fc2ブログ

「音楽 x 音」であってこそ良い音と感じるのだ

同好の士のお宅へお邪魔して、かかっているCDやレコードのジャケット写真を撮らせてもらったり、こっそりと撮ってきた事があるでしょう?

逆に、自宅でお客さんが自分のレコードの写真を撮っていらっしゃるのは「気に入って貰えたんだな」と得心した事もあるでしょう

写真を撮ると言うのは、少なからず感じ入って「自分でもこのディスクを買って聴いてみようかしら」との興味が示された証ですからねえ・・・してやったり!ってなもんですよ
自分も欲しいと思えるのは、音楽の内容は当然ですが鳴っている音が心の琴線に触れたからに他なりません、オーディオマニアならば「こんな良い音するなら、俺もひとつ・・・」と恋慕の気持ちになっても罪はありません



と言うわけで、ここのところ聴いて良かったなーと思うディスクを上げていきますが、特段最近買ったとか23年度ベスト何ちゃらでは有りません
演奏評論するつもりも無いし、優秀録音なんて口が裂けても言えません。むしろ一般論では「悪い音」の範疇のが多いので悪しからず


このレコードが訪問先で上手いこと鳴らされたら絶対写真に撮って自分も買うぞ!ってのが判断基準です


_DSF2346_convert_20240229014122.jpg

左 ブランデンブルグ   プチバンド  クイケン
右 オーケストラル・スィート  同

中学生の頃、K・リヒター盤を聞いてから私はずっと自分の中の完全なる「ブランデンブルグ」を探し続けて来ました
バウムガルトナー、世界一の録音と信じてやまないDiscophiles Francaisのリステンパルト、アーノンクールなどを経て近年はレオンハルトをよく聴いていましたが、ついに「自分が指揮者ならこう振りたい」と思える演奏に出会いました。

特に第二番のバロック・トランペットの響きは人類の持つバッハ演奏のブレイクスルーだと感じました。
21世期に入ってからの録音は爽やかで清潔感がありクイケンの目指した表現の背景にマッチしています。

我が家ではLowther TP-1一択ですね。Klangfilmでは実際より大人数に聞こえて立派すぎて返って興醒めです。この録音のストーリーにはLowtherがピッタリなのです

続けてリリースされた「管弦楽組曲」は曲調もあり演奏の印象は大人しいので決定盤!とまでは言えません。また次なる衝撃的な出会いに期待して旅を続けましょう


_DSF2349_convert_20240229014158.jpg

右 L コーガン  Archives in France
左 J マルツィ  1976 Zurich Live

写真右はL・コーガンのフランス放送協会に保存されていたテープをCD化した物です
このCDはかなり以前に購入していたのですが、ヴァイオリンの音がキツく切り裂くようで豊かな響きが感じられない録音でした・・・と感じた。と、思い込んでいたし、実際に多くの再生装置ではそう聞こえるでしょう


我が家にDecca Stereo Decolaが登場し長い整備の時間の後、実はあまり期待せずにかけて、それまでのしょーもない自己評価を吹き飛ばす内容の良さにビックリしました
Decolaの帯域の狭さとか描写の良い意味でいい加減さによってピーキーな高音が豊かな弦の響きに昇華したのです

一聴しただけで本気で向き合わず「良い音がしない=録音が悪い」と責任転嫁をして愚かにも売ってしまっていたらこの神品の如き演奏を永遠に手放していたのです
メロディア時代の高い緊張感に対して、パリの空気を反映してでしょうか伸びやかな情感ある演奏に聞こえます



そんな経験もあって往時の放送録音はあまり買わずにいたのですが、コーガン盤の成功に背中を押され求めたCDの中に飛び切りの1枚が有りました

ヨアンナ・マルツィ晩年のライヴ

バルトーク、モーツァルト、シューベルト 共に、ライブならでは隅々まで熱い血が通っており、まるでダンスを踊る様な演奏です。ああ、一生に一度でもこんな演奏会に出会えたらなあと極東の島国のさらに田舎街から思うところで有ります

1950−60年頃の欧州では多くの都市で毎夜キラ星の如く輝く巨人たちによって数多の演奏会が行われ時折に驚愕の名演が生まれたと伝え聞く由、少しでもその様な機会に触れる事を求め今夜も私はオーディオに灯を灯すのです









沢山のブログが集まるサイト「日本ブログ村」に参加しました。
130以上のオーディオブログが参加しています。ぜひご覧下さい。下のバナーがリンク先です。
にほんブログ村 PC家電ブログ ピュアオーディオへ
にほんブログ村









スポンサーサイト





コメント
コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
http://kaorin27.blog67.fc2.com/tb.php/624-e1cdebbe
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)