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オーディオの難しさを痛感する今日このごろ

現代のオーディオでは、帯域幅が20Hz-20kHzなどというのはごく当たり前の話で話題にもならないでしょう。
しかし自分的にはオーディオを初めて30年でやっと到達した新境地なので思い通りにならないことが沢山あるんです。

その兆候は広帯域化したAD-1ppパワーアンプを初めて聴いた時から感じていたのです。
音楽を聴くと「全てにおいて抜けきらない」という具体的な不満は確かにあるのだけれど、それが低音がだぶつくせいなのか、高音が不足している為なのか、はたまた全然別の問題なのか?サッパリ分からなくなった。

我が家のオーディオの30年間はほぼ60Hz-15kHzの歴史でした。モノラルからステレオ初期の録音が圧倒的に多かったので「広帯域」なんて装置はむしろ嫌っていたのです。
この長さ(60Hz-15kHz)のシーソーのバランスをとるのなら過去の経験から多少の事態に対処できるようになったつもりでした。
でも今は支点から力点・作用点の距離がもう少し長いシーソーの水平を取ろうと右往左往しているわけです。これまでの経験や知識では到底追いつかなくなってしまったのでしょう。

PICT2105.jpg
こうして1枚のグラフに並べると違いは歴然。


この騒動が完結したらまとめて記事にしたいと考えていますが、耳では聞こえない程の高い周波数でもレスポンスが落ちると「低音のもたつき」として我々の脳は認識してしまうようです。
現状はスピーカーの15kHz以上の音圧が足りないのは明白なので、輸送中の新しいツィーターを付けた後に結論を出そうと考えています。

それまでは、我が家には幸いにして色々なソースを使って音を出せるのでどの辺が原因なのかアタリをつけておくことにしましょう。

そんなわけで詳細の報告はもう少し先になりそうです。



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コメント
Gさん、コメントありがとうございます。

オーディオは姿なき相手に向かう遊びなので難しいですね。
お互いドン・キホーテを気取って頑張りましょう。
2013/03/04(月) 11:34 | URL | kaorin27 #-[ 編集]
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