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AD-1pp アンプ Ver.1.02  も少し詳しく

さて、球が来ないことには何も進まないのでその前にアンプの様子を少し追記しておきましょう。

まず、前段をEF-12(五極管)の三結からAC2(三極管)に変更
これに伴い、アノード抵抗を増加させた。
両方共使用例通りの動作だけれど、AC2の方が内部抵抗が若干高く、また増幅率が低いので結果的には

ゲインはほとんど変化なし、高域のロール・オフが少し早まることになります。

高域のレスポンスが劣化するのは確かに苦い事なのだけれど、これによって数十kHz付近の発振の影響を回避できました。
まあ褒められた次第ではないけれど、望むべきOUTPUTを回路全体で得ようとするのがアンプ技術とするなら、あながち悪い結果とも言い切れないでしょう。

PICT2153.jpg

グラフ上のワイド感は減じましたが、それでも 50Hz-25kHz を-1dBでカヴァーしていますから十分な成果だと考えます。


今回は矩形波も写真に撮っておいたので載せておきましょう。

時々「データでは音の良さは分からない」と言うようなことを仰る方が見えます。
「測定結果=音の良さは分からない」という主張ならば私も両手を上げて賛同いたしますが・・・

電子機械技術の製品であるオーディオ機器の測定目的は、電気の流れなど私たちが見ることのできない電気的・機械的動作状況を数字や図形にして視覚化・可視化する為ですから元々音の善し悪しといった、個人差のある情緒面の「感覚」が分かるはずはないのです。
私たちが人間ドックに入っても「人の良さ」や「ご機嫌のぐあい」が分からないのと同じことですね。あくまで肉体の健康状態を測定して数値化する事で病気を見つける手段とすることが目的なのですから。

そんな訳で特にヴィンテージ機器の場合は基本的な測定は必須と自分の中で位置づけています。

この点に関しては改めて記事にしますので今日はこのアンプの「健康状態」だけ報告します。

PICT2132.jpg
これはトランスなしの矩形波1kHzです。
詳しい方なら良くお分かりでしょうが、この波形一つをとってもものすごく沢山の事が分かりますね。
何年もアンプをいじっている方の中にはこの矩形波だけで大まかにアンプの診断をできる人もいらっしゃいます。
何事も経験と蓄積というのは大切にしたいものだと思います。


前回撮さなかったハムノイズの様子も撮ってみました。掃引スピードとシャッタースピードの関係で途切れていてすみません。

PICT2138.jpg

これで60Hzのヒーターノイズです。
この高さで20mVほどです。Europaで私の部屋ならば明らかにノイズを感じるレベルです。

PICT2142.jpg

バランサーを調整していくと、このように打ち消しで山が潰れて行きます。
微妙に変化するのでまだ今一歩ですが、この辺りで4mV程の波形ですね。

さらに潰すと2.4mV位まで下げることができました。
ここまでくれば全く問題なく静寂な環境の中で音楽を楽しむことができます。




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