空より広く、海より深し
JAZZを聞いている方と話をすると、クラシックには簡単に手を出し難い。と考えている方が存外多い様に感じます
その理由の多くが「ジャンルや曲数が多過ぎて、どこから手をつけて良いか分からない」だそうだ(あくまで自分調べ)
まあ、クラシック・オンリーの自分からしても今からJAZZの大海に乗り出すには「ちと荷が重い」と同じ様に捉えている
しかし、上記の様に話してくださる方は、実はとても信用のおける人だ
ご自身がどれ程の時間と経済と労力と想いをJAZZにぶつけて来たかを身に染みているからこそ
これまでJAZZに燃やして来た情熱と同じだけの熱量をこの歳になって改めてクラシックに傾けることが出来るのか?
やり切った人間だけが知る「自分史の重み」を分かっているからこそ「荷が重い」のだ。 全くご同慶の至りである
対して
「俺は自分が気に入った物はなんでも聴くよ。音楽にジャンルは関係ないでしょ、共通言語だよ」
と、おっしゃる方とは音楽を語り合う事は無いだろうなあ。と反射的に思ってしまう
・・・本当は分かりませんよ、私みたいな半端者は子供扱いする様な強者かも知れませんが
まあ、そんな達人は目があった途端に分かりますよね、言葉を交わさなくとも
剣客同士の斬り合いなら間合いに入っただけで勝敗が分かるそうですから、世の中万事同じ事でしょう
もしも・・・途方もない仮定の話ですが
貴方がラジオ番組を作る人で、毎週・・そうですね火曜の23:00から30分間の番組を持って
「青少年のためのクラシック音楽入門」と銘打つレギュラー番組の編成を担当したとしましょう
四半期のクールで12週分あります (人気があれば継続もありwww)
貴方はどんな曲を選曲しますか?
提供はユニバーサルミュージック・ジャパンですからクラシックのCDの販売促進に貢献しないといけません
このお題は
これからクラシックを聴こうとしているオーディオ好きのお仲間にどんなCDを紹介するか?と、同じです
責任重大ですね
ドップリと漬け込む為には紹介する側の手腕が問われます
このブログを読んでいただいている方も、自身のプログラムを想像して放送回順にラインナップして見て下さい
私は何度もシミュレーションしますが、中々大変な作業です

こちらは「管弦楽入門」です
さて今回の記事で、こんな事を言い出したのには「元ネタ」がありまして
さるオーディオ関係者の方のHPで「これからクラシックを聴きたい人へ」と言うページがあり、総数600曲になんなんとする長編で、まるで「レコード芸術誌 別冊 世紀の名曲決定版」の様な力作でした
一例を転記すると
シューベルト、フランツ(1797・1・31~1828・11・19)オーストリアの作曲家。
交響曲 第5番 変ロ長調。
交響曲 第8番 「未完成」 (7番と呼ぶ事もあります)
交響曲 第9番 ハ長調「ザ・グレート」(この曲も、7番、8番と呼ぶ事があります)
管弦楽曲 「ロザムンデ」 作品26
ピアノ五重奏曲 ハ長調 「ます」
「軍隊行進曲」 作品51 (4手用のピアノ曲。全3曲の内、特に1番が有名で、オーケストラ編曲もされ、しばしば演奏されます)。
弦楽四重奏曲 第14番 ニ短調 「死と乙女」 ほか
歌曲:歌曲集に ●「美しい水車屋の娘」●「冬の旅」(5・菩提樹、11・春の夢、24・辻音楽師)●「白鳥の歌」(4・セレナード、12・海辺で、14・鳩の便り)
歌曲に ●「野ばら」●「魔王」●「さすらい人」●「死と乙女」●「音楽に寄す」●「ます」●「アヴェ・マリア」●「セレナード」(聞け、聞け、ひばりを)など
これを、初心者が聴きおうせるでしょうか?
私だって、何年も聴いてないのもあるし「ます」なんて最後まで通しで聴いた事は一度もないかもしれません
別項のブルックナーに至っては「交響曲 全曲」なんてのもあります
こんな勧められ方をしたら、今の自分でもお腹一杯で消化不良になってしまいますね
お勧めする側は
まず、クラシックへの敷居がなぜ高いのかを知らなければいけません
時間が長い これに尽きます
だから、「クラシック音楽入門」の番組は30分が良いんです
今日はここまでです
次回、ちょっとだけ私の番組を発表したいと思います
是非皆さんもプログラムを考えて見て下さいね
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その理由の多くが「ジャンルや曲数が多過ぎて、どこから手をつけて良いか分からない」だそうだ(あくまで自分調べ)
まあ、クラシック・オンリーの自分からしても今からJAZZの大海に乗り出すには「ちと荷が重い」と同じ様に捉えている
しかし、上記の様に話してくださる方は、実はとても信用のおける人だ
ご自身がどれ程の時間と経済と労力と想いをJAZZにぶつけて来たかを身に染みているからこそ
これまでJAZZに燃やして来た情熱と同じだけの熱量をこの歳になって改めてクラシックに傾けることが出来るのか?
やり切った人間だけが知る「自分史の重み」を分かっているからこそ「荷が重い」のだ。 全くご同慶の至りである
対して
「俺は自分が気に入った物はなんでも聴くよ。音楽にジャンルは関係ないでしょ、共通言語だよ」
と、おっしゃる方とは音楽を語り合う事は無いだろうなあ。と反射的に思ってしまう
・・・本当は分かりませんよ、私みたいな半端者は子供扱いする様な強者かも知れませんが
まあ、そんな達人は目があった途端に分かりますよね、言葉を交わさなくとも
剣客同士の斬り合いなら間合いに入っただけで勝敗が分かるそうですから、世の中万事同じ事でしょう
もしも・・・途方もない仮定の話ですが
貴方がラジオ番組を作る人で、毎週・・そうですね火曜の23:00から30分間の番組を持って
「青少年のためのクラシック音楽入門」と銘打つレギュラー番組の編成を担当したとしましょう
四半期のクールで12週分あります (人気があれば継続もありwww)
貴方はどんな曲を選曲しますか?
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責任重大ですね
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さて今回の記事で、こんな事を言い出したのには「元ネタ」がありまして
さるオーディオ関係者の方のHPで「これからクラシックを聴きたい人へ」と言うページがあり、総数600曲になんなんとする長編で、まるで「レコード芸術誌 別冊 世紀の名曲決定版」の様な力作でした
一例を転記すると
シューベルト、フランツ(1797・1・31~1828・11・19)オーストリアの作曲家。
交響曲 第5番 変ロ長調。
交響曲 第8番 「未完成」 (7番と呼ぶ事もあります)
交響曲 第9番 ハ長調「ザ・グレート」(この曲も、7番、8番と呼ぶ事があります)
管弦楽曲 「ロザムンデ」 作品26
ピアノ五重奏曲 ハ長調 「ます」
「軍隊行進曲」 作品51 (4手用のピアノ曲。全3曲の内、特に1番が有名で、オーケストラ編曲もされ、しばしば演奏されます)。
弦楽四重奏曲 第14番 ニ短調 「死と乙女」 ほか
歌曲:歌曲集に ●「美しい水車屋の娘」●「冬の旅」(5・菩提樹、11・春の夢、24・辻音楽師)●「白鳥の歌」(4・セレナード、12・海辺で、14・鳩の便り)
歌曲に ●「野ばら」●「魔王」●「さすらい人」●「死と乙女」●「音楽に寄す」●「ます」●「アヴェ・マリア」●「セレナード」(聞け、聞け、ひばりを)など
これを、初心者が聴きおうせるでしょうか?
私だって、何年も聴いてないのもあるし「ます」なんて最後まで通しで聴いた事は一度もないかもしれません
別項のブルックナーに至っては「交響曲 全曲」なんてのもあります
こんな勧められ方をしたら、今の自分でもお腹一杯で消化不良になってしまいますね
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まず、クラシックへの敷居がなぜ高いのかを知らなければいけません
時間が長い これに尽きます
だから、「クラシック音楽入門」の番組は30分が良いんです
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