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fo.Q ってすごいね

横浜市青葉区に大変お世話になったオーディオ屋さんがあります。
ある日、fo.Qの試作品を頂きました。当時はヘッドフォンにペタっと貼って、おお、感じが変わるなあと感心していました。

EMT-927をインシュレーターに乗せる時、金属同士の擦り合わせは悪かろうと思い、何か挟むものはないかと探していてfo.Qのことを思い出しました。
ヨドバシの売り場を覗くと、新商品と入れ替えの為特価!!とあるじゃありませんか。
これはと在庫のA4サイズ4枚分を買い占めました。
DSC02087.jpg
整振効果によって、さぞかし静かで正確な音が出るだろうと期待は膨らみます。
幅1cmほどに切り分け、インシュレーターの縁に沿ってぐるりと貼り付け、927を乗せていざ音出しです。

なんじゃこりゃー
微少信号ががっぽり無くなっていますし、低域まで淋しくなってしまった。
結局、シナのツキ板を敷いて一件落着しましたが、fo.Qの効果にはビックリしました。
説明書きには「使いすぎに注意」とあります。それにしても・・・


我が家のバフル板は片持ち支持の補強なしです。
もしかして、補強したらスッキリするかと考えて、使わなかった件のfo.Qを4枚バフルの隅に張ってみました。
まあ、殆ど変化なし。バフルの面積が大きいからプレーヤーの様には行かないなと思いそのままにしていました。

さて、今回の改修でAD-1アンプはかなり筋肉質になったようです。
そこで、思い出したのが貼っておいたfo.Qのことです。余韻成分を期待して取り外しにかかりました。
そこで、2度目のビックリ。

全然違うじゃないかー! 
外して改めて分かるfo.Qの効きの凄さでした。


先週書店に立ち寄った時に見つけた本がこちら
DSC02088.jpg

「音づくりの新常識」 福田雅光氏著 音楽の友社刊

電源コードやコンセントなど最新のチューンナップ手法が記されています。
私はこんなですから、この手の情報には疎い方ですが、多くの項目は何らかの経験があることでした。一つひとつ確認しながら上手く応用できれば音質の向上につながろうかと思います。ただし・・・
読後感は「ここに書いてある通りどーんと全部実施したらえらいことになりそうだな」ってことでした。

オーディオは途方も無い数の要素を含むバランスの上で成り立っているものだから、携わる者として一番大切なことはバランス感覚に他ならないと思っています。
ある一箇所が変わると、別の場所の評価が善にも悪にも変わるということです。

個々のインシュレーターなり、コードなり、アンプなりの部分品が固有の音の特徴を持っていたり、増して優劣があるとは考えていません。
何よりも、何処かを変更したら音を評価するまで短くて2,3ヶ月は見守らないといけませんし、その頃には前の音なんて正確に覚えている訳がありませんから比較自体が意味を成しません。

それら多くの要素が複合して作用しその時に唯一つの音を「スピーカー」が放出しているだけです。


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