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Klangfilmスピーカーとバフル

プレーンバフルといえば本邦ではEurodynの代名詞のようなものですが、他のKlangfilmのスピーカーや米国ではWE等にも盛んに使用されておりました。WEでは低域ユニットに使うフロントホーンもバフルに種別されていたようです。
バフルに関しては今でも一部の好事家の間で根強く好まれているようで、ネットの掲示板でも盛んに議論されているようです。

私は高校生の頃に購入した鉄火面コンビネーションで始めてバフルを使って以来、かれこれ30年もこの方式と戯れて来たことになります。
その間に、バフルに対する考え方が少し変わってきましたので回数を分けてお話してまいりたいと思います。

まず、バフルとは何をするものぞ?ですが、
日本のオーディオ界では、裸のままのスピーカーユニット(此処ではウーハーと置き換えて頂いてもかまいません)では低音の減衰が早いので何らかの形で低域特性をフラットに近づける手段。の一つとして捉えておられるのが通例ではないでしょうか。
密閉やバスレフ、ホーン付きの箱に入れる代わりにバフルに付けて使おう、と。
そして、ハコ鳴りがしないからヌケの良い低音が出るはずだ。なんてね。

バフルの面積は大きい程低い周波数まで伸びる、但し、板鳴きをするからバフル板は厳重に補強して、可能な限り強く、重く、そして大きく作るべきだ。出来たら金属の板でバフル板を作ってみたいものだ。
澄んだ良い音になるだろうなあ。と、この辺りがお望みのイメージでしょうか。

私も以前はこのように考えており、2台目のEurodynを入手した際にいよいよ憧れの2mx2mバフルでEurodynの全てを聴いてやるぞ!と、勇んで導入しました。(その時の苦い経験はこちら
そして、見事に敗北を喫しました。
DCP_0156_convert_20090716173622.jpg後付の補強桟が痛々しい。この後、更に補強を重ねましたが・・・


さて、今日は項目だけになりそうですが、できるだけ頑張ります。

現時点で私の考えるバフルとは何か?です。

①和英辞典によると、バフルは「仕切り(板)」という意味だそうです。
ユニットの前後に放出された、主に低音が干渉し合わない様に仕切りを入れるということでしょう。

②バフルによってユニットの低域特性は向上するのか?
背面の音を利用するバスレフや、制動をかけるバネの役目を持つ密閉と違って、ただの仕切り板は積極的には低域を増強してくれませんね。
言うなれば、音の打消しを解消することにより、前面に放出する音だけにして聴き易くしてくれるのが板の働きです。
むしろ、ユニットの出している音を増強することなくそのまま聴けることが利点でしょう。

当たり前のことで笑われちゃいそうです。しかし、この2点に気付いただけで、私のバフル人生は見事に復活を遂げました。
で、失敗した原因は以下の点だったのです。

 ◇補強を必要とする時点でやばい。バフル(仕切り板)ではなく、振動板になってしまっていた。
  2mx2mのでっかい音源はチェロバス域の定位が存在しない。(分解せず、方向性が無い)

{これからバフルでもやってみようかと思っている人への付録}
バフルは、裸で使っても小音量なら低域不足を感じない程の能力をユニットに要求する。
  近所の喫茶店でJansenのハカマ付き18インチを裸で鳴らしていい音出してます。あれならOK!

では、次回以降具体的にどうなっているかをご紹介します。
・・・・すごくたいしたこと無いかも知れません。期待しないで待っていてください。


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コメント
はじめまして。
私も小型ながら、ドイツビンテージユニットで自作スピーカーを作って遊んでいます。大変すばらしい着眼点だと感激しました。早速小型システムで実験してみようと思いましたが、マグネット部分を鉄材で固定した場合、ステーが帯磁して磁束が変化してしまわないかと素朴な疑問を持ちました。
2010/12/24(金) 09:41 | URL | TT #edA5c08M[ 編集]
TT様、 はじめまして。
ご連絡ありがとうございます。

お褒め頂き恐縮ですが、Klangfilmの造った現物をただただ取り上げているだけで、私自身は何も着眼を致しておりません故、お恥ずかしい限りです。

ご指摘の点、永久磁石の近傍に鉄板があるとどの様な影響があるのか、浅学の私には見当もつきません。
しかしながら、当方が所有していました永久磁石のオイロダインは、ウーハーも中高音ドライバーも鉄板のフレームに固定され何食わぬ顔をして働いてくれておりました。

一つの見方として内磁型というのでしょうか、磁石の力が外へ漏れない構造だった為に、ご指摘のような心配をせずに組み上げられていたのかも知れません。鉄板にカッチリと貼り付いてはいなかったのでその可能性はあります。

現用のフィールドのオイローパやオイロダインも励磁電源投入によってくっ付いたりはしないようです。
2010/12/25(土) 03:19 | URL | kaorin27 #-[ 編集]
今まで誰もそのことに気づかなかったと思います。と申しますのも、ビンテージユニットをいろいろ手に入れてみると、60年代のユニットでも、状態のいいものは、取り付け穴部分に純正のゴムブッシュが付いています。しかもセンターのビス部分には金属のパイプが挿入されており、そこからは「バッフルに固定はしたいけれども振動は伝えたくない」という意図がかいま見られます。スピーカーはフレーム構造で考えるのがいいかもしれませんね。
2010/12/25(土) 13:59 | URL | TT #edA5c08M[ 編集]
そうですね、
振動を遮断したいという意図と、フレームの後退=コーン紙が正しく動かない、ことを嫌っているのと2通りの考え方で色々なアプローチがなされているようです。

近年ですと、富士通の作っている卵型(すみません、名称型名不明です)のスピーカーがキャビネットとは分離されて、内部構造に固定されているようです。
2010/12/27(月) 02:34 | URL | kaorin27 #-[ 編集]
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