クラシック向き? JAZZ向き? 結構じゃないか!!
随分前のことです
遠来の客があってその方が帰宅後、ご自身のSNSにこちらの訪問記を挙げてくださいました
その記事に対し別の方からコメントがあり、その際のやり取りを見て吹き出したことがあります
人の常識とか非常識とは、人間界に実在するのでは無くその人の中だけに固有に存在するのだなと
Common senseはこの世には存在しない、空想上の生き物みたいな物です
簡潔に再現してみましょう
Aさん(来訪した方)のSNSで
長野まで行ってきましたよー、ドイツの古い機械でワグナーやベートーベンを聞きました
Bさん(コメントした方)
すごい装置ですね、いい音でしたか?
Aさん
こちらのお宅はかなり個性的です
当然好き嫌いもありますし、聞く音楽によっては向き不向きがあります。
やはり自分の聞きたい音楽が何かという目的がしっかりしていないと、単純には決められないです。
(ここは原文のまま、Aさんご自身はクラシックをほとんど聞かないし、空間や定位を感じる聞き方をしたことがないのでこの音が良いかどうか?と聞かれても答えられない。ブログ本文を読んでもそんな感想でした)
お断りしておきますが、何方も悪意は無く普段感じているオーディオロジーを語っただけで日常的な会話でしょうね
しかし、読んだら吹き出しちゃいました
個性的・・・つまり独特で類型が少ないという意味ですよね?
何処をおかしく思ったかと言うと、ご自身の訪問記の中で「ワグナーやベートーベンを聞いた」と書いておられます
そんな曲を聴くオーディオ装置であれば、我が家の物ならそこそこ順当な選択であって、突飛な事ではなかろうと思うわけです
つまりレコードを基準に考えればドイツ古典の交響曲やオペラを聴くならKlangfilmは個性派・少数派というよりは選択肢の上位=正統派に来るのでは無いでしょうか
聴く音楽に向き不向きのないオーディオセットは存在するのでしょうか?
もし、そんな物が実在したとして、それは本当に良い音なのでしょうか?
世間はどの様なオーディオセットを何を基準に「正統」と捉えているのでしょうか?

答えは簡単です
「知名度」ですね
雑誌に沢山登場して毎年年末には決まって受賞して、販売店には常に飾ってあり、仲間内でも使っている人が大勢いる
詰まるところB&Wとアキュフェーズを使っていれば日本のオーディオシーンでは正統とみなされるのです
コミュニティからはみ出すことを良しとしない日本らしい世評の作られ方です(この2社に他意はありません、販売実績の雄として例にとったまで)
では、ここからが本題です
オーディオの世界でクラシック向きだのJAZZ向きだのという観念は存在するのでしょうか? するべきでしょうか?
私の考えは「当然存在する」で多くの方と一緒だと思いますが
自分の感覚としては2つの要素を分けて考えるべきだと思っています
1)テクスチュア
これはそのままスピーカーの持っている音のニュアンスです。多くの方の感じ方と大差ないと思います
(アンプはスピーカーとのセットで考慮すべき事なのでここでは考えません)
先日、このブログの準レギュラーとも言える我が家から徒歩数分に住んでいた(注:過去形)「初期盤3万枚男」さんが終活のためその膨大なレコードコレクションを手放して引っ越す事になり、全ては我が家に入りきらないので希少盤だけをお預りして身近な方にお譲りできる事になりました

東京で買おうとすれば4枚で50万円もするでしょうか?
一気に500枚以上来たので我が家はてんてこ舞いです
検盤と称して、ちょっとづつツマミ聞きをして自身だけではまずできない貴重な体験をさせて頂きました
私んちのスピーカーにはクソみたいな音しか出せないクラシックのレコードが沢山ある
ブルーチーム(ブルーシルバーや黒いdecca)は神の如き音がするのに対して、レッドチーム(RCA 赤レーベル)はポンコツにも程がある
もちろんTASリストは言うに及ばず、RCAシャドードドッグのLSC2000盤はレコード世界に燦然と輝く優秀録音盤の金字塔です
しかしながら、我が家のKlangfilm Europaでは大戦の恨みでもあるのでしょうか?情けない音しか出さないのです!
ブログの先頭で描いたAさんのご意見
こちらのお宅はかなり個性的です
当然好き嫌いもありますし、聞く音楽によっては向き不向きがあります。
図らずも、この発言を裏付ける検証をしたのです(もちろん、 Aさんはそんな意図で言われたわけでは無いでしょうが)
両陣営ともクラシック・レコードである事は変わり無いんですけれどね
レコードが制作された時代(ほぼ一緒)地域、人が違うなどモノ作りのストーリーが異なれば、そこで鳴る音も組み合わせるべきとなるスピーカーも異なるのです
JBLだから、TANNOYだから・・・いかに無意味な考え方であるか・・・は明確です
2)人間次第
はまた次の機会に
沢山のブログが集まるサイト「日本ブログ村」に参加しました。
130以上のオーディオブログが参加しています。ぜひご覧下さい。下のバナーがリンク先です。

にほんブログ村
遠来の客があってその方が帰宅後、ご自身のSNSにこちらの訪問記を挙げてくださいました
その記事に対し別の方からコメントがあり、その際のやり取りを見て吹き出したことがあります
人の常識とか非常識とは、人間界に実在するのでは無くその人の中だけに固有に存在するのだなと
Common senseはこの世には存在しない、空想上の生き物みたいな物です
簡潔に再現してみましょう
Aさん(来訪した方)のSNSで
長野まで行ってきましたよー、ドイツの古い機械でワグナーやベートーベンを聞きました
Bさん(コメントした方)
すごい装置ですね、いい音でしたか?
Aさん
こちらのお宅はかなり個性的です
当然好き嫌いもありますし、聞く音楽によっては向き不向きがあります。
やはり自分の聞きたい音楽が何かという目的がしっかりしていないと、単純には決められないです。
(ここは原文のまま、Aさんご自身はクラシックをほとんど聞かないし、空間や定位を感じる聞き方をしたことがないのでこの音が良いかどうか?と聞かれても答えられない。ブログ本文を読んでもそんな感想でした)
お断りしておきますが、何方も悪意は無く普段感じているオーディオロジーを語っただけで日常的な会話でしょうね
しかし、読んだら吹き出しちゃいました
個性的・・・つまり独特で類型が少ないという意味ですよね?
何処をおかしく思ったかと言うと、ご自身の訪問記の中で「ワグナーやベートーベンを聞いた」と書いておられます
そんな曲を聴くオーディオ装置であれば、我が家の物ならそこそこ順当な選択であって、突飛な事ではなかろうと思うわけです
つまりレコードを基準に考えればドイツ古典の交響曲やオペラを聴くならKlangfilmは個性派・少数派というよりは選択肢の上位=正統派に来るのでは無いでしょうか
聴く音楽に向き不向きのないオーディオセットは存在するのでしょうか?
もし、そんな物が実在したとして、それは本当に良い音なのでしょうか?
世間はどの様なオーディオセットを何を基準に「正統」と捉えているのでしょうか?

答えは簡単です
「知名度」ですね
雑誌に沢山登場して毎年年末には決まって受賞して、販売店には常に飾ってあり、仲間内でも使っている人が大勢いる
詰まるところB&Wとアキュフェーズを使っていれば日本のオーディオシーンでは正統とみなされるのです
コミュニティからはみ出すことを良しとしない日本らしい世評の作られ方です(この2社に他意はありません、販売実績の雄として例にとったまで)
では、ここからが本題です
オーディオの世界でクラシック向きだのJAZZ向きだのという観念は存在するのでしょうか? するべきでしょうか?
私の考えは「当然存在する」で多くの方と一緒だと思いますが
自分の感覚としては2つの要素を分けて考えるべきだと思っています
1)テクスチュア
これはそのままスピーカーの持っている音のニュアンスです。多くの方の感じ方と大差ないと思います
(アンプはスピーカーとのセットで考慮すべき事なのでここでは考えません)
先日、このブログの準レギュラーとも言える我が家から徒歩数分に住んでいた(注:過去形)「初期盤3万枚男」さんが終活のためその膨大なレコードコレクションを手放して引っ越す事になり、全ては我が家に入りきらないので希少盤だけをお預りして身近な方にお譲りできる事になりました

東京で買おうとすれば4枚で50万円もするでしょうか?
一気に500枚以上来たので我が家はてんてこ舞いです
検盤と称して、ちょっとづつツマミ聞きをして自身だけではまずできない貴重な体験をさせて頂きました
私んちのスピーカーにはクソみたいな音しか出せないクラシックのレコードが沢山ある
ブルーチーム(ブルーシルバーや黒いdecca)は神の如き音がするのに対して、レッドチーム(RCA 赤レーベル)はポンコツにも程がある
もちろんTASリストは言うに及ばず、RCAシャドードドッグのLSC2000盤はレコード世界に燦然と輝く優秀録音盤の金字塔です
しかしながら、我が家のKlangfilm Europaでは大戦の恨みでもあるのでしょうか?情けない音しか出さないのです!
ブログの先頭で描いたAさんのご意見
こちらのお宅はかなり個性的です
当然好き嫌いもありますし、聞く音楽によっては向き不向きがあります。
図らずも、この発言を裏付ける検証をしたのです(もちろん、 Aさんはそんな意図で言われたわけでは無いでしょうが)
両陣営ともクラシック・レコードである事は変わり無いんですけれどね
レコードが制作された時代(ほぼ一緒)地域、人が違うなどモノ作りのストーリーが異なれば、そこで鳴る音も組み合わせるべきとなるスピーカーも異なるのです
JBLだから、TANNOYだから・・・いかに無意味な考え方であるか・・・は明確です
2)人間次第
はまた次の機会に
沢山のブログが集まるサイト「日本ブログ村」に参加しました。
130以上のオーディオブログが参加しています。ぜひご覧下さい。下のバナーがリンク先です。

にほんブログ村
スポンサーサイト
コメント
コメントの投稿
トラックバック
http://kaorin27.blog67.fc2.com/tb.php/537-8d6505ed
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)