TELEFUNKENの箱 孝

巷では大人気のテレフンケンの真空管。
特にECC83(12AX7)は法外な・・・と言っては怒られるので予想外な高額になった。

私がオーディオを始めた当時、浜松駅前にあったマルツ電波ではオーディオ用なら大抵の真空管が手に入った。
また、その頃の無線と実験誌の広告を見返すと分かるが、マンションの一室、または自宅で真空管を通販で売っている個人業者さんも沢山あった。浜松のような地方都市でも例外ではなかった。

ECC83はどのブランドも800円 のちに1500円
◇マーク入りは 3500円
ECC803とかE83CCといった高信頼管はおよそ5000円ほどが相場だった様に記憶する。


マッキンのC−20を手放してから、幸いにして(?)お高いECC83を使うアンプは無い。しかし、EMT-139はECC82を片側2本、計4本も使う事になっている。

最多出演の人気者「83」程ではないが「82」だってちょっと良いなと思う物はしびれるくらい高額になっている、だからといって電流値も分からない中古品を(さして安くもなく)購入する事は身がよじれる程の抵抗を感じている。


しかし、背に腹は替えられない。
先だって139EQのルーティンメンテナンスを行った際に全ての真空管を測り直して左右の差をなくす為に虎の子の球を使ってしまった。「82」の新品はもう残り1本しかない。

そこはまあ、捨てる神あれば拾う神もあるもので、なんとか手軽な価格で追加を購入出来た。

そこで、全く根拠無し、現物頼みの自分勝手

テレフンケン MT管の箱ギャラリーを開催したいと思った。

まずはご存知青色の箱
PICT3076.jpg

ご覧の通り、長い奴と短いのがある。
長いのはE80CCとか背の高い球が出来た時に作られたのかと思うが、実際に入っている球の種類は、ハッキリ言ってマチマチだ。

PICT3077.jpg

これは日本の業者さんが「2ロット」とか「5ロット」という呼び方をする時期のもの。
勿論ロット番号なんかじゃない。(真空管世界一とも言えるテレフンケンがどんだけちょっとしか造ってないんだ!ってことにはならない)
いづれもロングタイプの箱。

この「2ロット」という時代がダイヤマーク有りの最終辺りかと思う。多分1970年の始めくらい?
「5ロット」と言われる箱に入った物でダイヤマークの物は私は見た事が無いし、有ったとしても少数だと思う。

<<ただし、業務用の球はまた別>>

続いて、少し時代を遡ろう

PICT3080.jpg

右側が今回購入した個体で、型名の上部に個体番号(シリアル)が振ってある。
左の「2ロット」よりは古い物で、全てダイヤマーク入りが入っている。

また、真空管本体にレタリングしてあるシリアルと箱の数字は一致しており、こんな消耗部品を個体管理していた事に驚く。
直熱三極出力管ならまだ解る。高いしずっと少数生産だからね。
しかし、ラジオ用のMT管なんて、極論すれば少々高額な「電球」をシリアル管理しているようなもの。
ドイツ人の生真面目さ、ものつくりに対する執念を感じる。

さて、シリアル管理をしていると言う事は・・・

PICT3084.jpg

メーカー保証を付けていると言う事。恐れ入ります。

これが、業務用に造られた球だと普通に保証がついて、更に古い時代の物は、検査担当官のサインの入った保証書が付いていますから、ここまでくるとちょっとした病気です。

PICT3087.jpg

さて、せっかく古い時代の白い箱が出たのでこれもバリエーションを少々

PICT3086.jpg

横になっているのでお分かりの通り、この時代にもロング箱とショート箱があります。
この白黒箱のなんといっても素晴らしいのは、新品時のシールの為に紙の帯を貼っているところ。

新品を買ってこの帯を切る瞬間が、男心を揺さぶります(エロ注意)
対して青い箱の時代は上の写真にあるようにキャラメル包みのシュリンクに変わっていきました。

じゃあ、最後にECC82の3兄弟そろい踏みで、今日はお別れしまーす。

PICT3085.jpg




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コメント
病気ではなくビョーキですね。楽しいビョーキ。男のビョーキ。次はコンデンサか抵抗でお願いします。LSTでも良いです(笑)
2014/08/20(水) 15:48 | URL | akahanamizuki #-[ 編集]
イヤです!キッパリi-180

あはは・・・
真空管ですら取り替えて音が変わったよ。と言わない人間が書ける訳無いでしょ。
抵抗やコンデンサで「箱入り」なんてのは滅多にありませんから、話題が無いってものです。
2014/08/21(木) 12:38 | URL | kaorin27 #-[ 編集]
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