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こんなのを使っています(ステレオカートリッジ編)~その1

前回のモノラル編に引き続き今日はステレオカートリッジをご紹介します。
こちらも、レコードのプレス時期に合わせています。同じ針ばかり使うと長持ちしないかという、貧乏思考でもあるわけです。
最新のプレスと80年代以降はEMTのTSD-15です。

丸針(15μm):最近は出番が少なくなりました。SFL針に比べて重心が低く、且つ力の乗ったプレイバックが魅力と思います。

SFL針(6μm):TSD-15という型名のままですが、先端の半径は6μmだそうです。本来は最近のプレスのプレイバック用にと求めたものですが、空間感の再現に優れ、場のナマナマしさの表現が気に入り使用する時間が増えています。丸針に比べると若干低弦の重みに欠ける憾みはありますが、チェロバスの音階の判り易さ、ボウが当たった時の割れるようなノイズの表現(気持ちいいですよね)がお気に入りの理由です。

Neumann DST-62 17μm前後 針圧は4gで使用。
今から20余年前に、2回のボーナスを叩いて購入しました。当時は930と929アームで使っていましたが私の好きな言葉「オーディオに出来ること」の限界を破った品です。
SXL-6700番前後はこれしかない!との思いは20年間些かも揺らぐことがありません。
また、カンチレバーレス、ダンパーレスの為か大変に長寿です。時々高倍率ルーペで針先を確認しますが・・・これは削れる訳がない。針の寿命が来ても宝石として転用できるんじゃないだろうか?
DSC00429.jpg


Neumann DST-62a 針圧は4gで使用。
古のLPカッター製造業者Neumannは独立したLP再生専用プレーヤーを作り、そこには通常の物から選別された「DST-62a」なるカートリッジを用意せり・・・ものの本にはこういう記述が見られます。
さて、<a>とは何ぞや。
これは昨年年末に購入した62ですが、シェルの根元に<a>の文字が彫られています。
もしや、もしや・・・見た目は普通のDSTですし、元箱はシリアル揃いですが特段<a>の記載はありません。真実はまだ霧の中。
詳しい方が見えましたら、是非詳細をご教授下さい。
DSC00428.jpg

続きは次回ということで

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