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我が家のハイ・レゾリューションサウンド あったどー

今日の話題は先に某所で公開したネタなので心苦しいのだけれど、少しオーディオ寄りにアレンジしてお届けします(笑)

Sir William Turner Walton  サー・ウィリアム・ウォルトンは現代イギリスを代表する作曲家の1人で一通りクラシック音楽のカテゴリーを網羅しているけれど現代人としては、映画「バトル・オブ・ブリテン」の音楽を担当した人と思うと急に親しみを感じることができましょう。

代表作の一つに「ファサード・エンターテイメント」に付随する曲を付けた室内楽とそれを元に演奏会用にオーケストラアレンジをした「ファサード組曲」があります。
ファサード自体が我々日本人には理解を超えているのですが、抽象的または象徴的な詩を音楽に乗せて語るといった近代のエンターテイメントの様式があったようです(違っていても直しませんので失礼)

組曲の方は音楽として単独で鑑賞に足るもので、わたし的には大好きなカテゴリーになります。
下はイギリスの演奏家サージェント指揮で、EMIからリリースされたもので同曲の代表的なものの1つでしょうか。
PICT2276.jpg

ASD400番台のホワイトゴールドレーベルです。
その名声にたがわず、滋味を帯びた音色と広がりに加え遥か彼方まで続くような深いディプスが印象的なレコードです。

でも、これが今日のお題の「ハイ・レゾリューションサウンド」という訳ではありません。
このレコードは2種類持っています。

PICT2273.jpg

タイトルは「英国のバレエ音楽」どこまでも私向きのレコードです。
一曲目の「The perfect Fool」って。なめた曲名ですねえ。「惑星」で有名なホルスト先生です。

一枚は上の写真の通り白金のオリジナルプレスですが、もうひと組は
PICT2278.jpg

録音データを書き込むスペースを残した白レーベルのいわゆるテストプレスなのです。

最近は見かけなくなりましたが、少し前まで「テスト・プレスは貴重品だ、特別製で音がいいんだ!だからものすごーく高いんだ」と言って法外な高値で売っている不届き者がいました。

私の家にはテスト・プレス盤は沢山ありますが、正規品より相当安く価格に惹かれて買ったものばかりです。元はタダですからね、こんなものは・・タダ!

更に一言で「テスト・プレス」って言いますけど、日本でレコード屋さんに販促のために無料で配布された「白盤(市販と同じデザインで色が着いていない)」の中身は市販品と全く相違ありません。

また、レコードの製造過程において機械やマスターやスタンパーの不具合を確認するために試し打ちをした本当の意味でのテスト盤は製造工程の各所に存在して数種類はあります。

ただし、いずれにしても正規より音が良いなんて妄想の範疇で、むしろ欠陥がある場合もあります。
だいたいマニアやコレクターは「特製」「特別」「限定」などのワードにモロイですからね。敵はそこに突け込んで来るわけです。

このテスト盤は比較的先頭に近い工程のものです。
PICT2277.jpg

A面とB面がそれぞれ一枚ずつにカットされているので、2枚組でLP1枚分になっています。

PICT2279.jpg

裏面はこのようにギョウシェ模様になっていてグルーヴはカットされていないのです。書き込みも無しです。
繰り返しになりますが、だからといってこのレコードが正規盤より音がいいなんて妄想も夢の中だけの話です。

一度、同じサージェントの「惑星」のテスト盤で明らかにテープの繋ぎの前後で左右のバランスが変わってるなんてのもありましたが、確認したくなって正規盤を買ってみたら修正してありました。
それはミスを発見するというテスト盤本来の機能を発揮しただけで、音質になんら違いはありません。

では、いよいよハイレゾです。

PICT2256.jpg

これは同じファサードでRCAリビング・ステレオのフィストラーリ指揮のものです。
オリジナル・プレスではなくて後年「クラシック・レコーズ」と言うアメリカの会社がリリースした高音質盤になります。(ご教授受けました。ありがとうございました)
PICT2259.jpg

一枚当たりのカッティング・エリアがこれだけしかありません。
45回転
片面カットなので、一枚あたり約6分くらいでなんと5枚組になっています。

何年か前に偶然入手したものですが、これまでに聞いたところでは良い印象がありませんでした。
大概において、大昔に秋葉原の販売店が作っていた「45回転盤」だの「高品位プリント・テープ」だのに懐疑的だった自分がいるのです。

ところが、この度の「自称・広帯域システム」で聴いてみると、これはとんでもないハイ・レゾリューションサウンドだ。と言うことが克明に分かるわけです。

やっぱりあれですね。
こんな50年も前に録音されたレコードだって、元の音はそれはそれは大した音がしているはずなんです。
相応しい装置を使ってやるってのは大事ですね。
何年もかわいそうなことしたなあ。と謝る日々なのです。




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コメント
おはようございます。
テスト盤の件、耳が痛いですね。〇〇だから音がいいなんて思い込んで、それが、希少であれば当然値段が釣り上がる。高く売る人がいて、高くても買う人が出てくる。真空管でも似たような構造がありますよね。いつまでも市場が高値でまわり続ければ、売ればいいだけなんですが、売るときは二束三文ということが多々有り、気をつけないといけませんね。
2013/05/19(日) 07:56 | URL | amber #G7brCG9w[ 編集]
amberさん、こんにちは

海外からの個人輸入が簡単にできるようになって「テスト盤商法」もすっかり影を潜めましたね。
テスト盤の括りの中にも玉石混合でおっしゃる通り二束三文にもならない物もあると思います。
真空管でも同じでしょうね、プレミア付きの物を欲を出して求めるとその先には落とし穴がある
様な気もします。
安物もダメだし、バカ値もだめ。正当な対価で物を買うのが良いような気がします。
2013/05/19(日) 13:05 | URL | kaorin27 #-[ 編集]
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