お宅訪問記 1
新しいカテゴリーを増やしました。
やろう!ネタ切れだなって思われるでしょうが、はい、その通りです。
で、2週間ほど前にブログの先輩クニタンさん宅へお邪魔したのですが、お伺いすること自体始めてでしたし、遠慮がちなお返事でしたのでKYにならないよう、先週末お邪魔したH氏からスタートします。
Hさんとはもう25年来お付き合い頂いており、オーディオや音楽を語り合う良き同胞です。
ちょっと前に新築された純日本建築の立派なお宅で玄関から

まだ、木の香りが残る階段を上がって(この御宅は殆ど木と紙と石で出来ています)隠れ家へ進みます。

メインのスピーカーはWE753モニター、低域KS12004 高域 WE713A という2Wayで、ほぼ密閉に近いエンクロージャーに入っています。(らしい)

マホガニーのフレンチポリッシュ仕上げで、細かい格子がこちらのお宅の意匠に見事にマッチしています。
こちらがフロントエンド

TD-124+SME3009Protはモノラル盤用です。
今回は、我侭をお願いし(勝手に)私が普段聴いているレコードを一抱え持込み、腰を据えて聴かせてもらいました。
以前から、自分の中でぼんやりとしていたある「考え」に一回ケリを付けたかった為です。
レコードの幾つかはこちら
いずれも我が家での定番中の定番です。
さて、クルト・ワイルの3PO(三文オペラ、写真左)を聴いてから、Hさんにオーディオに「求めているもの」を伺ってみました。
序曲に続き、Jazzの世界でも有名な曲(Mack the Knife)で直ぐにハッキリしました。
結果は思った通りでした。
利発で、明晰なHさんの求めている世界感は彼の人柄そのものです。
ナチの台頭するベルリンの異常な世相を反映したこの奇異な曲は、私の家で聴くといかにも前時代的な薄暗い(不健康な)劇場の中で行われる反体制的なゲイジュツ活動の趣を感じます。
・・・と言うよりは、私が求めているものが音楽を通じて聴こえると言った方が近いかもしれません。
比してHさんの家で響いた音楽はむしろ明るい、綺麗なスタジオで録音されたかの如き透明な空気感を目の前に提示してくれました。歌手の声は気持ち悪いほど生々しいタッチで迫ります。
こちらは居間からサンテラスを望む・・・隠し撮っちゃいましたm(_ _)m
まさに、よく現れていますね。私の部屋は地下洞窟に近いです
結論が後になりましたが、
「オーディオの音は機材が出すのでなく、使う人が何を求めるか」で決まる。
と思っています。
聴かせていただいている間、ずっとこんなことを考えてました。
「きっと、このシステムをそっくり我が家に持ち込んだら、今オイロパで出している音と同じ音になるんだろうなあ」と。
だから、私は機械はなんでもいいんです、縁があったものがたまたま家に来るだけで。Hさんも同じだと思います。
さて、Hさんはもう1台スピーカーを計画しています。
中高域だけ先に到着しており、低域待ちだそうです。

ドイツの古いフィールドユニットを使った3Wayの予定。
さては・・・我が家のようなドロドロの狂人の世界へようこそ! か?
いえいえ
WEよりもっと、明晰な世界にしたいそうです。恐れ入りました、芯はブレませんねえ。機械の音の差より、人間の想いの方がずっと強いってことですね。
その手段はこちら

真空管整流で3段以上のπ型フィルターを持った、定電流電源だそうで、
整流管の出力にCを抱かせただけの我が家とは随分な違いで・・・
いやはや、ディテールにこそ人柄が表れるというのは、全く正しい!
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やろう!ネタ切れだなって思われるでしょうが、はい、その通りです。
で、2週間ほど前にブログの先輩クニタンさん宅へお邪魔したのですが、お伺いすること自体始めてでしたし、遠慮がちなお返事でしたのでKYにならないよう、先週末お邪魔したH氏からスタートします。
Hさんとはもう25年来お付き合い頂いており、オーディオや音楽を語り合う良き同胞です。
ちょっと前に新築された純日本建築の立派なお宅で玄関から

まだ、木の香りが残る階段を上がって(この御宅は殆ど木と紙と石で出来ています)隠れ家へ進みます。

メインのスピーカーはWE753モニター、低域KS12004 高域 WE713A という2Wayで、ほぼ密閉に近いエンクロージャーに入っています。(らしい)

マホガニーのフレンチポリッシュ仕上げで、細かい格子がこちらのお宅の意匠に見事にマッチしています。
こちらがフロントエンド

TD-124+SME3009Protはモノラル盤用です。
今回は、我侭をお願いし(勝手に)私が普段聴いているレコードを一抱え持込み、腰を据えて聴かせてもらいました。
以前から、自分の中でぼんやりとしていたある「考え」に一回ケリを付けたかった為です。
レコードの幾つかはこちら

さて、クルト・ワイルの3PO(三文オペラ、写真左)を聴いてから、Hさんにオーディオに「求めているもの」を伺ってみました。
序曲に続き、Jazzの世界でも有名な曲(Mack the Knife)で直ぐにハッキリしました。
結果は思った通りでした。
利発で、明晰なHさんの求めている世界感は彼の人柄そのものです。
ナチの台頭するベルリンの異常な世相を反映したこの奇異な曲は、私の家で聴くといかにも前時代的な薄暗い(不健康な)劇場の中で行われる反体制的なゲイジュツ活動の趣を感じます。
・・・と言うよりは、私が求めているものが音楽を通じて聴こえると言った方が近いかもしれません。
比してHさんの家で響いた音楽はむしろ明るい、綺麗なスタジオで録音されたかの如き透明な空気感を目の前に提示してくれました。歌手の声は気持ち悪いほど生々しいタッチで迫ります。
こちらは居間からサンテラスを望む・・・隠し撮っちゃいましたm(_ _)m


結論が後になりましたが、
「オーディオの音は機材が出すのでなく、使う人が何を求めるか」で決まる。
と思っています。
聴かせていただいている間、ずっとこんなことを考えてました。
「きっと、このシステムをそっくり我が家に持ち込んだら、今オイロパで出している音と同じ音になるんだろうなあ」と。
だから、私は機械はなんでもいいんです、縁があったものがたまたま家に来るだけで。Hさんも同じだと思います。
さて、Hさんはもう1台スピーカーを計画しています。
中高域だけ先に到着しており、低域待ちだそうです。

ドイツの古いフィールドユニットを使った3Wayの予定。
さては・・・我が家のようなドロドロの狂人の世界へようこそ! か?
いえいえ

WEよりもっと、明晰な世界にしたいそうです。恐れ入りました、芯はブレませんねえ。機械の音の差より、人間の想いの方がずっと強いってことですね。
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真空管整流で3段以上のπ型フィルターを持った、定電流電源だそうで、
整流管の出力にCを抱かせただけの我が家とは随分な違いで・・・
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