Beatles 〜 Pink Floyd も触ったであろう?スピーカー
BeatlesといえばAbbey Road Studioとは切っても切り離せない間柄ですが
この度、昔から大変お世話になった方の紹介でBeatlesとすれ違ったかもしれないスピーカーを入手できました。
そのスピーカーは「Lock Wood社」の製作によりTannoy社のユニットを使用した逸品なのですが、
まずはAbbeyRoad Studioの1960年代後半から70年頃の様子を見てみましょう
スタジオというよりは「調整室」の方ですけれどね。

こちらは1970年ころのスタジオ内の写真です
スピーカーはLockWood社の物ということですがビートルズの時代よりは少し時代が下るようですね
おそらくですが
モニター・ゴールドの入ったモデルでランカスターキャビネットに近い大きさではないでしょうか。
このLockWood社のモニターを使ってビートルズは収録を行っていたのでしょうか?
しかし、歴史はそんなには甘くないようで、LockWood社のモニターは主にクラシックなどの製作に使われていたような記録があるようです。
それでは、POPSのスタジオはどんな感じだったかな?というと


こちらが、1963年というクレジットのある写真で、スピーカーはアメリカ(笑)ALTEC 620+604タイプ(いわゆる銀箱です)のモニターが使われています。
卓は有名なRedd37でしょうか? 素晴らしい存在感です。デッキはやっぱりフェログラフなのかしら?
以前の記事でウィーンのDECCAスタジオでALTEC A-7が使われていたと書きましたが、英国人として自国製品を使うなんて小さな誇りよりもモニターとしての能力優先で選んでいるところに現場人としての矜持が感じられて頼もしいです。
ビートルズのメンバーもこのスタジオを好んでいたようで、銀箱の前で微笑む写真は沢山残っています

表題のPink Floydはどうした!?
と言われるかた、お待たせしました。
想像に過ぎませんが、アーティストの目指す音楽性によっては、Rock PopsであってもLockWoodを使っていたかも知れません、まあ、当然ですよね。最終的な音決めの責任の(少なくとも)半分はアーティスト自身にあるのでしょうから。

ちょっとハニカミぎみにポーズを決めるメンバーの奥にはlockWoodモニターが構えるこの写真のクレジットには
No.1スタジオでのスナップである。とされています。
ただし、No.1スタジオってフルオケが入る巨大スタジオではなかったかと、このクレジットおかしくないかな。
まあ、たまたま空いていた部屋で記念撮影をパチリとか、ライナー用の写真を撮ったなんてことはいくらでもあるでしょうから、LockWoodの前で写真を撮ったからこのスピーカーを使ったなんて想像は幼稚といえば幼稚なんですが、ビートルズがALTECならば俺たちは英国製のを・・・なんてことなら夢があっていいですよね。
こちらが最近まで現役で頑張っていたLockWood社のモニター(Tannoy monitor RED入り)です

少し吊り方が異なりますが
こちらのバージョンのタイプが我が家に運び込まれたのは、桜咲く3月の末のことでした。
つづく
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そのスピーカーは「Lock Wood社」の製作によりTannoy社のユニットを使用した逸品なのですが、
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スピーカーはLockWood社の物ということですがビートルズの時代よりは少し時代が下るようですね
おそらくですが
モニター・ゴールドの入ったモデルでランカスターキャビネットに近い大きさではないでしょうか。
このLockWood社のモニターを使ってビートルズは収録を行っていたのでしょうか?
しかし、歴史はそんなには甘くないようで、LockWood社のモニターは主にクラシックなどの製作に使われていたような記録があるようです。
それでは、POPSのスタジオはどんな感じだったかな?というと


こちらが、1963年というクレジットのある写真で、スピーカーはアメリカ(笑)ALTEC 620+604タイプ(いわゆる銀箱です)のモニターが使われています。
卓は有名なRedd37でしょうか? 素晴らしい存在感です。デッキはやっぱりフェログラフなのかしら?
以前の記事でウィーンのDECCAスタジオでALTEC A-7が使われていたと書きましたが、英国人として自国製品を使うなんて小さな誇りよりもモニターとしての能力優先で選んでいるところに現場人としての矜持が感じられて頼もしいです。
ビートルズのメンバーもこのスタジオを好んでいたようで、銀箱の前で微笑む写真は沢山残っています

表題のPink Floydはどうした!?
と言われるかた、お待たせしました。
想像に過ぎませんが、アーティストの目指す音楽性によっては、Rock PopsであってもLockWoodを使っていたかも知れません、まあ、当然ですよね。最終的な音決めの責任の(少なくとも)半分はアーティスト自身にあるのでしょうから。

ちょっとハニカミぎみにポーズを決めるメンバーの奥にはlockWoodモニターが構えるこの写真のクレジットには
No.1スタジオでのスナップである。とされています。
ただし、No.1スタジオってフルオケが入る巨大スタジオではなかったかと、このクレジットおかしくないかな。
まあ、たまたま空いていた部屋で記念撮影をパチリとか、ライナー用の写真を撮ったなんてことはいくらでもあるでしょうから、LockWoodの前で写真を撮ったからこのスピーカーを使ったなんて想像は幼稚といえば幼稚なんですが、ビートルズがALTECならば俺たちは英国製のを・・・なんてことなら夢があっていいですよね。
こちらが最近まで現役で頑張っていたLockWood社のモニター(Tannoy monitor RED入り)です

少し吊り方が異なりますが
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