。
特に工業生産品は創業当時の初代製品には「作り手の想い」がより濃厚に込められているような感があるのは分かるように思えるし、カメラでも車でもそしてオーディオでもできるだけ初期のモノを求める数寄者は沢山見える。
有名なプリアンプのマランツ#7がいい例で、シリアル1万番の前の方だとそれ以降の物より50%近く高額で取引きされているらしい。
レコードもこの頃の録音は「気合」が入っていて大好きだし、モノラル時代のヴィルトーソ気分の残り香があって実に濃い録音が多いと思う。
英)コロムビア、Decca録音などの到達した成果こそ正に「最初にして最高」という逸品揃いでしょう。
Neumann DST 白 後の黒や62よりも帯域狭く、さすがにこの時代のレコードにジャストフィット!これが初期型で希少品だから使うってのは馬鹿げた話だと思うし「音がいい」という表現も違うと思っている。
今の世の中、超広帯域のいい音のピックアップは沢山あるが、狭いものは探しても無いから仕方あるめえということだ。
Neumann Z-25
PRESTO 64 人生初めてのダブル・アーム。奥のが使いづらいのでリフター使用。
LCRイコライザー 以前WV-Ⅱを使ったが長続きせず、現在LCRで鋭意組み上げ中 近日公開予定
KL-32611

ワルター先生最晩年に隠居中のところ、担ぎ上げられてしぶしぶ?セッションを再開。おかげで「トンデモない」名演の数々をレコードで聴くことができるようになりました。幸せなことです。
プレイバック・モニターは明らかに「ALTEC 銀箱」。おそらく604が入っていたことでしょう。
ALTECではクラシックが鳴らない。なんて可笑しな風評にピシッと突き付けたありがたい一枚。
4)ステレオLP 中期 (1964年-1969年ころ)
この頃から録音、編集、カッティング装置の広帯域化が一挙に進んだように感じている。
例えば、Deccaの有名なリングでは1957年の「ラインの黄金」と66年の「ワルキューレ」の音響の違いは明らかだと思う。
Deccaはリングシリーズに先立ち2種類のワルキューレ(一幕と三幕のみ)を50年代に録っているが、それと10年後に録られたこの全曲盤の音味の違いは衝撃的だった。善し悪しではない、時代の空気や技術・周辺機器の違いだろう、実際にDeccaは63年にウィーンのコンソールを一新して新型を採用している。これらを同じオーディオで聴いては遺憾と思った。
前項3)の年代のレコードではオイローパの高域限界15kHz程度で不満がなかった。
しかし、この時代のレコードをそのまま聴くとヴァイオリンがキツく飽和したような悲鳴をあげる場面が多くなる。確かに録音の帯域が広がっているようだ。
そこで、これ以降のレコードを聴くときにはツィーターを足している。
Neumann DST-62 トーションバーを柔らかくして可動域を広げ、広帯域化を図ったマイナーチェンジ版。
EMT RF-297
EMT 927Ast
Klangfilm 6SELA-2145 1950年代の総合プリアンプ CR-EQを組み込んである (最近30Hz-20kHzまで拡大した)
AD-1pp 現在一所懸命取り組んでいる。
ツィーター
現状はTelefunkenのホーン型、以前はSiemensのコーン型だった。
しかしながら、オイローパに比べて20dB近く能率が低くく、とても十分な役割を果たしているとは言えず、最近新しいツィーターを購入(輸入中)したので順次実験したい。
今回の3)と4)に関しては時代が近く、レコードの個体差やレーベルの特徴(主に設備投資に対するコスト力)によって使用機器が前後する場合もあるのでケースバイケースと思って頂くと幸いです。
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